親の言うことを聞かないのは問題ではない。自分自身を大切にしなかったのが問題。

ご質問をいただきましした。

今回の(病気の)症状、全て私が今まで私以外の人やお母さんからのアドバイスを無視して間違ったことを選んで進んできた結果で、私が悪いです。

「間違い」も「悪」もない

人の本質は永遠の魂です。

今生の人生はその永遠の転生の1ページなのですね。

そして永遠の旅路においては「間違い」も「悪」もないのです。

ただ「ひとつの経験」があるだけです。

神が人に自由意志を与えたのですからね。

神は起こることをすべて許容するからこそ、人に自由意志を与えたのです。

神がすべてを許し許容しているのに「間違い」も「悪」ありません。ただ魂の永遠の旅路の「ひとつの経験」があるだけです。

だから「私が悪い」などと思う必要はありません。

ただひとつの経験があった

ただ「ひとつの経験の結果があった」と思えばいいのです。

その結果が自分の望まないものであれば、自分の自由意志で今度は違う選択をすればいいのです。

魂の旅路とはその永遠の繰り返しなんですよ。

私は馬鹿なので伝えたい事もちゃんと伝えられないで、お母さんを勘違いさせて怒らせたり、こうやって今までのお母さんからのアドバイスを無視して病気になってお母さんに迷惑をかけています。

ああまただ!

「私は馬鹿」などと言っている(笑)

「私はひとつの経験をした」のでと言えばいいのですよ。

お母さんは私が何をしたんだって言ってました。
反省している、と言いましたが「今までもそうやって言ってまた私の言うことやアドバイスを聞かないでこんなにらなっただろ」と言われました。
私の中では、初めて死ぬ思いをして、今までアドバイスを聞かなかったりした事をちゃんと反省したんですが、先程何気ない会話の中で反省していないと思わせてしまう事を言ってしまったようで、また怒らせてしまいました。

お母さんの言うことを聞かないのは問題ではない

すべての人の自由意志があります。

子供にも親の言うことを聞かない自由意志があります。

「反抗期」というのはごく普通にみられる一般的なことです。

それは簡単に言うと「親の言うことを聞かない」ということです。

それは世間ではよくあることですので、気にすることはありません(笑)

自分は大切にしなくちゃいけない

親の言うことを聞かないことは別にいいのですが、自分は大切にしなくちゃいけませんね。

自分の自由意志による選択の結果、自分の人生に望まない結果をもたらしたのなら、その選択を変えた方がいいかもしれませんね。

それは親は関係ない話なんですよ。なぜなら親(大人)も間違えることはよくあることだからです。親の言うことを聞かないという自由意志を発揮しても、まったくかまいません。

学校の先生も間違うし、ローマ法王も間違います。

天動説を押し付けたりするんですよ(笑)

ですから親や目上の言うことを聞かないことがあってもまったくかまいません。なぜなら彼らも間違うことがあるからです。

しかし、自分を大切にするということに関しては、ぜひそうしてください。

今回ので、人の言うことを聞かずに自分の意見を通して生きることを反省しました。アドバイスを聞けばよかった。これからはアドバイスをちゃんと聞いて言う通りにしたいのに、私の気持ちが甘いせいなのかこうやって意識せずに反発してしまう性格を、どうにかしたいです。

人の言う事を聞き続けても自分の人生はどこにも行き着かない

それは別にどうしもしなくていいです。(笑)

人の意見については、自分に役立つと思うものを採用すればいいし、役立たないものは採用する必要はありません。

あくまで基準は自分にあります。

もう少し大人になれば、「人の言う事を聞き続けても自分の人生はどこにも行き着かない」ということを発見するでしょう(笑)

「船頭多くして船山に登る」ということわざがあるのをご存知ですか、船の針路について指示を出す船頭(船長)が多いと、船は正しい進路どころか、陸に乗り上げてしまう。(まったく意図しない方向に進んでしまう」ということです。

自分の人生の船頭は、自分だけです。

親も、学校の先生も誰もあなたの人生の船頭にはなり得ません。

なぜなら彼らはすべてあなたより先に死ぬからです。

彼らは誰もあなたの人生の責任をとりませんよ!

