台湾最大の湖、日月潭は世界の10ベストサイクリングルートに選ばれている。
そう言われると、自転車大好きな私は行かないではいられない!
ということで行ってきました。
台北から日月潭へのアクセス。
台鉄で台中駅に鉄道で移動し日月潭行きのバスに乗り、終点で降りる。
台北からのバスもあるが、上の方法の方が便が多い。
日月潭は標高750mであり、夏でも比較的涼しく走りやすい。
周辺には、自転車レンタル屋がたくさんあり、観光客よりも自転車の方が多いくらいで、自転車調達に困ることはない。
日月潭で泊まった宿でも自転車の紹介をしていた。
翌朝、自転車レンタル屋さんに行くと、いわゆるカゴ付のママチャリを貸してくれようとするので、湖一周したいからギアのついているこっちがいいと指定する。
レンタル屋さんに聞くと、近辺を少し走る人がほとんどで一周回る人は多くなさそう。
「車道に車も走るし、やめた方がいいよ。」と言われたが、少し前に環島(自転車台湾一周)してきたばかりだから大丈夫いうと、貸してくれた。
まぁアップダウンのある30数キロのコースは一般向けではないのかもしれない。
環島した身からすると、日月潭の周回道路など、車はいないに等しい(笑)
たまに観光バスなどが走るが、気にならない。
近辺を走り回るだけなのに電動の自転車を借りている人も少なからずいた。
台湾では日本と違って、全くこがなくてもスクーターみたいに電動で走る自転車がある。
それではぜんぜん運動にならないし、自転車の楽しさが満喫できないと思うのだが・・・。
私は日月潭一周の自転車の旅にでかける。
湖を上から見て時計回りに回る。
なぜなら、台湾は日本と逆の右側通行なので、時計回りに回れば道路の湖側を走れて眺めがいいから。
なかなか立派な自転車道が整備してある。
太陽と月のシンボルがいたるところにある。
リス君が途中並走してくれた。なかなか楽しい!
調子よく走っていると途中で行き止まりの警告が!
ネットの地図で確認するとこの先も道は続いている。
どうしたものかと考えていると、前方からおじさんが歩いてきた。
聞いて見ると、歩きは大丈夫だけど、自転車は無理だよと言う。
まぁしかし、引き返すのも面倒だし自転車でいけないところは抱えることにして前進する。
するとこんな道になってきたので、よい子は看板に従うべきと言えよ~^^;
景色はなかなかよい。
しばらく行くとまともな道に復帰できました。
大きな葉っぱ!
お猿が上空を移動していく。
やややっ!
湖に怪現象発見!
ネッシーでも出現するのかっ!
動画はこちら。
轟音とともに湧き出す水。
これは日月潭湧水と言って、山向こうの川から日月潭に水を引き、その進水口なんだそう。
後で登場する宿で知り合ったドイツ人におもしろいものを発見したよ!とこの動画を見せると「ナチュラル(自然なのか?!)」と目を丸くして聞いてきた。
残念ながら人工ですが、非常に自然っぽく見えます。
一見の価値あり!(笑)
邵(サオ)族の集落 伊達邵(イタサオ)
ここから伊達邵(イタサオ)という邵(サオ)族の集落に入る。
伊達邵の集落を散策していると、何やらチャカポコと聞こえてくる。
音にひかれて行ってみると、邵(サオ)族の劇場があった。
無料で見られる。
私は練習風景を見ることができた。
食事はここで邵(サオ)族の伝統料理を食べました。
日月潭に来たらぜひ、ここでショーを見てご飯を食べて、もはや200人ほどになってしまった台湾で最も少数の邵(サオ)族のみなさんを応援しよう!
日月潭邵(サオ)族楽舞表演は
平日は11時と17時から、土日は11時、15時、17時です。(水曜日お休み)
ここでは湖を見ながら食事ができます。
あの西遊記の三蔵法師の遺骨のある玄奘寺
伊達邵からしばらく走っていくと、三蔵法師の遺骨を納めた玄奘寺がある。
これが三蔵法師の舎利が入った入れ物。
実はこの三蔵法師の遺骨は、戦時中に日本軍が中国で発見し、その際に分骨され日本にもたらされた。
その日本の分骨から再度、台湾の日月潭のこの玄奘寺に分骨されたそう。
経緯は、日本で三蔵法師の遺骨を納めてある埼玉の慈恩寺のHPに詳しい。
いろいろあったんやなぁ~。
こうして楽しく、日月潭の一周自転車ツーリングを楽しく終えたのであった。
夜は宿で意気投合したドイツ人と飯を食いに行った。
彼はもう3か月も日本を含むロシアや中国などアジアを旅している。
二次会もビールバーに行って地ビールを一緒に楽しむ。
しかし、こうして旅先で意気投合して一緒に飯食ったり飲みにいくノリになるのは、私はどうもドイツ人との比率が高いのだがなんでだろう?
彼らがビールが大好きというものある(笑)
ドイツにはBMWやベンツがあったり日本にはレクサスや日産などがあって、第二次大戦の同盟国だし、なんかバランスがあうのかな。
理由は不明ながら、私はドイツ人と飯を食ったり、飲みに行くことになる比率が高い。
なんでだろう~