バリ島一周自転車ツーリング13日目 ブラタン湖からバトゥール湖へ未舗装を大移動 長男再び行方不明に!

ブラタン湖畔2泊目の宿は、卵も注文で焼いてくれるビュッフェだった。
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今日はブラタン湖を後にし、東のバトゥール山のカルデラ湖まで大移動する。
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ここから目の前に広がる火山の裾野を東に向かう。

結構谷が深く侵食されており、
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下っては登り返す。
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途中の集落は、車は通らない前提になっている(笑)
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一般車が走行するのは難しい、四駆のトラックなどが、たまにゆさゆさと左右に揺れながら通って行く。
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沿線にはフルーツがたわわに実っている。
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舗装道路が再開した途中の集落で、道路を封鎖してお祭りをやっている。
山車を引いて、村人総出で、鐘や太鼓をにぎやかに打ち鳴らしている。
その山車の通過を村人が、道路沿いのいたるところで待ってる。
日本でいう祇園祭のよう。
しかし、よく見ると祭りではなくて、お葬式だった。
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しかし山車を引きながら、鐘をチャンカチャンカするところはどう見ても日本の祇園祭。
関係ありそう。

こんな谷をいくつも下っては登った。
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橋がかかっていたのは、ここの一ヶ所のみ。
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今日もスコールに見舞われる。
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牛のお堂?を借りてやり過ごす。

雨が小降りになると、パトカーがサイレンをならして通過するので、事故かなと思っていたら、先程のお葬式の行列がトラックなどにいくつも分乗し、多数のバイク集団に伴走され、みながクラクションをならしながら通過していった。

雲間が切れて出発。

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スコール後のジャングル(笑)
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このあたりはみかんの産地のようだ。
今日のフルーツブレイクはみかん。
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未舗装を何時間も走ったせいか、長男の後ろタイヤの空気が抜ける。
入れても入れても抜けるので、バイク屋でチューブ交換。

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ところが1時間もしないうちにパシューと同じタイヤの空気が抜けてしまった。
しかたがないので歩く。

このあたりからはバトゥール山への登りで、ずっと押して歩く。
もう山登りに来たのか!というくらい押して歩く。

ようやくバトゥール山の勇姿が見えた。

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ところがこの後少々下ったところで道を違えたことに気づいた。
ちょうどバイク屋に今日2回目のパンク修理を依頼したが、チューブがないので、キンターマーニの方へ行けという。

それが本来の正しいルートであり、Googleマップもそちらのルートを示していた。

キンターマーニまで6kmだと指で教えてくれた。日没までもう2時間くらいにせまっていた。歩いてもなんとか間に合いそうだった。

ところが長男はここまで降りてきたから、このまままっすぐ下ってバトゥール湖沿いのルートを行った方が絶対に近いと主張する。

私は、ルートミスに気づいたら面倒でも、正しいルートに戻ることは鉄則であること、
キンターマーニ方面の方が主要道であり、途中バイク屋が見つかる可能性が高いことなどを説明したが意見を変えない。

私も自分の判断を大切にするが、たとえ息子であっても、意見が違えば彼の意見も大切にする。私だって初めての場所であり、実際には何も知らない。
もしかしたら、彼の判断が正しい可能性もある。

でも私自身は完全にミスジャッジと判断していることに付き合う気にはなれないので、パンク修理と予備のお金を渡して「宿で会おう」とそこからは別ルートでバトゥール湖沿いの宿に向かうことになった。

私は自転車を押して、元来た道を登り返した。
本ルートに戻ると、それまではパンクしている長男につきあって押して歩いていたが、久しぶりに自転車に乗る。

沿道沿いにバイク屋は何軒もあった。

一旦本ルートにでると、13kmほどずっと下りで、ほとんどこぐことなくバトゥール湖沿いの宿に着くことができた。
ちょうど日暮れ時だった。

どう考えてもやはり、私のとったルートの方が正解だが、後は長男がいったいどのくらい遅れて到着するかだ。

ここのレストラン今日は夜8時で営業を終えるというので、仕方がないのでシャワーを浴びて洗濯物を干し、先に食べてしまう。

結局午前0時になっても長男が宿に到着することはなかった。

バトゥール山麓のどこかにいることは間違いないが、連絡もない。

自転車を部屋の前に移動し、外灯をつけて、もし夜中に到着しても気づきやすくしておき、携帯を手元に置いて先に寝た。

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