なぜなら結果を見届けることさえできないからです。

自分の人生の船頭には自分しかなれないのです。

ですから、人の意見を聞かないことを反省する必要はまったくありません。しかし「自分自身を大切にしない」ことに関しては大いに反省した方がいいですね。

自分の人生に干渉する人に反発するのは当然

人には自由意志がありますので、自分の人生にあれこれ干渉する人がいたら「反発」するのは当然なのです。

それはまともな人ほとんどすべてに見られる現象です。

ですから多くの人は「反抗期」を迎えるのですよ。

それは正常なことです。

人は自分の人生にあれこれ干渉する誰かに反発します。

それは「自分の人生の舵を自分で握りたい」というすべての人の望みがあるからです。

それは神がすべての人に自由意志を与えたことに由来します。

ですから、その気持ちを人から取り除くことはできないのです。

誰かに反抗する人生はつまらない人生

ただ誰かに、反抗する人生はつまらない人生ですよ。

それは言う事を聞かせようとする誰かから必死で逃げている状態です。

しかし、それはたいしたことではないのです。

本当は、その追ってくる人から完全に逃げ切ったあと、

ふと気がつくと自分の人生に360度の海が広がっていた。

さて、「どちらに舵を切きろうかな?」

今までは誰かから逃れるために必死に舵を切り続けてきたけど、ふと気がつくと追っ手はもういなかった。

自分の人生に「誰かから、何かから逃れる」という目的がなくなった。

さて、この360度の展望が広がる海で私はいったいどちらに舵を切るのか?

もう誰も追ってくる人もいないし、誰もアドバイスしてくれる人もいません。

そこからが本当の自分の人生の始まりなのですよ(笑)

そして360度広がる海で、あなたがどのように舵を切ってどのような航路を描いたのか。

その軌跡があなたの人生なのです。

誰かに反抗している間はまだあなたの人生は本当の意味では始まっていないんですよ。

自分に甘くて、自分自身の意識を変えれば変われるのだろうと思うんですが、どうしてもどう意識を変えたらいいか分かりません。
伝えたい事もごちゃごちゃで読みづらい文章になっていて申し訳ありません。
お母さんを困らせたくないし、怒らせたくないです。なにかアドバイスを頂きたいです。

もうお母さんに反抗するというつまならい動機から卒業することですね。

お母さんを困らせるということは気にしなくていいです。

自分の人生で、自分が困ることをしたところで、自分以外の誰も困りません。親も実は困りません。

私と長男は以前バリ島を自転車一周したことがあるのですが、彼は私のアドバイスを聞かずに道に迷ったことがあるのです。

日暮れまでに私は宿に着きました。

長男は真夜中になっても着きませんでした。

道に迷ったのです。

道に迷って困るのは長男です。

私は宿について食事とシャワーとベッドにありついているわけですから。(笑)

もちろん私も人の親ですから、言葉の通じない異国で長男が行方不明になれば心配ないかといえば嘘になります。

しかし、何かを心配するというのは実は「私自身の選択と問題」なのです。

そして長男は長男で自分の自由意志によって選んだ選択で問題に直面しているのです。

人はたとえ親でやっても究極的には影響を受けない

物事を深く見ると、結局自分の自由意志によって自分自身は影響を受けますが、人はたとえ親でやっても究極的には影響を受けないことがわかります。

もし親が何か影響を受けたとしたらそれは「心配するなどといった」親自身の選択によって生じた結果を親自身が受けているだけなのです。

実はそれが物事の真実のありようです。

これは実はとても素晴らしいことで、世の中には子供を虐待するなどひどい親もいますが、子供は「親がどうであれ」その影響から脱して自分で幸せになることができます。

それができるのは、「たとえ親でやっても究極的には影響を受けない」からです。

人が自分と違う選択をすることを誰も止められない

もちろん私は長男に「こちらの道の方が正しいと思うぞ」と何度も説得を試みました。

しかし最終的に彼は「違う道を選びました。」

そのことについて私は何も怒りません。

人は自由意志をもっていて、その結果を自分で受け取るという原則に微塵も反していないからです。

夜が明けても彼は宿に到着しませんせんでした。

私はひとりで湖のほとりのテラスで朝食を食べました。

そしてただそこにぼーとしてたら10時半ころだったか長男が「今着いた」と姿を現しました。

私は「お~ 朝飯は食ったか?」と聞き「食べた」というので、「フルーツとお茶でももらうか?」と聞くと「うん」というので、ボーイさんに頼み、「まあ座れよ。どうだった?」と聞いただけです。

私はちゃんと昨夜宿について夕食も朝食もきちんと食べたのであある意味「何の影響も受けていません」

たとえ親子であっても、子供が自分が思うことと違う選択をしたからと言って何の影響もうけないのです。

ただ心配することはあっても「それもまた親が自分の自由意志で勝手にしたこと」なのです。

ですから、私は長男が間違った道を選んだことも、結果として道に迷って異国で一時行方不明になったことも、そして10時半ころひょっこり姿を現した時も、まったく怒りません(笑)

