バリ島最終日 ウブドで裸にされ思わずあえぎ声が出てしまう!><

前日、再び行方不明になっていた長男と無事再会し、自転車で長い坂道を1時間半ほどほぼこがずにウブドに帰って来た。

今朝は紅茶とフルーツパンケーキと果物が朝食だ。

この宿はひとり一泊千円ちょっとなのだが、こうして朝食も出てプールもある。
ほんとありがたい。

今日は深夜便で帰国する。
昼前にチェックアウトし、こちら(バリ島)の友人と一緒にお昼を食べる。

ウブドでもお勧めというハンバーグのお店。
旅先では現地のものを味わうということを基本方針にしている私は、ハンバーグなどという邪道(笑)な西洋料理はこちらでは食べたことはなかったが、ジューシーでとってもおいしかった。こちらは牛肉もおいしいのでこういうのもお勧めかもしれない。

バリ島は米作の島であり、ご飯が毎日食べられる。
麺も毎日食べられる。

外国に行って、どうしても食べたくなるのは、ご飯や麺類であり、その点バリ島では毎日、それが満たされるので、食事は他の国より日本人にあっている。

さて、今日はバリ島最終日であり、最後に何をしたいかと言うとやっぱりマンゴーを腹いっぱい食べたいということになった。
ところが、ウブドの街中にはおしゃれな観光客向けのカフェやレストランばかりで、あのローカル向けの果物屋がない。
スーパーにもコンビニにもマンゴーがない。

そこでどんどん歩いて街外れまでやってきた。
ローカル向けのワルン(食堂)がちらほら見えはじめる。
そこをあるいていくと、やっぱりありました!
ローカル向けの果物屋!

棚には見あたらなかったので聞いてみたら、冷蔵庫の中にありました!

やったぁ~冷えてる!

ということで例によって切ってもらう。

ふた玉分!

ああうまい!
マンゴぉ~

見る見る間になくなってしまう。

「Two more mango please!」
この果物屋のかわいらしい娘さんがびっくりしてニコニコしながら、また2つ分切ってくれた。

あ~これで満足じゃ!
もう思い残すことはないで。
(ひと玉70円くらい)

その後はウブドの街をぶらぶらと散策する。

すると長男が「今回はずいぶん走ったし、最後にマッサージをやってみたい」という。
例によってgoogleで検索し、ウブドで一番評判のいいマッサージが近くにあったので行ってみた。

こちらがその待合室。

ウブドの一般の住宅だが、中はこんな感じで涼しいお庭がしつらえてある。
風もよく通る。

今日は帰国日であり、インドネシアルピアを日本に持って帰ってもしょうがないので、手持ちの現金はもう少ない。

ふたりがするには現金が足りないし、私はあまりマッサージに関心がないこともあって、長男だけさせて、私はこの待合室で待つことにした。どこからともなく竹のガムランの音が聞こえてくる。長男はいっぱい自転車をこいだのでフットマッサージを頼んだようだった。

しばらくすると、西洋人のゆたったりしたローブを着た女性のお客さんが出てきた。

その方をマッサージしていた、女性も出てきた。
暇だから私に色々話しかける。

「あなたもマッサージしてみない?」
「いやもうあまり現金がないんですよ」
「両替所なら向こうにあるわよ」
「そうですねぇ・・・」

私はマッサージというものをほとんど経験したことがない。
何年か前に中国を旅行したことがある。ホテルに到着すると必ずタイミングよく内線がかかってくる。
「マッサージどうですか?」
どこのホテルでも必ず同じようなタイミングでかかってくるので、おそらくホテルの従業員が「○○号室に外国人のお客さんが入ったよ。」と手引きしているのだろう。

一緒に旅行していた中国の人に聞くと「ああいうのを頼むと部屋に来て、下半身の特定の場所を特に念入りにマッサージしてくれますよ」と言う。

私はそういうのは好きではない。
私は、今生、性を買ったことがない。
そういうのってその女性はお金が好きなのであって、人としての私に関心をもってくれているのではない。そういうので心満たされるとはとても思えない。

そんなので女性と関係をもって楽しいのかね?!

