ソウル駅は東京駅と同じ建築家 辰野金吾氏の設計だ。
韓国を縦断してきた自転車を分解し、輪行体制に入る。
私のブロンプトンはものの数分でパッキングが完了。
肩ひもで下げてホームに向かう。
韓国では改札がなくそのままホームに歩いていく。
ムグンファ号でソウルから釜山へ
韓国の新幹線であるKTXには自転車はのせられないが、急行であるムグンファ号にはのせられる。
車両ごとの一番後ろにスペースがあり、そこに輪行状態の自転車を十分に置けた。
ソウルー釜山間の主要路線の車窓から見る風景は発展しているが、大気の状態はあまりよくないようで視界が悪い。
日本の太平洋ベルト地帯みたいなものか。
やはり空気のきれいな大河沿いの自転車専用道をツーリングした方が楽しそうだ。
釜山から帰国
釜山駅に着くと、ロードバイクの次男は抱えて歩いて釜山港国際ターミナルに向かい、ブロンプトンの私は自転車の形にして押して歩いてつきあった。その方が楽だからね。
釜山港国際ターミナルで乗船手続きを済ませると、自転車はベンチにロックして、歩いて釜山駅近くの、カムジャタン(じゃがいも豚骨鍋)を食べに行った。
日本から釜山に着いた初日に食べたのと同じ店だ。
次男が「あれはうまかった!」というので再来店となった。
こうして思い残すことなく韓国を堪能した私たちは港に戻って乗船した。
行きの船で一緒になった広大自転車部のひとり旅野郎と同室に!
部屋に行ってみると、何と行きの船で一緒になった広島大学自転車部のひとり旅野郎と再び同室となった!
帰る日も同じになるとは!
もちろんお互いの自転車旅について語り合ったのはいうまでもない。
翌朝、下関港に着いた後、そのまま抱えて下関駅まで数百メートル歩き、JRに乗せて大分まで帰って来たのであった。
4500円で行ける外国、韓国は自転車専用道が完備されグルメなとっても快適な旅だった。
異国の楽しさがあり、加えて韓国の人々は親日で日本語を話せる人も多く、日本人は韓国をもっと楽しむべきといえよ~
お勧めですよ!