【アマルフィ、サン・ラッザロ】のヴァレンティノ料理教室でイタリア料理を習いました!^^

今、アマルフィ、サン・サンラッザロ地区の農家民泊の宿に泊まってる。

この宿には朝食がついている。

たくさんのパンと2種類のチーズ、生ハムと卵焼き、トマトだ。この農家で取れた食材で手作りされており、卵焼きが濃厚、完熟トマトも極めてうまい!その他のもうまくてボリュミーで大満足の朝食です!^^

あっ

これにカプチーノがついています!

日照時間の短い北欧から来たこちらのお姉さんたちはとにかく日光浴が大好きで、いつ見てもあのデッキチェアで過ごしてる(笑)

朝食後、この街サン・ラッザロの散策に出かけてみる。

こちらがCastello Lauritano(カステロ ラウリターノ)というviewpointからの眺め。

こちらがアマルフィ方面の眺め。足もすくむ断崖絶壁にへばり付くように家がある!><

こちらが足元直下、スマホを柵から海側に出して撮影していたが、手がすべったらスマホがこの崖を転がり落ちるということに気づき、思わず手を引っ込める^^;

感銘を受けたのは、この落ちたら即、死しかないようなこの断崖絶壁に、石垣を築き、畑を作っていることだ。

石垣が積んであるのが見えるだろうか。

この断崖絶壁に重い石をこれだけ積み上げる中で、一体何人が転落して死んだだろうか。

ここまでしなければならないほど、この地区ではかつて食糧に困窮してきたのだろう。

私の知る限り愛媛県の宇和島地区のみかんの段々畑が一番すごい急斜面の畑だったが、ここアマルフィはそれを上回る。

海外で初めてツケで酒を飲む(笑)

このviewpointに行く少し手前に、ワイナリーハウスがあったので寄ってみた。

右上に葡萄が実っているのが見える。

ピザ窯もある。

ドライトマトでも作っているのだろうか。

グラスワインの白をもらう。

オーガニックでケミカル(化学物質)は一切入っていないという。

すっきりとして爽やかで、実にうまい!^^

日本では輸入ワインには酸化防止剤が必ず入っているので、こういうクオリティのワインは飲めない。

やはりヨーロッパの旅ではワインは欠かせない。特にここのように自家製ワインのあるところでは!

ここの主人が明日ぜひ食事においで、今日のお代はその時でいいという。

はっ?!

一見の外国人客なのにツケ払いでいいというのか?

ということで今はまだこのワインのお代を払ってない。私は生まれて初めて海外でツケで酒を飲んだ!(笑)

おもしろいね(笑)

こう信用されては日本人の面目にかけて、明日は行かねばならない(笑)

歩いていると道端で雑草化したハーブをよく見かける。

これはフェンネル。

ヨモギもたくさんあったがちぎって匂いを嗅いでみると、日本のヨモギよりも軽やかですっきりした香りで、これだけでハーブティーを作ってもうまそうだ。

この地区ではハーブをお金を出して買う人は誰もいないだろう(笑)

ヴァレンティノ料理教室

今農泊している宿の近くに人気の料理教室があるというので行ってみた。

Valentino’s Cooking Class on the farm

今日はティラミス、モッツァレラチーズ、タリアテッレ(パスタの一種)を作る。

彼がヴァレンティノ料理教室の主、ヴァレンティノである。

これはモッツァレラチーズを小分けする時の手の動きを教えてくれている。

彼は私と出会って、まだ「日本から来た」くらいしか言ってない時に、私の人生上の長いキャリア(仕事)かなり近い線で言い当てた。すごい洞察力の持ち主である。(遠隔浄化ではないよ!(笑))

ヴァレンティノはこの料理教室のことをぜひブログで書いてくれと5回くらい頼んできた。

私もわかった、約束するぜ!と答えておいた。

ヴァレンティノ!さっそく約束を果たしてるぜ!君には日本語が読めないだろうけどな(笑)

しかし料理教室の主役は彼ではなく、13歳の息子ジョバンニである。

これは一品目のティラミスの完成時に決めポーズをするジョバンニ君(笑)

後ろにいる3人のお姉さんは、オーストラリアからやって来た。同じ色の服を着ている2人がベストフレンドで、同じ髪の色をしてる2人が姉妹だそう(笑)

ジョバンニ君はスマホのブルーツゥース接続で、「マン、マン、マー、マンマンマ・ミアマア♪〜」と繰り返す陽気な歌をかけている。このお姉さんたちは、曲に合わせてそろって腰を左右に振って踊りながら、料理を作っている(笑)

もちろん私もおなじ柄のエプロン着けてる(笑)(エプロンを貰う前に、全員がしっかり手を洗います。)

ティラミス完成記念撮影(笑)

13歳のイタリア人の男の子が世界中からやってくるお客さん相手に、英語で楽しくわかりやすく進行していくのだから大したもんである。

時々ジョバンニ君は椅子に上がって私たちにシャンパンをごちそうしてくれる(笑)

時々こぼれる(笑)

私ももちろん飲ませてもらった(笑)

もっともシャンパンとはフランスシャンパーニュ地方のものだけ名乗っていいものなので、イタリアではspumante(スプマンテ)という。

まぁしかしシャンパンと言った方が中身が想像できるからここではそうしておこう(笑)

これも自家製で、オーガニックでノンケミカル(添加物なし)である。

こうして惜しげもなく振る舞ってくれるが実にうまい。

私の個人的な感想で言えば、高級シャンパンドン・ペリニヨンよりうまい。

この最高にうまいシャンパンを私たちだけで6本は開けただろうか(笑)

これだけでも受講料の元がとれるのではないか(笑)

全員がタリアテッレ(パスタ)をこねる中で私は一番にジョバンニ君からOKをもらった。

あなたはイタリア料理人になるべきだと言われた(笑)

ご褒美にシャンパンを飲んでいてもよいと言われたので今飲んでる(笑)(笑)

実は私は高校の時陶芸部だったのでその土を捏ねる要領でやったら、今回の教室では世界で一番うまかった(笑)

パスタマシンの使い方も教えてもらった。

その後の空気の含ませ方が大事である(笑)

モッツァレラチーズはこうしてびよ〜んと伸ばして、だまを解消する作業が大切だ。

最後はもちろんみんなで作った料理を取り囲んでディナーである(笑)

この時もシャンパンもどんどん開けた*^^*

上はモッツァレラチーズで作ったカプレーゼ。

タリアテッレ(パスタ)

ティラミス!

上出来!^^(笑)

先生の力が大きいが(笑)

日本に帰ったらぜひ再現してみたい(笑)。

ディナーの頃には参加者同士すっかり打ち解け、話しが盛り上がった(笑)(公用語は英語)

ディナーテーブルの写真の左端のお兄さんはドイツ人なので別れ際に「アウフヴィーターゼン」(さようなら)「グリュースゴッド」(神の祝福を)(南ドイツの挨拶)と言ったら受けた(笑)学生時代にドイツを旅して挨拶だけは覚えていたのだ。

料理教室のあと、もう一度Castello Lauritanoというviewpointに立ち寄った。

夜景も美しいと聞いていた。

ここで料理教室メンバー何人かと再会した(笑)

世界中考えることはみな同じだ(笑)

チャオ!と言って(イタリアの親しい友人の挨拶)別れて歩き始めると。

海岸から花火が打ち上がり始めた。

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