そんなこんなでお酒を飲むときも、女性が相手をしてくれるクラブではなくて、もっぱらホテルの最上階にあるカクテルバーなどで飲む。

恋をするなら、きれいな恋がいい。

そんなことはまぁいい。

でそんなこんなで食わず嫌いもあって私はマッサージというのはほとんど未経験なのであった。

するとその女性は、
「私のマッサージを受けるためにわざわざバリ島に来る人もいる」
「1日2回通ってくる人もいる」
などという。

そうかぁ。

「しかし、もう今日帰るので日本円しか持っていないんですよ」というと、
今のレートを私に聞いて「それでいい」という。

日本円の千円を渡して、おそるおそる部屋に入った。

部屋に入ると服を脱げという。
えっと、フットマッサージじゃないのと思いながらも、
言われるままシャツを脱ぐと、ズボンも脱げと言う。
あっちゃ~ズボンもですか!
なんとかパンツだけは残してくれた。

ベッドにうつぶせに寝かされた。
それで手にオイルをたっぷりつけて足からマッサージをはじめる。

き、きもちいい・・・

待てよ!こんなに気持ちよかったら、仰向けになったとき、テントを張ってしまったら恥ずかしいぞ!(なにが!)などと心配になる。

そんなこんなを思っていると指がツボを攻めだした。

あっ

うっ

はぁ

いい・・・

痛い!><

めちゃくちゃ痛い!

きくぅ~っ

一体この女性のどこにこんな力があるのかというくらい、ぐりぐりツボを責め、コリをほぐしていく。

バリのスパというと優雅で気持ちよさそうなイメージがあった。

(バリ風スパ、イメージの図)

女性たちはこんな気持ちよさそうな顔をしながら、こんな苦行に耐えているのかっ!

効くぅ~><

信じられん!

う~っ(痛い!)

思わずあえぎ声が出てしまう。

長時間痛みに耐え続け、

最後に首のツボ、眉毛のツボ、頭のツボなどを念入りにプッシュされたら放心状態になってしまった・・・

なるほど、これはすごい!
こんなにがんばってぐりぐりツボを1時間以上も攻めまくってもらって千円とは!

いやぁ見える世界のこういうスパというんですかね!?

こういうのもたまにはありだと思った。

バリ来たらまた、この人にやってもらおう。

テントを張るなど心配御無用(どこにっ)!
あまりの痛さに縮みあがってしまうくらいだ。

しかし、最終日にすべきだろう。

あまりにぐりぐりやるものだから、ツボの箇所が筋肉痛のようになり、この後はとても自転車をこぐ気になれない。

(まぁバリに来て自転車こぐ人もそう多くないかもしれないが・・・)

ふぅ。

まぁとにかくいい経験になった。
(Bali UbudのWidjane Massage & Spaです。)

ちなみにここの口コミを一部紹介すると、
「 Absolutely fantastic, best massage that we have both had since being in Bali (we have had lots!) and the guy before us loved his also. Very firm and at times painful but both women knew what they were doing and were very professional. We will be returning for part 2!」
(私たちは本当にバリでたくさんマッサージを受けたが、絶対にベストの素晴らしいマッサージだ。やってもらっている間は長くて本当に痛いが、彼女はプロだ。何をすべきか知っている。)

「Widjane is the best massage therapist in Ubud. She gives an amazing Balinees massage, I have been here for a couple of years and never met anyone who gets my muscles to relax as much as she does. She is very strong and she knows exactly where the tension is and what to do to release it. Furthermore she is a great person. Don’t leave Ubud before you had a massag from Widjane!」
(Widjaneはウブドで最高のマッサージセラピストだ。彼女は素晴らしいバリマッサージをする。私は2年以上もここにいるが彼女以上の筋肉をほぐす人にあったことがないよ。
彼女は非常に力が強くて、コリとは何か、それをほぐすための場所を正確に知っている。彼女は素晴らしい人であり、Widjaneからマッサージを受けずにウブドを離れるべきじゃない!)

私もそう思う。

その後は放心状態のままバスで空港に向かい帰路についた。

飛行機の中でぐっすり眠ってしまった。

このスパのあと、直接バスにのったので全身オイルでテカテカしながら、周囲にマッサージオイルの芳香を撒き散らしていたと思うが、バスや飛行機の周辺のみなさん、ごめんなさい~><

こうして「何事もなく」無事帰国したのであった。

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