こちらの記事に「大元の神と一体化する魂はあるんでしょうか?
神が人間などの魂をどうにかしてしまうと言う事があるんでしょうか?」というコメントをいただきました。
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原作(漫画版)のセーラームーンのかなり後半に出てくるのですが
射手座のA(アルファ)・スターの、さらに中心部ゼロ・スターと呼ばれるところにはギャラクシーコルドロンと呼ばれる大きな滝みたいなところがありそこでは「種」(スターシード)が生まれるところで
その種はやがて星や人間などの生命の魂になり、そして死ねばまたコルドロンに戻ってくるそうなんです話が逸れましたねwそして大元の神と一体化する魂なんてのもあるんでしょうか?そこら辺も答えていただけたら嬉しいです。
でもやっぱりくどい様ですが神が人間などの魂をどうにかしてしまうと言う事があるんでしょうか?
そこら辺も何かわかっていれば答えてくださいお願いします。
セーラームーンですか!?
さすがに私は一度も見たことがないので、詳しいことはわかりませんが^^;
マンガやアニメでもヒットするものは、荒唐無稽なストーリーじゃなくて、ある程度作者もちゃんの世の中の深い知識を調べて、それにインスピレーションを受けて書かれているものはありますね。
大元の神と一体化する魂なんてのもあるんでしょうか?
>大元の神と一体化する魂なんてのもあるんでしょうか?
あると考えています。
というより私たちはすでに一体なんですよ!(笑)
ただ、質問の意味もわかります。
私たちは本来多次元的な存在ですが、地球での転生を生きている私たちは多くの場合五感しか活性化しておらず、自分自身を肉体的存在だと捉えています。
しかし、実際には心や魂を持っており、物質次元を超えた存在です。
さて、人は本来永遠の魂ですが、
私たちは「死」と呼ばれる現象を通じて、この地球上の肉体を離れる時がやってきます。
その時、ライフレビューと呼ばれる自分の人生を、自分と相手の立場で再経験する機会があるようです。
魂の視点で行う人生の振り返りですね。そして、今後は自分はどのような「生命経験」をしたいかを自ら選ぶのです。
その時、自分から出たものはすべて自分に戻ってくるという原則があります。
それは私たちが本来一体であるからです。
地球に転生する理由
それで地球上でなしたことがアンバランスになっている存在は、バランスさせるために次の生を選びます。
例えば、今生相手を殺してしまったら、来世では相手の命を救ってバランスさせたいと思うのです。
そういう「地球上で何かを果たしたいという動機」が地球に転生する「きっかけ」を作ります。
地球に対して何の縁も、動機もなければ地球に転生することはできないのですよ。
逆に言えば、地球での転生を選ぶということは、何らかの地球で果たしたい「動機」を持っているか、バランスさせたい「動機」をもっているのです。
そして、その「動機」を果たすために適した親を見つけて、転生していくのです。
その「地球で果たしたい動機」が魂の傾向です。
なぜかわからないけれど、そういうことをしたい、知りたくてしかたがない。
そういう感覚ですね。
また、もうひとつの「バランスさせたい動機」がいわゆるカルマと呼ばれているものです。
同じような「課題」が人生に繰り返し訪れたりします。
それに取り組むことを望んで生まれてきたからです。
今、地球が次元上昇していることはご存知だと思いますが、これだけの生命を乗せた惑星が自ら振動数を変えて次元上昇することは、この宇宙においても極めて珍しいことのようです。
ですから、物質的な存在、非物質的な存在を含めて非常に多くの存在が、今この地球を観察し、この地球がどうなるのか調査しています。
そして、この宇宙の一大イベントを肉体をもって地球で体験したいと考えている存在も多く転生しています。
あるいは肉体をもって転生し、このイベントができるだけスムーズに進むようサポートすることを望んで転生してきた存在も多くいます。
ただこの地球次元のユニークさは、すべての記憶を失って肉体的な存在として生まれ、五感だけのセンサー生きることにあり、多くの存在が自分のミッションを思い出すこともできず、ただ物質次元に翻弄され、巻き込まれ、この次元の輪廻転生に縛り付けられてしまうことも決して珍しくない大変チャレンジングな経験の場です。
このチャレンジングな地球において、この宇宙の一大イベントを肉体をもって乗りこなそうとしている存在は、宇宙でもたいへんな勇者として多くの尊敬と賞賛を集めているのですよ。(笑)
だから、今の地球での体験はのちのち威張れるんですよ!
「おい!あの時の地球での体験はちょっとしたもんだったぜ!」
そういうと、
「おい!ほんとか!お前あの時代の地球に肉体をもって生きたのか!すげぇな!どうだった?」と宇宙の存在が興味津々に聞きたがるような時代を生きているのですよ。
神が人間などの魂をどうにかしてしまうと言う事があるんでしょうか?
>神が人間などの魂をどうにかしてしまうと言う事があるんでしょうか?
