私たちは神であることを忘れた神である

「思考の現実化」という考え方が世の中に広がっている。

自分の人生のすべては自分で起こしている。
自分の人生は100%自己責任である、と言われる。

その通りである。

そうでなければこんな悲しいことはない。
自分の人生の責任が自分になければ、人生には自分にはなすすべがない部分が残る。
100%自己責任だからこそ、自分次第ですべてが可能である。それは大変な喜びであり、大きな希望だ!

そうでなければ、人生はただ耐え忍ぶものになる。

自分の人生の100%は自己責任であるということは、自分の人生において自分が100%の創造者であるということだ。
100%の創造者ということは、「自分の人生」という名の宇宙において、自分が神であるということだ。

もし自分が100%創造していないのなら、100%の責任など取れるはずがない。

「人間は神様の持ち物」だという考え方がある。
神様から見たら、人は車みたいなものだ。持ち物だ。

さて、ある人が運転して事故して車が壊れた。
車に責任があるだろうか?
もちろんかわいそうな車に責任はない。
持ち主である運転した人間に責任がある。

もし人間が人生で事故したら、それは持ち主である神の責任である。
それが「人間は神様の持ち物」という考え方だ。

人間は持ち物であり、自分を100%「持っていない」のだから。

だから「人間は神様の持ち物」という考え方の中では、人間は自分の人生に100%の責任はない。
と同時にそういう考え方の人は、自分の人生を100%自分の思い通りに創造することはできない。

自分の人生のすべてのハンドルを自分で持っていないからだ。神が持っている。

宇宙を観察すると、すべての星々が遠ざかっており、宇宙は原初の「無」から生まれたと考えられている。

無から創造された宇宙は、そのすべては無である神の一部であり、人間もまた無から生じた神の一部である。

神以外の材料は一切存在しなかったのだから!

意識の宿る人間の魂は、この宇宙創造の前からあった神と同じである。

それが私たち人間にもある。

私たちは神が無から創造した宇宙の創造の最前線なのである。

だから私たちは「思うことが実現する」という神と同じ創造力を持っている。

神であるからこそ自らの宇宙である自分の人生を創造し続けており、その創造はすべて100%自分のものである。

私たちもまた神だからだ。

ところが自分自身が神であること、すなわち自分の人生の100%の創造者であることに気づいている人がどれだけいるだろうか。

「あなたは誰ですか?」

きっとあなたは答えることだろう。

私の名前は○○○○です。○○歳です。○○に住んでいます。
仕事は○○をしています。
結婚して子供が○人います。
学校は○○を卒業しました。
趣味は○○で、好きな食べ物は○○です。
家を買いローンを払っています・・・・

すべての人がこのように答える。
なぜなら自分はそのような存在だと「思っている」からだ。

この自己認識の中のいったいどこに、自分は人生の創造主であるという認識があるのだろうか。

一切ない。

だから自分は物質的な存在であるという「自分の思いを現実化している」。

それが自分の自己認識だからだ。

自分の思考が現実化する。
自分の人生のすべては自分で起こしている。
自分の人生は100%自己責任、ということを自分の人生にもたらすためには、
宇宙はすべて神と呼ばれる無から生じており、自分もまた神の一部であり、自分の現実の創造主であり神であるという事実を深く知る必要がある。

一般的な「物質的自己認識」では思考の現実化は、きわめて限定されたものにしかならない。

自分の人生を変えるということは「自分の自己認識を変える」ということに他ならない。

あなたは健康で力強い、幸せで豊かな人生を経験したいだろうか?

ならば自分はそれに値し、そのような存在であると「自己認識」する必要がある。

このブログのタイトルは「デイリールーツファインダー」だ、日々根源を発見する者という意味だ。

私たちは神であることを忘れた神であった。それこそが私たちのルーツだった。

私たちこそが日々無から宇宙の創造し続けている神の創造の最前線なのだ。

私たちこそが創造の本体でありエンジンだ。

だから思考が現実化する。

私たちはみな神であり、

私たちがすべきことは、私たちが忘れてしまった自らの神性を再発見し続けることなのだ。

私たちにはすでに不死の霊体があり、魂がある。

それが失われたことなど一度もなかった。

しかし、私たちはそのことをすっかり忘れてしまっている。

臨死体験などの話を読んで、死んでも自分の体を見つめる魂があるらしいという話は聞いたことがある。しかし、それはただの話であり、自分の人生の一部になっていない。

私は8年以上も毎日遠隔浄化(ヒーリング)をやり続けてきた。

毎日のように見えない力を使い、霊体や魂に働きかけている。

それはもはや私の人生の主要な部分を構成している。

見えないものは、概念でも思想でもなく、日々体験している私たちの現実だ。

遠隔浄化(ヒーリング)は、私たちが自らの神であることを思い出し、人々もまた神であることを思い出すための有効なツールだ。

私もここまで考えが至るまで、ブログをご覧いただければわかるように色々紆余曲折した。

しかし、「私たちは神であることを忘れた神」であった。

自分の現実を創造すること、健康や不老長寿、永遠の若さ、美しさ、
それらは本来魂の本質であり、すでに私たちはすでにみなそれを持っている。
失ったことは一度もなかった。

ただ問題は、私たちがすっかりそれを忘れ、別の現実を創造してしまい、それを嘆いていることにある。

本来の自分を忘れていることが問題なのだ!

私も白髪を黒毛に変える若返りにかなり成功してきたが、その本質は私たちがみな本来持っている不老不死の魂の輝きを発現させることにある。

外にどんなに求めようが、不老不死などという至高の宝は決して見つかりはしない。

その至高の宝はすでに私たちの内にある。ずっとあった。

創造のエネルギー源は私たちの内部にずっとあった。

ただ私たちは自らをすっかり物質的な存在と考え、そのことを忘れてしまっているだけだ。

それに気づいていないから発現させられない。

思うことが実現するからだ。

私たちは神であることを忘れた神である。

その自らの神性を思い出し、この物質の次元において、自らの創造によって、自らの神性を再発見し続けていくこと。

それが物質次元における人生の本質である。

自分の生きたい人生を創造し、物質次元で経験すること、そのために神は私たちに必要なものは「全て」与えられた。

私たちがどのような現実を望もうとである。

それが「思考が現実化する」ということだ。

私たちこそが、神の創造の最前線なのである。

その神から生じた神なる私たちが、それぞれが自らの人生を創造することこそ、神の宇宙の創造そのものなのである。

あなたは自分の人生にどのような創造を望みますか?

もういい加減限定されたつまらない物質的な「自己イメージ」を捨て、

自分が神であることを忘れた創造力あふれる神であることを認め、

自らの神性を再発見しつつ、自分の人生に創造性を発揮する、神としての創造の最前線の一員としての人生を生きませんか。

それが本来の自分なのだから。

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