第60回菊池寛賞受賞【医師に殺されない47の心得】「病院に行く前に必ず読んでください。」110万部突破

慶応大学医学部教授だった近藤誠さんが書いた【医師に殺されない47の心得】「病院に行く前に必ず読んでください。」が第60回菊池寛賞を受賞し、110万部を突破したそう。

がん検診もワクチンも、全ては医者のカネ儲けの手段である」あのベストセラーから5年。近藤誠の警告(2017年5月31)という記事があった。

以下はその抜粋。

・「がん検診で早期発見が大事だと思ってる方、それは錯覚・誤解です」「ワクチンも不要です。例えばインフルエンザのワクチンはまったく必要ない」

・人間ドックや職場健診でがんが見つかって、手術や抗がん剤治療を受ける人が多いわけですが、結果的に命を縮めている。高血圧、高脂血症、糖尿病なども、健診で数値が高いと言われて不必要なクスリを飲まされて命を縮めている。

・精神病も単に人間関係で悩んで病院に行くと『あなた鬱傾向がありますね』と診断されクスリを出される。それを飲み続けていくと、やがてクスリの副作用で本格的な鬱になり、最後は『双極性障害です』『統合失調症ですね』となってしまう。

・こうした現代医療の欠陥は、医療がビジネスになったことに原因があるというのが僕の持論です。ビジネスと考えれば、患者というユーザーを増やし、手術やクスリという商品を消費してもらうことを目指すのは当然ですから。商売をするのは自由ですが、それによって患者さんが命を縮めることは見過ごせない。

・特に抗がん剤は、僕の本を読んでその無意味さを知り、拒む人が相当増えている。患者さんの3割が抗がん剤治療を拒否するようになった。

・緩和ケアのお医者さんは、患者さんが抗がん剤を拒みやすくなった、とてもよかった、と言っていました。担当医に強引にすすめられた時に僕の本を見せて『こう書いてある』と言えば医者が黙るらしい。

・緩和ケアの分野で活躍する医師の中には、がん治療を専門としていた人が少なくありません。現場で様々な経験をする内に、医学部で教わったことと現実の違いに気づいて悩み、メスや抗がん剤を捨てて緩和ケアに鞍替えする。

・生活習慣病も同じで、例えば最高血圧の基準は長い間160mmでしたが2008年のメタボ健診では130mmに引き下げられた。50過ぎれば上が130mmというのはごく普通ですから、多くの人が高血圧患者にされ、治療されることになった。すると血圧は下がるかもしれないけど、早死にするリスクが高くなることは世界中の大規模追跡調査で証明されている。検診の数値など気にする必要などありません

・ほぼすべてのワクチンも必要ありません。高齢者に打たせている肺炎球菌ワクチンなどその典型。・・・元気な高齢者にもワクチンをすすめることにした。どう考えてもおかしいでしょう。それでも制度化されたことで、毎年100億円というお金が製薬会社に入っている。それは皆さんが払った税金ですよ。

・2009年にパンデミックになるぞ、危険だぞとしてWHOが最高の警戒レベルにしたのを覚えていませんか。確かに新型でしたが、インフルエンザの症状は従来のよりも弱かったんです。WHOも今は製薬会社の寄付金で成り立っているわけで、だれのために働いているかは想像すればわかるでしょう。

・(熱が出ると)解熱剤を飲んでしまう人が多いけど、それが間違い。熱はウイルスを殺すために白血球が一生懸命闘っているから出るんですよ。それなのに熱を下げるのは、白血球の力を弱めているわけで、熱が下がっている間にウイルスが増殖するため、結果的に症状が長引くだけです。

私もその通りだと思います。

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