息子が話をしなくなり、食事をしなくなり、何かに追い詰められ「こんな世の中最悪」と書いています。自殺の可能性が高いと言われました。

ご相談のメールをいただきました。

「母子家庭で、娘と3人暮らしなのですが、息子が年明け位から全く話しをしなくなり、私が作った食事も食べなくなり、部屋を閉め切ったり、家の中を滅茶苦茶にしたり何かに追い詰められている様です。
 さっきカレンダーをゴミ箱に捨ててあるのに気付き、ラインのホーム画面に、こんな世の中最悪と書いてあるのに気がつきました。
 友達に相談したら、カレンダーを捨てるのは自殺の可能性が高いと言われました。」( 2016年6月8日 22:14)

息子さんは、今の状況に行き詰っておられるわけです。
別の可能性を見せてあげればいいですよ。
人には無限の可能性がありますからね。

私も思春期の頃は、激しい競争社会でしたからね。この厳しい競争社会に生き残れず、社会にはじき出されたらどうしようかなと、ふと考えたことがあります。

私は自殺はする気はありませんでした。

ノストラダムスの予言が当たって世界が終わっても、最後のひとりになっても世界の終わりを見届けるため、ヨットに乗って世界中に誰か生き残っている人がいないか旅して回るつもりでしたからね。(笑)

まぁそれはさておき、私は日本の社会に弾き飛ばされたら、南の島に行って、釣りをしながらバナナでも食べてのんびり暮そうと思っていました。

本当ですよ!(今でも結構そういうところがあります。(笑))

もう何年も前ですが、私の教え子が自殺をはかりました。

IT関係の仕事に就いていたのですが、仕事に追われ追い詰められ、ノイローゼのようになって、自殺をはかってしまったのです。それしか見えなくなっていたのです。

幸い命は助かり、もう何年かぶりにあって、夜ゆっくり話をしました。

その時、この南の島の話をしたんですよ。

そしたら彼は、「そんなことは考えもしなかったです。」

「もし、その時そういうことを考える余裕があれば自殺しようとはしなかったかもしれません。」とぽつりと言ったのです。

今は別ののんびりした仕事に変わり、元気にやっています。

何て言いますかね。

今、自分が見ている世界が、世界のすべてではないんですよ。

ふと、視点を変えるだけで別の世界が広がっています。

その可能性を認識するだけで、死のうとは思わなくなります。

南の島でバナナ食べてのんびり暮すのも悪くないですよ。(笑)

私の知っている女性で本当にバリ島に行ってしまった人がいるんです!

でも、そういう生き方ってぜんぜんありなんですよ!

素晴らしいです。

年金の問題も消費税の問題も、1000兆円を超える国の借金の問題もぜんぜん関係ないんです。(笑)

息子さんの認識はある意味正しいですよ。

私は論理的に考えて今の社会のあり方が永続するとはとても思えません。

電話でもお話しましたが、実は大きな変動が来ると見ています。

若い人たちの中には直感的にそういうことを、言葉にならない予感として感じている人は多いのです。

もう既存の社会で成功しようとあがいても、既存の社会自体がこのままではもたないし、まったく夢がないですからね。その虚しさを感じているのです。

しかし、生命というのは無限の進化しかありません。

ひとつの社会のあり方の終わりは新しいあり方の社会の始まりです。

もう、そこかしこに新しい社会の到来を告げるラッパが響き渡っているんですよ。

そういう新しい可能性を見せてあげればいいんです。

若い世代には無限の可能性が広がっています。

ちょっと視点を変えるだけで、地球は夢と希望にあふれているんですよ。

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