ドイツ大手新聞社の編集者【ウド・ウルフコット】「一般大衆に対して嘘をつき、裏切り、真実を報道しないように教育されてきました。」

これがアメリカ大統領戦でヒラリー・クリントンが終始圧倒的に有利だと報道され続けていた仕組みだ。

多くの人がもう自分の良心、自分の魂に背き続けることができなくなっている。

素晴らしい!

この告発を行った、ウド・ウルフコット氏が2017年1月13日死去しました。

日本のメディアも、ヒラリー・クリントン圧勝報道のみだったことから、これと同じことが行われていることがわかります。

もう多くの日本人がそのことに気づいています。

約25年の間、私はジャーナリストとして歩んできましたが、一般大衆に対して嘘をつき、裏切り、真実を報道しないように教育されてきました。

ドイツとアメリカのメディアは、ヨーロッパの人々にロシアとの戦争をもたらそうとしています。

もはや、あとへは引けない段階に達しており、私は勇気を出して言うことを決意しました。私が過去にした人々の誘導やロシアに対するプロパガンダは間違って います。同様に、私の同僚らが過去及び現在にわたってしていることも間違っています。なぜなら、彼らは賄賂を受け取ってドイツだけでなくヨーロッパ中の 人々を騙しているからです。

私はヨーロッパでの新たな戦争を非常に恐れています。そして、再びそのような状況を迎えたくありません。なぜなら戦争というものは、それ自体からは決して発生しません。戦争を推進する人々が常にいて、それは政治家だけでなく、ジャーナリストもそうなのです。

私たちは、ただ戦争を推進するために読者を裏切ってきました。私は、これ以上、関わることを望みません。このプロパガンダにうんざりしているのです。私た ちは報道の自由がある民主主義国に生きているのではなく、バナナ・リパブリック(経済的・政治的に遅れていてバナナが成っているような温かい地方の国 参照)に生きているのです。

ドイツのメディア、特に私の同僚らが日に日に、ロシア人について悪し様に書き立てています。彼らは、欧米の何らかの組織に属し、アメリカ(CIA)によって支援されています。

私は’オクラホマ州の名誉市民’になりました…

なぜだと思いますか?
私が米国とその政策を支持する内容を書いていたからです。
私は中央情報局、つまりCIAによって支援されていました。

なぜだと思いますか?
私が親米主義者だからです。

私はそれにあきあきしています。
私は、これ以上、そんなことを続けたくはありません。

ですので、私はちょうど本を書き上げたところです。それはお金を儲けるためではありません、いや、逆にそれは私に多くの問題を引き起こすでしょう。祖国ド イツやヨーロッパ、世界中の人々に対して、閉じられたドアの向こうで起きていることを理解していただくための一助として、私はこの本を書きました。

それがヨーロッパ人であろうとアメリカ人であろうと、あなた方が見かける外国人ジャーナリストの大半は、過去の私のようないわゆる非公式の諜報員です。

非公式諜報員とは何を意味しているでしょうか?

あなたは確実に諜報機関のために働いているのです、…にもかかわらず… 大衆が、あなたがジャーナリストであるだけではなく、スパイでもあると見抜いたとき、CIAは、あなたのことを自分達の仲間であるとは決して言わないでしょう。

私はいくつかの状況で彼らを助けたことがあります。私はそのことを恥じています。
真実を正確にレポートしないように億万長者やアメリカ人によって買収されたことを恥じています。

もし私がフランクフルター・アルゲマイネ社で親ロシアの記事を書いたなら何が起こったであろうかと、このインタビューに向かう道中、車の中で想像していました。

私たちは皆、親欧主義や親米主義的に書くよう、しかし親露主義的には書かないように訓練されました。しかし、これは私が理解している民主主義や報道の自由の在り方ではありません。私はそのことについてお詫び致します。

ドイツはまだアメリカのある種の植民地です。あなた方は多くの点においてそれを見てとれるでしょう。例えば、ドイツ人の大多数は自国の中に核兵器を所有し たくありませんが、米軍の核兵器は未だにあります。なので、私たちはまだある種のアメリカの植民地であり、それ故に(ここは非常に重要なところですが)欧 米の組織を通して若いジャーナリストに近づくのは、非常に簡単なことなのです。

ドイツ大手一流の新聞社、雑誌、ラジオ局、テレビ局の全てのジャーナリストが、欧米の組織のメンバーか協力者であり、親米主義に染まるようにアプローチされ、アメリカに招待され、全費用を支給されるのです。

そうやって、記者は買収され、ますます汚職に染まります。なぜなら組織は良いコネを提供するからです。記者は彼らと仲良くなり、自分の友人であるように考え、彼らに協力してしまうのです。

