質問をいただきました。
> お尋ねしたいことがあります。
>
> ☆ 先生は、今生に人間にとして生まれてきた意味をどのようにとらえていらっしゃ
> いますか?
生きることそのものが、生まれてきたことの意味です。
味わい、泣き、笑い、喜び、いきいきと生きる経験そのものに意味があります。
石に生まれるよりも、人間に生まれる方がいいと思いませんか?(笑)
> ☆ 命をつなぐことにはどのような意味、使命があるのですか?
この宇宙において、生命ほど貴重なものはありません。
その宇宙で最も貴重なもの、「生命」を受けついていく営みは、この宇宙でもっとも大切なものです。
> ☆ 子供に恵まれない人にはどのような役割があるのでしょう。
人間は、見える(肉体)だけの存在ではありません。
魂こそがより人間の本質的な部分であると考えます。
魂こそが、生きることによって得た経験を転生後も受け継いでいく器です。
もし、目に見える肉体にしか価値がないとするならば、生命を生まない、育まない人や生き物は生きる価値がないということになります。
事実生殖を終えたら生命を終える生き物はたくさんいます。
もし、それが地球にとっていいことであるならば、すべての生命はそのようになっているはずです。
しかし人間は、もはや子供を生まなくなって、なお数十年の寿命を持っています。
そのように生殖しない、もはや生命を育まない存在が、なおも数十年に渡って生き続けることを神が容認しているなら、
その生命を生まない期間に価値があるからに他なりません。
生命というものは、神様の完璧な創造物です。
およそ自然界において、生命において、無駄なものは一切存在しません。
その人間の生命がそのようになっていること自体が、生命を生まない期間もまた貴重であることを示しています。
私たちは生きることによって多様な経験を積み、それを魂に刻んで次の転生に運んでいきます。
今生、子供に恵まれない人の人生も、子育てを終えた人の人生も、同様にかけがえのない貴重なものです。
なぜなら、神様がそのように人間を創造されたからです。