与謝野晶子の「みだれ髪」現実を超えて熱い恋に生きる方法

結婚は昨年したのですが、
・・・
昔の大好きだった彼を引きずって、
なかなか結婚できませんでした(笑)」( 2016年5月31日 18:18)

学生時代から20代をほとんどお付き合いした大好きな彼とは、家族や周りに反対されて、もうどうしようもなくて、私からお別れを決断しました。
彼も真面目で優しい人だったのに・・・」(2016年5月31日 19:54)

結婚をずっとしたくて、母からも散々結婚、結婚と言われて・・
でも、どうあれ結婚した今、やって行くしかないと思っています。
そして、旦那さんをもっと好きになれたらと思っています。
きゅんとする感情は、どうだしたら良いか分かりません。」( 2016年5月31日 22:10)

素敵な恋愛は神への階段」を読まれて。

なるほどー!!

情熱的に地球を楽しみます。
海外旅行も沢山したいし、美味しい物を沢山食べたいです。
なるほど、なるほど。
めくるめくエクスタシー(≧∇≦)
そして、無条件の愛を超えた祈り。
感じたいものです。
現実が変わっていくのですね。」( 2016年6月3日 20:45)

いついかなる時も「思いが実現する」というのは本当です。

 自分が無意識に社会常識、社会に意識に従っていれば、自分はそれに応じた人生を創造するのです。

たとえば、結婚はこうあるべきだという話を、あなたがリアリティをもって受け入れれば、それがあなたの現実になるのです。

結婚に対して違うリアリティをもっていたら、違う人生になるのです。

それだけです。」(2016年6月4日 12:41)

それだけなのですね。
本当は、簡単な事なのですね。
自分が何を選択したいかを良く考えたいと思います。
それにしても今まで、なんと世間の常識というリアリティに振り回されてきたか・・
今から変えるしかありません!!」( 2016年6月5日 0:13)

 与謝野晶子は学校で習ったと思います。
 代表作は何ですか?
 ピンポン!
 「みだれ髪」ですね。
 「みだれ髪」はあなたへのメッセージだったのです。
 現実を超えて恋に生きようとするすべての女性へのメッセージです。
 与謝野晶子は女学校を出ましたが、夜には部屋に鍵がかけられたそうです。
 夜出歩かないようにするためです。
 与謝野晶子はその鍵のかけられた部屋の中で源氏物語を読みふけり、恋への熱い思いをかきたてていきます。
 そして、妻子ある鉄幹に熱い短歌を送り続けたのです。
「その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」
 (二十歳の私のクシに流れる黒髪は、新緑燃え盛る春のように美しいのよ。)
「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」
(榎本先生は、「無条件の愛」とか、エラソーに道を説いてるけど、私の熱いやわ肌の血汐に触れもしないで、さびしくないの!)(あ~こんなこと言われてみたいわっ!>自分><)
 「八つ口をむらさき緒もて我れとめじ ひかばあたへむ三尺の袖」
(女性の着物の脇の下の縫わないところ)八つ口を、紫の紐でとめていないの、引くなら、私(の袖)を与えてあげる。
 なんちゅう~挑発的な女なんじゃ!与謝野晶子は!
 これで鉄幹はころっといってしまった。
 鉄幹の思いを確かめた晶子は、そのまま家にいては親の決めた人と結婚させられるので、大阪の実家を飛び出してひとり東京へ向かいます。
 鉄幹が病気で熱を出している時も、
「病みませる うなじに細き かひな巻きて 熱にかわける 御口を吸わむ」
 (病気で横になっているあなたのうなじに細い私の腕を巻いて、熱に乾いたお口を吸ってあげる)
 熱いわ!熱すぎるわっ!
 病気の時ぐらいゆっくりやすませてくれっ(>晶子!by鉄幹(榎本代読))
 熱いふたりは7人の子供をもうけた。
 明治時代にこれらの短歌がどれだけセンセーショナルだったことか!
明治の女性たちの熱狂的な支持を受けて文壇の寵児となっていく晶子に比べ、鉄幹はまったくさえない・・・だんだん自信を失い、やけくそになり、浮気に走る。
 ダメになっていく鉄幹を見るに見かねて、晶子はお金をかき集めて鉄幹をヨーロッパ旅行に送り出す。
 明治時代ですよ!ものすごいお金をつくって鉄幹に持たせてやったのです。
 鉄幹はすっかり甲斐性もなくしていましたからね。
 しかし異国の地で、鉄幹は元気を取り戻します。
 そして晶子に「君もおいで」と文をよこします。
 するとなんと晶子は、単身シベリア鉄道に乗ってヨーロッパに向かったのです。7人の子供を置いて!
 新たに燃え上がったふたりは、その後5人の子供をもうけ、ぜんぶで12人も子供をつくり育てました。
 パワフルぅ~
まあ、何がいいたいかと言えば、親の決めた結婚が絶対であり、出歩かないよう部屋に鍵がかけられるような時代であっても、熱い恋に生きる女性はいたのです。
 この晶子の「みだれ髪」を読んだ、抑圧された明治の女性達は、私も晶子のように恋に生きたい!と思いながら死に、転生して現在の自由な恋愛があたりまえの時代を作っていったのです。

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