ありません。
すべて「自らの選択」です。
ただ思考は現実化するんですよ。
それは地球上での人生でも、肉体を離れてからも同じなのです。
ですから、もし地球上で生きている間に、「自分は死んだら神に裁かれる」という思考を何度も繰り返し、それを確信し、信念になったとします。
そうすると、思考は現実化するんですよ。
自分は今生では罪深い人間であった、死んだら裁かれ地獄で永遠の業火に焼かれるに違いないと、確信しているとします。
そうするとそれが実現化するんです。
実際に「神様みたいな存在」に裁かれ、地獄に突き落とされる経験をします。
そして、実際に永遠の業火に焼かれ続けるんですよ。
その経験がかなりの長期間(何百年、何千年、何万年)にわたる人もいます。
そして、そこを抜ける「きっかけ」というのは、「うわぁ~」と何年も焼かれながら、
「あれ? 私はずいぶん長い間焼かれたけど、よく考えたら死んでもないし熱くもないなぁ 何でだろう?」とふと思うからなんですよ。
ですからこの「疑問を持つ」というのが非常に重要なのです。
私たちの地球の人生でも、何か変化が起こるのは「疑問を持つ」ことからなんですよ。
「なんでこうなるの?」と思わない人の人生が変化することはないのです。
そして、「まてよ!これってもしかしたら自分で作ったんじゃないか!」と思い至ると、そこから抜け出します。
これは地球上での人生も、肉体がない時でもまったく同じです。
自分の今の不幸を「誰かのせい」だ、「何かのせい」だと考えている間は決して抜けられないのです。
今、この時代にここに生きていることも自分で選んだことです。
だから「ん!これって私が作ってるんじゃないか!」と気づくと抜けられるのです。
肉体を持っていようが、いまいが「まったく同じ」です。
そういう意味で死後「神が人間などの魂をどうにかしてしまう」ように「見える」経験をする人はいます。
地球上であろうが霊の次元であろうが「現実」というのはすべてそのようなものです。
自分から出たものは自分で受け取る
例えば、教会で重要な地位にいた人で、多くの人に「地獄での永遠の業火に焼かれる」という信念を植え付けてしまった人がいるとします。
そうするとライフレビューでそのことに気づくわけです。
そして「自分の説教によって」何百人、何千人、何万人の人が肉体を離れたあと「地獄での永遠の業火に焼かれる」という「自分の信念で作り上げた地獄」から何百年も何千年も抜け出せない魂がいることに気づきます。
そうすると、その現実を知った「教会で重要な地位にいた魂」はそれらの人びとを救い出したいという欲求をもちます。彼らを「自分の信念で作り上げた地獄」から救い出す仕事に自らを駆り立てるのです。
自分が「地獄での永遠の業火に焼かれる」という信念を刷り込んでしまって、それに苦しむすべての人々を解放するまで、その人の仕事は続きます。
人によっては、それが何万年も続きます。
ですから、「自分から出たものは自分に戻ってくる」ので多くの人に影響を与える人ほど、よほど慎重に行動しなければならないのです。
魂の成長の下端における魂の消滅
さて、こういうことを知らず地球上で相当多くの人に相当の苦しみを与えてしまった人がいるとします。
ライフレビューで自分の人生を振り返り、自らのなしたことに愕然とします。
そして、これから自分がバランスさせていかなければならないことの膨大さに圧倒されます。
そうすると「個」としての意識を放棄し、要するに魂としては分解され、新しい魂として再生されることを「自ら選ぶ」魂もいるようです。
それはあくまで救済のために行われることであり、「自らの意志」による選択です。
ですから、この世においてもあの世においても「自らの意志」によらないものは何もないのです。
これが魂の成長の下端における魂の消滅ですね。
魂の成長の上端について
今度は魂の成長の上端についてです。
私たちは今地球での肉体をもった人生に「意識の焦点」を当てていますが、地球での転生を選ばない存在もいます。
ほかにごまんとある別の惑星での転生を選んだり、地球次元ほど「濃い」物質的な肉体をもたない存在としての生命も多くいます。
守護霊とか、天使などと認識されている存在もそうですね。
私たちの肉体も分子レベルでみると99%は空間ですが、他の存在も同じようなもので、振動の周期が違うので認識しにくいだけです。
しかし地球と同じようにリアリティを持っています。
地球の物質が量子的なホログラムであるように、他の次元も周波数の違うホログラムです。
私たちの地球次元が4次元とすると、9次元くらいの存在までは「個」としての認識があるようです。
ですからおり姫様とひこ星のように、肉体をもたない次元にいる存在も、恋愛という経験をしたい存在は9次元までにとどまる選択をするようです。
そこまでに2つの存在が一体化するという喜びを味わい尽くすと個別性を失っていきます。
9次元を超えると、もっと宇宙と一体化してしまって、もはや恋愛という経験もする余地がないようです。
ただ大宇宙に広大に広がる意識を楽しむ、みたいな状態になるようです。
こういう意識体が銀河の秩序だった運行などを司っているようなのです。
銀河が自分の身体みたいものですね。
そうなると私たちが地球で経験しているような「個」の意識ははるかかなたであり、もはやなんのリアリティもありません。
そして、それを超えて意識が宇宙に広がっていくと、最終的に自分の意識が全宇宙と一体化するところまでくるようです。
自分が宇宙そのものであったという認識です。
そうなると宇宙のすべてと一体化してしまい、自他の区別はもはやありません。
それが、
>大元の神と一体化する魂なんてのもあるんでしょうか?
というご質問に対して、私が
「あると考えています。」
とお答えした状態です。