【ブロンプトン】ローマの旅「現地人にリスペクトされちゃった!^^」

ローマに着いた。
 今回はブロンプトン(折りたたみ自転車)をもってきた。
一か所プラスチック部品が壊れたが、使用には問題なく、この部品はサードパーティ製の金属製部品がたくさん流通しているので交換も簡単です。まぁ上出来でしょう。
 飛行機輪行は今回私も初めて。
以前ブロンプトンで韓国の釜山からソウルまで次男と自転車で旅したことがあるが、その時は下関からフェリーだった。

ブロンプトン海外輪行は案外気楽

 今回飛行機輪行に際して私がやったことは3つ。
1、100均でプチプチを4つ買ってきて、ブロンプトンに巻いたこと。
2、空港カウンターで預ける前に、タイヤの空気を少し抜いたこと。(貨物室は客室のように気圧調節しないのでチューブが膨らみ破裂することがあるそう)
3、カウンターで割れ物注意の荷札を着けてもらったこと。
 あとは、手荷物として普通に預け(サイズも重量も規定以内)ただけだ。
 つまりブロンプトン海外輪行は案外気楽で、 海外旅行で手荷物を預ける人とほぼ同じ(笑)
 福岡空港で預けたら、羽田、ドーハでは航空会社が乗せ換えてくれて、私はローマで受け取った。
 私はいつもは機内持ち込みだけで旅しているので、荷物を預けるの初めてだったが、無事受け取れた。

なぜ海外旅行に行くのか?

なぜ海外旅行に行くのか?
それは自分に喝を入れるためだ!
 日本は素晴らしい国だ。
 海外に出ると余計にそう思う。
 日本はあまりに整然としていて便利で日本語が使えて。まぁ頑張らなくても何でもできる。
 しかし一旦海外に出ると、電車の乗り方ひとつ違う、文化が違う、食事の注文方法も違う、文字も読めない。言葉も通じない(笑)
 さてどうするか?(笑)
 それプラス自転車となると体力的にも全力だ(笑)
 つまり知力と体力と、言語力と、文化力と、臨機応変さをすべて試される。それがいい(笑)
 ぼやぼやしてられない(笑)
 今回はブロンプトンに最寄りの駅まで乗ってそこでパッキングし、駅や列車の中、博多駅から地下鉄空港線の乗り換え、福岡空港でのチェックインまで、自転車を抱えて運んだ。
 収納バッグも入れて14kgだ。
 今ローマにいるが、ローマのテルミニ駅(ターミナル中央駅)のメトロ(地下鉄)のエスカレーターが2本あるのに全部下向きよ!
どうしたことよ!
普通は上りの方がきついからどうせエスカレーター動かすなら上向きでしょ。
しかし、ここでクサってはいけない。
俺は金を払ってわざわざ筋トレしに来てるんだ!と自分に喝を入れて深い地下から地上を目指す。
イメージとしては灯油缶もって階段を4ステージあがる感じ(笑)
エレベーターもあるのだがどうも身体障害者用のようで大きなバッグの絵に「×」がついてるので、この階段をもって上がれと言うことなのだろう。
望むところよ!と体をワンクール鍛え上げた(笑)
あ〜こういう旅をするってことは、こういうこと余裕でできる体力を維持しとかないといけない。
日本ではなかなか実感することがない筋力の必要性をひしひしと実感する。それがいい(笑)
今回は3年ぶりに海外に旅に出た。
これがもし5年、10年ブランクが空いたら。
もうこういうことが面倒くさくなったら(笑)
体力的に限界を感じたら。
快適な日本を旅するだけになりそうです。
そりゃいかん!
そりゃいかんのですよ!
そうして私は旅に出る(笑)
ローマの宿には事前に知らせた16時少し前についたけど、誰もいない。それどころか建物の鍵も開かない。
街中の古い建物に一室が宿になってるタイプで普段そこにスタッフはいない(笑)
エレベーターのドアが手動よ!
自動じゃないのよ!
もし上の階で誰かがドアを閉め忘れて誤って落ちたらもうアウトよ!><
それが私みたいな何にも知らない外国人が毎日使ってるのよ!
子供がちょろちょろしたらほんと危険よ!
日本なら絶対に建築基準法違反でしょ!みたいな雰囲気よ!
エレベーターひとつ乗るのに、はて?これはどうしたものかと、ひとしきり思案し(笑)時に命がけよ(笑)
それがいい。
いやよくない!
エレベーターくらいは安全にしなさい!
まじで命に関わる^^;
エレベーターのドアが手動で開いちゃいかんでしょ。ほんと!
エレベーターと悪戦苦闘していたら何とかスタッフに落ち合えて無事チェックイン^^;

アイ リスペクト ユー!

