秋田県の酒田は多くの人は知らないと思う。私も知らなかった(笑)
ただ「おしん」の奉公先が酒田だったなと思い出し、休憩がてら立ち寄ったら思いのほかよかった。
酒田の本間家は、北前船と米で財をなした日本一の大地主だったそう。
本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に
酒田照る照る堂島曇る江戸の蔵前雨が降る
などの川柳が残っている。当時の酒田は堂島(大阪)や江戸よりも景気がよかったのだろう。
山居倉庫(さんきょそうこ)という立派な米倉庫とけやき並木が残っている。
庄内平野の米をここに集め、北前船で大阪や江戸に高値で売った。
山王くらぶという当時の料亭だったところに行ってみると、
見事なおしん人形があった。
大根メシを食べるおしん。
奉公に出ることになったおしん。
酒田に奉公に出るためイカダに乗って最上川を下るおしん。
お地蔵さまにおしんの無事を祈る祖母のなか。
子守り奉公するおしん。
実に見事なものだ。
日本三大つるし飾り「傘福」
酒田には、日本三大つるし飾り「傘福」というのがある。
傘に赤い幕を張り、その下にさまざまな願いが込められた手作りの細工物を吊るす縁起物だそう。
こういう文化あるから、おしん人形も見事なのだろう。
この山王くらぶから歩いて5分くらいのところに日和(ひより)山というのがあって、日本最古の方位盤がある。
北前船の船頭衆が日和を見るのに使った。
酒田ラーメンは日本一
山居倉庫(さんきょそうこ)の近くに、月照酒田ラーメン 照月というのがあったので寄ってみた。
和のしっかりした出汁で今までにない味わいだ。
ラーメン選手権初代王者は秋田の酒井だそうで、このラーメンも一食の価値がある。
スープのモミジとは鶏の手だそう(笑)
こういういい食材があって豊かな旦那衆が食文化をつちかったところにはうまいものがあるね。
酒田はノーマークでたまたま立ち寄ったがおすすめだ。