彼は自分の自由意志による選択の結果を自分で全うしただけです。

そこに悪いことは何もないのです。

ちなみに、この出来事の後、より私のアドバイスをよく聞くようになりました。(笑)

どうもこういうことでは私のアドバイスを聞いた方がいいということを学んだようです。

それもまた彼が自分の自由意志で決めることです。(笑)

彼はあるひとつの経験から学んだのですね。

親の言う事を聞かないということはまったく悪いことではない

ですから親の言う事を聞かないということはまったく悪いことではありません。

ただ、自分の人生を大切にしなかったり、望まない結果を招いたのに、自分の選択を変えないことは自分のためになりませんね。

言っときますが、親であろうと学校の先生であろうと、誰か目上の人であろうと、最終的に誰もあなたの人生の責任などとりませんよ!

みんな先に死にますからね(笑)

すべての人はいつか自分の人生の舵を自分で握らなければなりません。

どうせそうなら、早くから握って人生の舵さばきを学んだ方がいいのです。

親であれ、誰かの言うとおり舵を切ってきて、突然その人が死んだときに途方にくれてしまいます。

親は自分の子供が自分がいなくても自分の人生を生きていけることが幸せ

そして親は最終的に自分の子供が親を必要とせず、自分自身の足で立ち、自分の判断で幸せになっている姿をみて、とても頼もしく思い安心するのです。

それが実は親にとって最高に幸せなことなのです。

だから親の言う事を聞かないは問題ではありません。

しかし、親への反抗であれ、理由はなんであれ

「結果として自分を大切にしない結果を招いたのなら」

その「自分の判断は自分にとって問題です。」

いいですかね?

反省するのは「親の言う事を聞かなかった」ということではありません。

反省すべきは「自分自身を大切にしなかった」こと

結果はどうであれ「自分自身を大切にしなかった」ことについてです。

親がどうであれ、社会がどうであれ、世界がどうであれ、あなたは自分を大切にして幸せになっていかなくちゃいけない。

世の中には「反抗」したいがためにタバコをすったり、シンナーとか薬物とか、実につまらないことをする人が多いのです。

誰かに反抗するなど「実にくだらない動機」です。

そんなことよりも、自分の人生は360度の自由な選択ができることに気づき、それを自分の人生の幸せのためにどう選択し続けるのか?

それこそが人生の主要な問題なのです。

いい大人が「私はいったい自分が何がしたいのか、わからない」などという人がものすごく多いのですよ。

「自分の人生の舵取り」の経験を積んでこなかったからです。

「その人が何に向いていて、何が好きで、何をしたいのかは」その人にしかわかない

「その人が何に向いていて、何が好きで、何をしたいのかは」その人にしかわかないのです。

言っておきますが、親にも自分の子供が「何に向いていて、何が好きで、何をしたいのかは」まったくわかりませんでしたよ!

私の長男は理系で次男は文系です。

興味関心がまったく違います。

同じ親から生まれて、同じ環境で育っても、人はまったく違うのです。

なぜそうなのかも「親の私にもわかりません」(笑)

ですから、親の最大のアドバイスは「自分が好きなことをやってみろよ」です。

それ以外に言いようがないのです。

実際には私の長男も次男も頻繁にアドバイスをよく求めてきます。

私ならこうするよ。というアドバイスをします。

彼らがそれを採用しようがしまいが、私はまったく知ったことではありません。(笑)

彼らには自由意志があるからです。

しかし、彼らが今でもよく私にアドバイスを求めるのは、何か役に立つからでしょう。

また彼らが最終的にどのような判断をしようと、まったく私は干渉しません。

「うざくない」ので彼らもアドバイスを聞いてくるのではないかと思っています。

もちろん私も彼らに「幸せになってもらいたい」と思ってアドバイスします。

しかしまた私は彼らに代わって彼らの人生の責任を取ることはできないし、彼らは自分の人生を自分で生き抜くしかないということをよく知っているのです。

だからお母さんを含めて「誰かの言うことを聞かない」ことはまったく問題ではありません。

しかし、あなたが自分の自身を大切にしていない判断や行動を自分で行い、結果として自分の人生において望まない経験をしたなら、それを変えることは大事なことです。

その際に重要なことは誰かの言うことを聞くことではなくて、

自分の人生に責任をとり、自分自身を大切にして、自分が幸せになる判断や行動をしてこなかった部分はどこにあるのか?ということは大いに見直した方がいいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Loading Facebook Comments ...