「この手助けをしてくれませんか?」「あの手助けをしてくれませんか」と彼らは記者に頼んできます。そうやって記者の頭はますます洗脳されていくのです。

これがドイツ人ジャーナリストだけに当てはまるでしょうか?いいえ。これは特にイギリス人ジャーナリストに当てはまると思います。彼らにははるかに親密な 関係があるからです。イスラエル人ジャーナリストにも特に当てはまります。もちろんフランス人ジャーナリストにも。オーストラリア、ニュージーランド、台 湾、あるいはヨルダンのような多くの国のジャーナリストにも当てはまります。

時には諜報機関の人間が、オフィスに来て、特定の記事を書くことを望んできます。例えば、ドイツの外国諜報機関(連邦情報局:CIAの姉妹組織でCIAに よって設立された)が、私のオフィスに来て、彼らが私にリビアとカダフィー大佐に関する記事を書くことを要望したことを覚えています。

彼らはすべての機密情報を私にもたらし、その記事に私の署名を付け足すことを要求しました。
私は署名しました。

それはフランクフルター・アルゲマイネ紙に掲載されました。カダフィー大佐がどのようにして秘かに毒ガス工場を建設しようとしたかに関してでしたが、それ は何日か後に世界中で転載された話でした。しかし、私はその情報を全く持っていなかったのです。[CIAがそれを書いたのです]。

次は、もしCIAに「No」といえば何が起こるのかの非常に良い例をあげましょう。
「No」と言ったあるマスコミ関係者は、仕事を失ってしまいました。

私の家は6回、家宅捜索され、3度、心臓発作を起こしました。子供もいません。、真実のためたとえ逮捕されたり刑務所に入れられたとしても構いません。

ウルフコット
「コソボ戦争で劣化ウラン弾が使用された後、ドイツマスコミは一斉に劣化ウラン弾は
無害と報道し、旗手だった編集長はその後賞を受け、出世し、今ではNATO特派員に
なっている。ドイツのマスコミと中国や北朝鮮のマスコミの質はたいして変わらない。」

「FAZの記者となると、車のナンバーもFAZというのをもらえ、どれだけ飲酒して
運転しても絶対に警察につかまることはない。
こんなのはドイツのジャーナリストが享受している特典の微々たるものの一つに過ぎ
ない。」

「連邦情報局の指示に従って記事ができあがっていざ印刷という深夜に、さらにアメリカ
外務省から電話が入り、ある記事についてクレームがつくこともある。
すると記事はすぐに取り消されたり、アメリカ外務省の希望通りに書き換えらたりした。」

腐敗したジャーナリスムにどっぷり浸かっていたウルフコットが疑問を最初に持ったのは、
1988年イラク・イラン人に対して、アメリカ軍とドイツ企業が毒ガスを使用したのを目撃
した時。
ウルフコットも、ガスの後遺症でその後癌になったが、彼の記事・現場写真を取り上げる
媒体はドイツに一つもなかった。

なぜイスラエルに対して、第二次世界大戦中のユダヤ人毒ガス殺戮を、毎年のように謝罪
するドイツ政府が、ドイツ製の毒ガスを使用した、米軍によるイラン人殺戮にこれほど
無頓着でいられるのか、
イラン人の命は、ユダヤ人ほど重みがないのか、ウルフコットは納得がいかなかった。

1988年7月、イラン・イラク戦争で、米軍がドイツ製の毒ガス(公式には農薬として輸出
されていた)でイラン人を殺戮したのを目撃し、ショックを受けてバグダッドに戻った
ウルフコットは、シェラトンホテルでドイツの外交官や企業の人々が、アメリカ・イラク人
達と毒ガス使用成功を祝っているのを見た。

ドイツを「親アメリカ」的な方向に誘導するためのシンクタンクで有名なものに、
「アトランティック・ブリュッケ」があるが、メルケル首相、ガウク大統領本人の他にも
歴代の首相、政治家、約400人のジャーナリスト等がメンバーである。

FAZ新聞に17年間務めたジャーナリストのウルフコッテも、新米シンクタンクに所属し、
アメリカに行くとリムジンが与えられ、どこに行くのも誰に会うのも自由、オクラホマ市
名誉市民の称号を与えられた。
最後はCIAが登場し、アメリカ精神をドイツに広めることを約束させられる。

「ドイツのジャーナリストとアメリカの癒着の一例を挙げると、シンクタンクの枠内で、
メインジャーナリスト達が米軍高官と密室会合し、今後どこで戦争が行われ、メディアは
何を支持するべきかが調整される・・・」

「シンクタンクから流される情報は、自分では裏づけが取れないようなものばかりだった。
昔、政府に同行して国外に取材した時、情報は常に公式に用意されていた。
それは当然、政権が公表を願う情報だ。
真のジャーナリストなら本来、自分で事実を取材をするべきなのだが・・・。」

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク