生まれてから最近まで「血筋」を意識したことはなかったが
私も現代教育を受けてきたから、今生最近まで「血筋」みたいなことを意識することはほとんどなかった。
しかし最近、自分の子や甥っ子姪っ子まで大学などの進路が決まるのを見るにつけ、一定の傾向があると思わざるをえない。
ふたを開けてみたら3種の系統に
例えば私は3人兄弟でお互いに進路のことを相談しあったことは一度もないが、3人とも結局【教育研究】に携わっている。(親は両親とも教師ではない。)
一緒に住んでいた私の父方の祖母は【腕利きのマッサージ師】で家にはいろんな球団のプロ野球選手の分厚いサイン色紙の束があった。父が近くの公園でプロ投手の腕試しでボールを受けるのをよく見ていた。投手が「手加減して投げるから」と言ってたが、バチンッと大きな音がして、父の手が真っ赤になっていた。(笑)その祖母は若いころは【巫女】をしていたという。
母方の実家は、実は代々田舎の【村医者】みたいなことをやっていたそうで、母によると敷地や裏山には、薬草や薬木がたくさん植わっているそうだ。私も子供の頃、蔵の中に薬を煎じるような古い道具が置いてあったのを見たことがある。
こんなのだ。
また蔵の中には紐綴じの習字で書かれた古い本がたくさんあった。
叔父さんに「論語」とかだと聞いた覚えがあるが、達筆な習字の漢字ばかりで、もちろん私にはぜんぜんわからなかった(笑)
その母方の実家の叔父さん(母の兄)は【教師】だった。奥さんは【看護婦】。従妹は3人兄弟でうち2人は【教師】で1人は【研究者】になった。
私の長男もなんだかんだと【研究者】を目指している。甥っ子は国立大の【医学部】、姪っ子は【看護学科】、一番下の女の子は【「カイロプラクター(整体師)」】になりたいらしい。
私の家内の母は【看護婦】で、母方の祖父は宇佐神宮家出身の【神主】だ。
宇佐神宮の側にお墓があり、ずっとご祖先の名前が書いてあって、いちばん端っこには「人神の祖」と書いてあった。
榎本家の発祥の地は、紀州熊野の神倉神社であり、元々は【神主】の家系だ。
つまり私の一族は、ほっとくと【教育研究】、【医療ヒーリング】、【神主系】の仕事をやってきている。
それ「しか」ない。
世の中には何百何千種類と仕事があると思うのだが、誰もお互いの進路をまったく相談していないのに、ふたを開けてみると、みんなこの3種類についている。
今、私はこの3種類を全部あわせたようなことをしている(笑)
(私は今生どの宗教にも属したことはありませんが)
私の10代からの探求
私も大学時代に塾講師のアルバイトをやって、自分の教える才能に目覚め、結局教育研究の道に進んでしまった。
しかし、10代のころから「何かが違う!」と面白くない授業の時には、ロロ・メイの愛と意志
(上のamazonのリンクみてびっくり!この「ロロ・メイの愛と意志」は中古で今、42,800円してる!@@。これ私がもっていた本です。かなり長い間私の本棚にあったが、何年か前に捨てた気が・・・)
私は10代のころから「愛と意志」が何かキーになる、何かある、と思ってずっとずっと探求してきたわけです。
同じく10代の頃からの愛読書に、ケン・ウィルバーの「アートマンプロジェクト―精神発達のトランスパーソナル理論
トランスパーソナルとは「超個心理学」です。
個人を超えた心理学です。
個人を超えて何か伝わるものがあるはずだ。
それがどうなっているのか!
そういう「不思議なこと」を10代からずっと探求してきたわけです。
今にして思えば、「愛と意志」が「個人を超えて伝わること」が遠隔浄化なわけですが、今やそれを「毎日」実践している。
思い返せば、10代の時にロロ・メイとかケン・ウィルバーとか、今の「遠隔浄化」の準備として、なかなかいいところに目をつけていたなと我ながら思うわけです。
どうしてそんなことを10代で思い付いたのか?
なぜ本屋でその本を探し出し、少ない小遣いの中から何千円も出したのか?
わかりません。
しかし、それが私の人生の基調、人生のトーンなのです。
周囲の誰も関心を示さないそんなことになぜ私が夢中になったのか、その理由は「わかりません」。
それが気になったから、やりたかったから、としか言いようがない。
「愛と意志」とか「超個心理学」を勉強しても大学の授業にもまったく関係なかったし、誰にもほめられるものでもなかった。だいだい私以外に私がそんな本を読んでること自体誰も知らなかった。
誰かとこういうことについて話しをしたことさえない。
周囲にこんなことに関心をもつ人は誰もいなかった。
周囲にこういうことに関する何の刺激がないにも関わらず、どうして私がそれをたった一人で探求する気になったのかは、まったく謎です(笑)
ただ、誰に何も言われなくてもそうしたかったから、としかいいようがない。
私は今にして「遠隔浄化」を探求し、それを実践し、それを人に伝えるために今生準備され、鍛錬され、いろんな(カルマ上の)テーマをクリアしてきた人生だったなぁと振り返って思うわけです。
それが私の魂のテーマだったなと。
だから私が遠隔浄化の第一人者になるのはある意味仕方がない。
今生ほとんどそれしかしていないのだから!
おそらく私ほど、この分野に特化して生涯をかけて探求し、今でも猛烈に探求し続けているモノ好きはいない(笑)
私は10代のころから、なぜかこの分野を探求せずにはおられない。
私は今生「遠隔浄化」をするべくして生まれてきた。
血筋は確実にある
といういわけで、魂のテーマ、「血筋は確実にある」な、というのが私がここまで生きてきた結論です。
「榎本姓の由来」を見てもやはり、ご祖先の血筋、キャラが今の私にも出てるなぁと思うわけです。
ただまぁ私の子供でも長男と次男でまったく違います。
理系と文系です。
そう言えば、私の兄弟の中でも、私みたいに遠隔浄化みたいなことをしでかすのは私だけです。(笑)
魂のテーマの方がより重要なのでしょう。
しかしその自分の魂のテーマを果たしやすい環境を必ず選んでいるのです。
自分の魂のテーマは自分の胸の「なぜかこれがしたいんだ!」というフィーリングに聞くしかありませんが、
私の甥っ子が医学部、姪っ子は看護学科、下の姪っ子がカイロプラクターと癒しの血筋の「トーン」は確実にあるし、そういうことは、「目に見えて」観察できます。
あなたが「私は本当は何がしたかったんだろう?何が得意なのだろう?」と思う時、祖父、祖母、親兄弟、親戚、従妹が何をしているかが一つの大きな「トーン」のヒントが見つかるかもしれません。
たまにこういうことに思いをはせ、人生を振り返り、行く末を見据えて、今の立ち位置を確認するのもいいですね。
いやまぁ、
何も話し合っていないのに、甥っ子姪っ子たちの進路にえらい偏りがあるので、びっくりしてちょっと書いてみました。
あなたも周りでもやっぱり血筋ってありますか?