私はこの写真の状態で今まで何年も輪行し、一度も注意されたことはないが、この(2020年)夏JR四国の八幡浜駅で「初めて」注意された。旅行中だったが、その日の夜ホテルで新しい輪行袋を注文した。
JR四国の八幡浜駅の駅員さんはこの状態ではダメだというのだ!ありがたくも「今回は見逃してあげますが、運転手には報告しておきました。」とまるで私が危険物でも持ち込んだかのように言うのであった!(涙)
ちなみに、この写真はJR四国の八幡浜駅で注意された「後」JR九州の日豊線で大分に向かっている時に撮ったものが、JR九州ではこの時も、今まで何年もこの状態で注意されたことは一度もない。
山陽本線でも、鹿児島本線でも、山陰本線でも何年も一度も注意されたことはない。
JRの自転車に関する規則は第308条で規定されていて、JR各社共通である。
第 308 条 2 (1)
自転車にあつては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であつて、折りたたんで専用の袋に収納したもの。
私のブロンプトンは「折りたたんで専用の袋に収納したもの」なんですよ!
ちゃんとルールを守っているんですよ!
それで注意したJR四国の八幡浜の駅員さんに聞いてみました。「これのどこがいけないんですか?」
さて、問題です!
上の写真のどこがいけないんでしょう?
あなたも考えてみてください!
正解は・・・
「底が開いているからダメ」だそうです><
確かにこれは底は空いてるけど、チェーンもタイヤ完全に覆ってるし、この状態では底が開いているかどうか、見ただけではわからないじゃないか!
ところがこの駅員さんは、私が自転車を持って改札を通った時に、そのことに気づいたみたいなのだ。
そう、これを注意したのは車掌さんではありません!
駅員さんです。改札で切符を切っている駅員さんです。
その駅員さんが、わざわざ電車に乗り込んできて、私のところまでやってきて、注意してくださったのですよ!
ん?駅員さんは切符を切るのに忙しくてそんなことに構ってられないんじゃないかって?
それがですよ!八幡浜駅から乗ったのは私ひとりしかいないものだから、もう切符を切る必要はないから、わざわざ車内まで来て注意してくれたのです。
つまりですよ!
その電車の車内はガラガラでほとんど人が乗っていないんですよ!
私がいつも輪行しているJR日豊線とか、山陽本線とか、よっぽど人が多いですよ!それでも車掌さんにも、駅員さんにも何年も何も言われたことないのに。
それが今まで乗った中で一番ガラガラの列車で、「これはダメだ!」と注意されたものだから、びっくりですよ!
ひぇ~っ!
ええもちろん、その日の夜のうちに底のある輪行袋を注文しましたとも!
ちなみにJR四国も第308条はJR他社と同じ文言ですが、別に「列車内への自転車もちこみについて」という文章がWEBに掲載されてました。
私の写真はこの右上の「〇」の状態に一番近いように見える。(サイズ的には私のブロンプトンの方が1回りも2回りも小さい)
しかし、ダメなのだそうだ。
なぜダメなのか?
「完全な収納ではない」
底が開いているものは「完全な収納ではない」というのだ!
ひぇ~っ
もちろん底のあるやつを当日注文しましたとも!
こわ~
そりゃイチャモンルールの厳格すぎる適用でしょうよ。
(ちなみに、ルールを守ることや会議は仕事じゃないですからね。快適な輸送サービスを提供するのが仕事です。それを達成する手段がルールです。私の経験では、ルールを守ることや会議が仕事だと思っている組織はだいたい・・・^^;)
2003年に運用が変わったらしい
いやぁ私は善良な市民であり、ルールを守って楽しく輪行したいだけなんですよ!
だからきちんと「専用の袋」を買って使っていたのです。
ところが、どうも2003年に運用が変わったらしい。(特にJR四国で!)
それでも2020年の9月現在JR九州やJR西日本では17年間以上も何も問題なかった。
だって
第 308 条 2 (1)
自転車にあつては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であつて、折りたたんで専用の袋に収納したもの。
だからです。
JR九州やJR西日本では一度も教えてもらったことないんですよ!
これで問題ないからでしょう。
ところが今までで乗った中で一番乗客の少ない列車で注意されたものだからびっくりした。
あなたのは底がないから他のお客様に迷惑をかける可能性があるというんですよ。他のお客さんほとんどいないのに!
(底があろうが、なかろうが実質上なんの違いもないじゃろがっ!心の叫び)
ええ即日、新しい輪行袋を買いましたとも!
JR四国では人のいない駅構内で自転車押しても怒られる
この輪行袋の底の件はJR四国八幡浜駅の年配の駅員さんだったが、実はこの夏JR八幡浜駅を使うのは2回目であり、1回目は若い駅員さんに別のことで注意された。
自転車を押して、窓口で切符を買ったのだ。
買ったあと、ちょっと切符を財布にしまったり、駅のパンフレットを見ていたりしたら、その若い駅員さんが飛んで来て、「駅構内に自転車を持ち込むのは禁止だから直ちに出てください!」と怒られた。
ひぇ~っ
ええ、もちろん直ちに出ましたとも!
私は善良な市民ですからね。
私は大分在住である。
最も使うのは大分駅である。
今日、その大分駅で写真を撮ってきた。
これ券売機の前です。
左上が改札口。
大分駅では駅で自転車押してもいいんですよ!
私は善良な市民であり、この写真のよい子たちと同じように自転車を押して歩いてただけなんですよ!
わかってくださいよっ!
大分ではこれが普通なんです。
それなのに八幡浜では改札の駅員さんが飛んできて、「さっさと自転車を出してください!」と怒るんですよ!
(大分駅よりもぜんぜん人が少ないのに!あの時も駅に私ひとりしかいなかったからぜんぜん危なくないんですよっ!)
あ~びっくりした。
JR四国(八幡浜駅)怖いわ。
JR九州ではまったく問題ないことで、私も善良な市民としてマナーを守って行動しているつもりなのに、JR四国では行くたび怒られる!><
やだな~
自転車旅を愛する人はJR四国はよして、ぜひJR西日本の山陽本線、JR九州の日豊線を使って輪行し、大分に遊びに来てください!
大分駅を自転車押して歩いても何も言われませんよ!(笑)
別大国道(東別府駅⇔西大分駅間)は広々した自転車道がずっと海沿いに続いて最高の景色です。
足の強い人ロードな人は、湯布院からやまなみハイウェイを通って九重、阿蘇に抜けたら最高です。沿線に温泉もいっぱいですよ♪^^
しかし、新しく輪行袋を買う人は、底のある「完全に収納できる」やつにしましょうね。
私も買いましたからね!^^;
(四国の人の名誉のために言っときますが、四国の人は旅人にとても優しいです。私が子供と三人で自転車遍路をしていて、パンクして困っていたら、車で通りがかった人が、息子とパンクした外したホイールを乗せて自転車屋まで運んでくれ、修理が終わるまで待って、つれて帰ってくれました。本当に助かりました。四国の人の旅人に対する厚情には涙が出ます。ほんとうにありがとう。)