【イタリア自転車旅行記・ポー川】アドリア海まで80km走る

昨夜泊まったフェラーラの旧市街にある小さなレンガのお宿を出発し、まずは数百メーロル離れたところに見つけた自転車屋さんに行く。

老夫婦がやっている小さな自転車屋さんで、英語はまったく通じない。

身振り手振りで、この自転車にあう予備のチューブが欲しいと伝え、無事入手(5ユーロ)。空気も入れてくれた。

フェラーラ旧市街を走り抜け、

ほど近いポー川に到着した。

今日はここからひたすらポー川沿いを走り、アドリア海を目指す。

右手にポー川を見ながらこんな感じの道をひたすら走る。

この道はSinistra Po( ポー川の左)という自転車道で実に単純な名前だ(笑)

時々、植林がしてあるがイタリアの植林は必ず一直線上に木が植えてある。

日本はたしかずらして交互に植えてあった気がする。このあたりも国民性の違いか。

燃料補給は、近くの集落のカフェで行う。

田舎になるとパニーニ(パンのサンドイッチ)がでかくなるのはうれしい(笑)

ポー川沿いは農村地帯である。

ペットボトルの水を確保したくなったが、自動販売機などまったくない、コンビニもない、集落に入っても雑貨屋がない!あるのはBARだけ。

BARのガラス越しに、日本と同じようなアイスクリームケースがあるのを見つけ、入ってみるとアイスも水も買えました。

「アクア?」(水はあるか?)と聞くと、

「グランデ?」(大きいのか?)と言うので、

「シー!」(イエス!)と言うと1リットルのペットボトルがドンと出てきた。

(そういえばスタバのグランデはイタリア語から来てるんだなぁ〜)

店の裏にテラスがあるからと、教えてくれ、

水道(写真左)も使っていいよ、言ってくれた。

とっても親切だ。

ポー川河口のデルタ地帯に入ってきた。

ここ一帯も世界遺産に指定されている。

ついにアドリア海に到達!

鳥が渡っていく。

このあたりは右の海の方が海面が高くなっており、広大な干拓地が広がる。

今日はポー川沿いをアドリア海まで80kmくらい走った。

河口レストラン兼の一軒家に泊まります。

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