【イタリア自転車旅行記・ボローニャ→フェラーラ】旧市街の伝統的な赤レンガの建物のバルコニー付き屋根裏部屋に泊まりました!

ボローニャではヨーロッパ最古の大学、ボローニャ大学に行きました。

自由都市であったボローニャでは、教会の反対や圧力をものともせず、ボローニャ大学のこの教室で世界最初の人体解剖が行われました。

やはり自主独立の気風が知性の発達には重要なのだ。

迷信ではない近代的な医学の発展は、ここボローニャからはじまった。

教壇の左右には皮を剥がされた人の彫像が立っている。

これを指しながら筋肉や骨格の様子を説明したのだろうか。

天井にも人体がいっぱい!

壁にはハプスブルク家の双頭の鷲の巨大な紋章が。

ハプスブルク家のオーストリア・ハンガリー帝国の首都ウィーンではこの紋章を本当によく見かけた。

マリーアントワネットなど、ヨーロッパ中の王家に親族を送り出しているハプスブルク家は一時フィレンツェなども支配しており、同時期にこのボローニャも支配下に収め、この巨大な紋章が残っているのかもしれない。

ここボローニャでは自転車を借りた。

ここからはイタリアを自転車で旅する。

北イタリアは社会科で習ったところによるとポー川による平原が広がっており、アップダウンが少なく走りやすい。

実際、その通りだった。

50kmほど走り、フィレンツェなどと同じような赤レンガの街、フェラーラに到着しました。

その赤レンガの街の旧市街にある屋根裏部屋の宿です!^^

階段はこんな感じ。

赤レンガ街を見渡せるプライベートバルコニー付き!

洗濯をして、いっぱい干しました!^^

夕日に赤レンガの街が燃えて素敵。

この楽しい部屋が一人2千8百円くらい。

ここフェラーラも歴史ある街で、夜は世界最古のレストランで食事しました。

1435年のルネッサンス期の創業だそう。

確か去年,マドリードでも世界最古のレストランで食事した。

いろんなところに世界最古のレストランがあるね(笑)

伝統料理コースを頼んでみました。

パスタが品切れで、こちらも伝統的な牛のひき肉とシュウマイの皮みたいなパスタにアップグレードしてくれました。

甘みもあって不思議な味だけどおいしい。

これでグラスワインが3杯もついて、デザートまでつくのだから20ユーロ(2千数百円)は、世界最古にしてはお値打ち(笑)

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