荷物を部屋に置いて早速ブロンプトンで街に出る。
トレビの泉を目指していると、二人で漕ぐタイプの自転車に乗った兄ちゃんのひとりが「ブロンプトン!」と大きな声をかけてきた。
少し離れていたので、私は親指を立てて「イエ〜ス」とニヤリと笑う。
「飛行機でわざわざ運んだんだろ?」
「どっから来た?」と続ける。
私としては自転車に乗って地元民になりすまして旅をするつもりだったが、早々に外国人旅行者だと見抜かれた^^;
「ジャパン!」
と答えると、そのお兄さんが大きな声で
「ワーオ アイ リスペクト ユ〜!」(尊敬するぜ!)と大声で叫んでくれた。
「センキュー」とまたニヤリと笑って、「Your bike great too!」(お前たちの自転車もイカしてるぜ!)と返しておいた。
二人漕ぎの自転車は車での運搬にも適さないので、私は地元の自転車好きの英語が話せる兄ちゃんかなとも思ったが、いずれにしてもローマでブロンプトンに乗ってると(ごく一部の人から)リスペクトされることがわかった(笑)
いや楽しいね♪^^
写真はトレビの泉
(お姉さんそのセクシーな食べ方はやめなさい!^^;)
スペイン広場
(オードリーヘップバーンがローマの休日でアイス食べてたとこね(笑)
パンテオン
(ローマ時代からこのクオリティで残っているから驚き!天使が設計したと言われているそう(笑))
サンタ・アンジェロ城
バチカン
(さすがに教皇陛下に失礼かと存じ、折りたたんで参りました(笑))
フォロ・ロマーノ
ローマ時代の遺跡ですな。
コロッセオ
古代ローマの闘技場です。
16時に宿についてここまで回れるのは自転車の威力です(笑)
ここからはアッピア街道を日没まで行けるところまで行く。
こんな感じでところどころに水場が整備されています。
石畳の道が続きます。
ローマの旧市内を守る門
ここはフレンチジェナという巡礼路になっています。
ローマから6.9km走ってきました(笑)
この巡礼路はなんと!イギリスのカンタベリー大聖堂から続いているようです。
フレンチジェナとはフランス人の道という意味で、フランスからスイス、北部イタリアを越えてはるばるバチカンまで巡礼したんでしょうなぁ。
ローマ水道橋公園というところまで来たところでライト点灯。日没です。
こんなところですね。
(これは外部の写真ですけど^^;)
まぁ2千年前にこんなの作ってローマの膨大な水需要を満たしていたんだからすごいよね。
さて日が暮れたので飯にする。
ローマ市内の観光地周辺は高くてうまくないという噂なので、郊外で地元民で賑わってる店を狙う。
アリババローマ(ケバブ屋さん)
いいね!いいね!
地元民で賑わってるね!(笑)
中に入って注文方法を観察します。
(お姉さん行儀悪いよ!)
何やら追加の野菜の細かいオーダーをみんなわぁ〜わぁ〜言ってるがポモドーロ(トマト)くらいしか聞き取れない^^;
こうなったら指差し作戦でいくしかない!
写真の奥の帽子を後ろに被ってる兄ちゃんがいいやつで、私の指差しオーダーをひとつのミスもなく入れてくれました。さすがプロ!(笑)
グラッチェ!^^
コン棒サイズのケバブで、ボリュームはモスバーガー3つ分は余裕である感じ!^^
味もうまくて6ユーロ!
もう最高!^^
ということで初日のジモティー観察作戦は大成功なのであった!^^
このあとは最寄り駅からメトロ(地下鉄)で宿に戻りました。

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