上海旅行記2

朝、「人民広場」まで歩いていると、公園で太極拳をやっていた。

空中ゴマをブン回す芸をやっている人もいる。

長い棒を口で加えて、そこまでやるのかっ!

朝からはげしいのであった。
「人民広場」からは歩行者天国の南京東路(ナンジントンルー)を歩く。

最近の中国は一人っ子政策を転換し、子だくさんになっている。

と、思ったらこのお母さんと赤ちゃん、ベビーカーは銅像であった。
外灘(ワイタン)に着いたらびっくりした!

黄浦江(ホアンプージャン)の向こうに新しい都市が出現している!
私が学生の時来た外灘(ワイタン)の向こうにはあの都市はなかった・・・
ほんとびっくりだ!
しばらく外灘沿いに歩くと豫園(よえん)に着いた。

この塀の中が名所になっている。
しかしこんな文化遺産に洗濯物を干していいのか!

ぐるっと回って入り口に着いた。

まずは10元払ってお寺みたいなところに入ってみる。

子供たちは勝手に「夏も近づく八十八夜!トントン」をやっている。

もちろん中国語で歌っているので歌詞は違うのだろうが動作はいっしょ。日本とどっちがオリジナル?
髪をアップにまとめた若くてきれいな人もお参りに来ている。

そこまでひれ伏すのかっ!

こちらのきれいなおねいさんは1分間くらい起き上がろうとしないのであった・・・

よっぽど閻魔大王に怒られそうなことでもしたのだろうか。
豫園の中はとってもにぎやかだ。

古いものばかりでなくなぜかスマホのプレゼンをやってたりする。

ベッドも売っている。

ここまでずいぶん歩いたがスタバに入るのはよしておく。

くるっと回ると池の中に建っている「湖心亭」が見えてきた。

内部はこんな感じ。

お茶としては中国ではとても高いのだろう。私のような日本人とか外人さんがぼつぼつ入ってくるだけ。

しかし、人混みを逃れてこの文化財の中、座ってエアコンにあたりまくれる場所が空いているのはありがたい。一息ついた。
私の選んだ安渓烏龍茶は工夫(くんふう)茶器で入れる。

いい葉っぱなので何回も注いでも香りが立つ。

さんざん涼んでのんびりしたあと向かいに見える、南翔饅頭店に行くことにする。

向かいの白壁に四角い窓が南翔饅頭店。

このちょうど中央に見える四角い窓から、さっきまでお茶を飲んでいた湖心亭を見たのがこちら。

左半分から見える建物の二階でお茶を飲んでいた。
饅頭屋さんは混んでいたので、こちらの方と仲良く相席だ。

箸をとってくれ、この酢(スゥ)をつけて食べるのだと教えてくれた。
同じ調味料を同じ発音で表現することにちょっと感動。

名店でやっぱりおいしい。六本木ヒルズにも入っている。

昼は外灘(ワイタン)に戻って、上海姥姥(上海ラオラオ)(上海ばあちゃん)で食べた。

名物の紅焼肉が出てきたら、思わずご飯を注文してしまった。

これがばあちゃん麻婆豆腐

これは取り皿にとったものなので、もちろんほんとはもっとたくさんある。
甘酸っぱい海老も食べた。

夜の南京東路(ナンジントンルー)は昼より人が多い。

涼しくなるのと、外灘(ワイタン)の向こうのライトアップが素晴らしいからだ。

香港を越えている。今中国で一番都会を感じられるのはここだろう。
人が多いのに電動のこんなものに乗って走り回る女の子がいたり、

上にはドローンが飛んでいる。

もう何でもありだ。
しかし、東京都比べてもホームレスは少ないし、歌舞伎町のように危険に感じることもない。
バイオリンなのに中国楽器のような音が出る妙な楽器を引く人がいた。

こちらが上海のマイケル・ジャクソン。

しかし、レベルはまだまだで、もし日本のパフォーマーが行ったら人だかりだろう。

夜は火鍋屋さん「海底撈火鍋」に行く。

こんな感じでお肉や野菜をしゃぶしゃぶにして食べる。

はっきり言ってめちゃくちゃ辛いっ!

ラー油の海の中に唐辛子やコショが煮え立っている。
口から火が出ることうけあいだ。
白い方が穏やかな味で、こちらで休みやすみ食べる。

〆の麺を頼むと横に来て、振り回しはじめた!

あぶない あぶない~ ><
でも見事なもんで、こちらには飛んで来なかった。

そんなこんなで上海2日目は無事過ぎたのであった。

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