新型コロナウイルスは空気感染するエイズ

新型コロナウイルスはかかれば免疫で治せばいいというものではない

私はもし日本で新型コロナウイルスが爆発的に拡がったり感染してしまったら、まぁ免疫で治せばいいと考えていた。致死率は数%~10%程度で、逆に言えば10人に9人は死なない。亡くなる人は持病などをもっていて既に免疫が落ちている人ということだった。元気で免疫が健全に機能している人は問題ないと考えていた。以下の生物学の科学誌 BioRxiv(バイオアーカイヴ)に発表された論文に関する記事を読むまでは。

新型コロナウイルスに「HIV (エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。さらに「感染しても免疫を獲得できない示唆」を中国当局が示し、事態は新たな局面に

新型コロナウイルスは「空気感染するエイズ」

生物学の科学誌 BioRxivで新型コロナウイルスにはHIVすなわちエイズと類似する部分が挿入されていることがわかった。

エイズとは「免疫不全症候群」のことであり、免疫を失う病気である。

また、

中国国家衛生健康委員会が31日開いた記者会見で、中日友好医院の※慶元(※簷の竹カンムリなし)医師は新型コロナウイルスによる肺炎に関し「感染後にできる抗体には長期間持続しないものもある。一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と述べ、警戒を呼び掛けた。(時事通信 2020/01/31)

つまり中国国家衛生健康委員会によって、「抗体が持続しない。一度感染し治癒しても再感染のリスクがある」こと、すでに「免疫不全」が観察されている。

新型コロナウイルスは生物学の科学誌の記事による構造的な特徴と、中国国家衛生健康委員会の観察によって、いわば「空気感染する免疫不全症候群」つまり「空気感染するエイズ」である可能性が極めて高くなった。

私は新型コロナウイルスは「空気感染するエイズ」である可能性が高いことを自分の子供に直ちに伝えた

私は新型コロナウイルスは「空気感染するエイズ」である可能性が高いことを直ちに大学生である自分の子供に伝えた。

これはうつっても治せばいいという類の病気ではない。

エイズ同様、「うつらないことが何より重要」な病気である。

私は家族に伝えるような情報をブログに書くことが誠実さだと思っているので、ここにも書く。

あなたはエイズにかからないためにはどのような対策をするだろうか

あなたはエイズにかからないためにはどのような対策をするだろうか?
エイズはウイルス感染者との性的接触によって感染することがわかっている。

エイズにかからないためには、もちろん不特定多数と性交渉をもつ人と自分は性交渉しないはずだ。

これが空気感染レベルで起こっているのが、今回の新型コロナウイルスである可能性が高い。

前例のない封鎖が実施されている

現在武漢市を中心とする湖北省二千数百万人が封鎖さている。

ロシアも国境を封鎖し、アメリカも渡航も飛行機の運行も禁止した。

こういう前例のない非常に厳しい対応をやっている。

すでにロシアもアメリカも、これが「空気感染するエイズ」であることをつかんでいるから、こういう極めて異例の厳しい態度で望んでいる可能性がある。

普通のインフルエンザのように、かかっても免疫で治せばいいというものではない。

現在もエイズに治療法はない。

感染が終息するまでは「空気感染するエイズ」として対処すべき

科学的で権威ある2つの情報源がもたらす知見から、これを「空気感染する免疫不全症候群」=「空気感染するエイズ」として警戒し、対処すべきである。

この異常な感染者の増加カーブが水平になり、減少し、ほぼ爆発の可能性がなくなって、そして多くの感染者が無事回復するのを見届けてから「な~んだ!大したことなかった!」と気を緩めたらいい。

私は自分自身でもそうするつもりだし、家族にも直ちにそう対処するようアドバイスした。

私はあなたもそうすべきだと思うが、もちろんご自身の判断におまかせします。

100年に1度の地球の人口が減少するようなパンデミックが発生している

地球ではなぜか100年おきに人口が激減するようなパンデミックが発生している。

1720年ペスト
1820年コレラ大流行
1920年スペイン風邪
2020年新型コロナウイルス

今回は、以前のもののような大被害がでないと信じたいが、ここまでの推移と科学的な知見によれば、とても現時点では楽観できない。

以下のコメントをいただきました。

興味深い記事の紹介、ありがとうございました。素人なりにざっと読んでみました。どうやら、今回のコロナウィルスの環の部分のタンパク質の中にHIVと似たシークエンスが4か所ある、ということのようですね。ただ、HIVの中のこれら4か所の部分の役割がまたわかっていないようで、ということは、この4か所が似てるからHIVと同様の免疫不全を起こすかどうかは不明のようです。気になるのは、この環部分のタンパク質が、どうやらウィルスのホストの特定性に関わっているようで、これが人への感染を促したのではないか、と思われることです。現在、武漢では抗HIV薬の臨検が行われているとのことですから、やがてHIVの薬が有効かどうかわかるでしょう。 cozycoach(02/02 06:40)

エイズの原因たるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が、貴方の言うところの「うつらないことが何より重要」なウイルスである主たる理由は、それが「レトロウイルス」に分類されるものであるからです。
HIVが体内から完全に除去することができない理由は「レトロウイルス」の増殖過程にあります。一方、新型コロナウイルスは現状レトロウイルスでなはいと考えられています(コロナウイルス科に属するウイルスと考えられている。確定ではないことに注意してください)。
レトロウイルスでないウイルスは体内から完全に除去することのできるウイルス(完治可能なウイルス)です。その点で、本記事の内容やタイトルは、新型コロナウイルスがレトロウイルスに属するHIVと同じであると誤解を生じるのもであり、訂正された方が良いと考えます。
もし私のコメントに疑問を覚える場合は、是非、レトロウイルス科、コロナウイルス科ウイルスの増殖過程と免疫作用機序についてお調べください。また、今回話題となっているHIV-1 gp120 がB細胞の免疫を抑制する効果について調べ、HIVが抗体機能を抑制することがHIVが「うつらないことが何より重要」の理由にならないということをお調べください。(匿名 投稿日:2020/02/03(月) 01:31:46)

 私よりもこのコメントを書かれた方の方が、この点については詳しいのではないかと思います。
 上記ご指摘の点について私は詳しく知らないということを告白した上で、必要があるとお感じになる読者の方は、上記のコメントを参考に、ご自身でお調べられることをお勧めします。

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