イワシの丸干しを食べよう!

先日広島の実家に寄ったら、母が朝飯に丸干イワシを出してくれた。

広島は瀬戸内海沿いなのでイワシは豊富だ。

私はイワシの煮干しの味噌汁で育った。

ところが大学で実家を出てから後、この歳までイワシの丸干しを食べた記憶がない。

それで本当に久しぶりに実家でイワシの丸干しを食べた。硬くてほろ苦い。海の塩味がする。

そのままあぶっただけでに食べるものなので「料理」と言えるようなものでもない。だから町の食堂でも出さないのだろう。

その硬い丸干しイワシを平均寿命を越えてる母が、ワシワシ自分の歯で食ってる。歯が丈夫なのだ。

私は今生骨折という経験をしたことがない。しかし、自転車にはよく乗るし、山登りもする。けつまずいたり、転んだりもする。

学生時代には自分が青の横断歩道上を自転車で渡っていて信号無視の車に何メートルもはね飛ばされたことがある。目撃した誰かが救急車を呼んでくれた。もう口も聞けないほど打撲で痛かったが、それでも骨は折れていなかった。

私の骨が丈夫なのは煮干しの味噌汁で育ったからではないかと思っている。

そして平均寿命を越えた母が、なにくわぬ顔して普通に自分の歯でワシワシ硬いイワシの丸干しを食ってる。イワシは骨や歯にいいに違いない。

それで大分に戻ってスーパーに行ってみるとありました。

私は地元のスーパーに丸干しイワシがあるかどうかさえ知らなかった。

それで囲炉裏であぶって今朝食ってみた。

うまね。

これが庶民の味だよね。

豊後水道、大分県産だよ。

まだ寒い春先の海に出て、こうして干して売ってくれてるんだよ。

ありがたいね。

一袋198円だよ。

何食分もある。

スタバでフラペチーノ一杯飲んだら、これが3袋買えるよ(笑)

私もシシャモは時々食べてたからあるのは知ってたけど、丸干しイワシなんてあるかどうかさえ知らなかった。意識になかった。

イランで戦争が始まって急にガソリンが高くなってびっくりしたけど、シシャモはノルウェー産なんだよ。

そんな遠いところから運んでいたら石油が高くなったら当然値上げされるだろうね。

日本の漁師さんも船の燃料が高くなってたいへんだろうけど、それはノルウェーの漁師さんも一緒。

途中船やトラックで運ぶ距離が短ければ短いほど、石油高騰の影響も少なくなる。

だから大分の漁師さんはまだがんばって丸干しイワシを作ってくれていたから、こうして食べられたけど、もう高齢で廃業して後継者がいなかったら、食べられない。

だから、普段から地元のこういう食材を買って、彼らの生活を支え、若い人たちが、俺も親父の跡を継ごうかなと思ってもらえるようにしなくちゃいけない。

それなのに私はノルウェー産のシシャモがあることは知ってるのに、地元のイワシの丸干しがあるかどうかも知らなかったなんて!

このままでは普段からイワシの丸干しを食べてる母たちの世代がいなくなったら、マーケット自体がなくなって、漁師さんも廃業してしまう。

だから俺も食うからキミも食え!

そして私の母のように平均寿命を越えてる自分の足で歩いて買い物に行き、そして朝飯にイワシの丸干しをあぶって自分の歯でワシワシ食おう!

硬いけど滋味があって素朴でうまいよ。

それに手間なし、いいことずくめ(笑)

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