ある人が、バイトをやめた時の店長とのLINE会話です。
え~っ@@
そうなの?!
私(榎本)も学生時代、肉体労働などのバイトもたくさんしました。その際は作業服を貸してもらったこともたくさんあります。建物内の仕事で制服を長期に借りたこともあります。
しかし、私は自腹でクリーニングして返却しろなどと言われたことは一度もありません。
こういう仕事でしか着る必要がない、制服や作業服は「事業継続上の必要経費」でしょう。
会社は当然それを費用計上して税金を払わなくていい。
一方アルバイトは、所得税を差し引かれたあとの手取りからクリーニング代を支払わなくちゃいけない。
それを支払ったからといって、所得税を減税されるわけじゃない。
税法上の観点からも当然それは会社が支払うべき経費でしょう。
そういう大会社が費用計上できる事業継続上の必要経費をアルバイトの課税後の所得に押し付けるなんてほんと品がないわ。
あんまりバイトをいじめてんじゃねえぞコラッ!
もうお前んところでもう絶対食ってやらないからなっ!(笑)
しかし、この店長さん「私は色んな会社でアルバイトしましたが、そんな仕事以外で着ることができない制服をバイトに実費購入させたり、最後にクリーニングして返せっていうのが今ホントに当たり前」なの?
この店長さんがもってるだけ?(笑)
私の学生時代、誓って言いますがバイト上の作業服や制服について自分で負担したことは一度もないです。
むしろ、暑い作業ではお茶を出してもらったり、自販機の清涼飲料水をおごってもらったり、井上さん(誰やねん!)は2ヶ月に1回くらいカレーライスをおごってくれた。
310円の生協カレーしか食べられない私にはそのレストランのカレーがうまくてうまくてしかたなかった!
そして特筆すべきは!
井上さんは私に一度寿司を食わしてくれたのだっ!
回転するやつじゃないですよ!
カウンターがあるやつです。
向こうでややこしい板前さんが握ってくれるやつですよ!
大人が行くやつです。
私はそういうところに行ったことがなかった。
井上さんが初めて連れてってくれた。
井上さんの自腹ですよ。
おごり。
それが大人ってもんでしょ。
今でも名前を覚えているんだから、すごいよね(笑)
うなぎ屋でアルバイトしていた時も、一段落してお盆に帰省する時に、実家にお土産にうなぎを買って帰ろうとバイト先に寄った。
そうしたら一番でっかいの何本か持たせてくれて、お金は受けとってくれなかった。
かっこいいね~
それが大人ってもんでしょ。
別にこっちも期待しているわけじゃないけど、そういうことがあると、大人ってすげぇと感動するわけです。
尊敬ですよ。
当時私はただの学生アルバイトですよ。
私におごったって何にもいいことない。
だけど、そういうことをしてくれる大人たちがいた。
誰も知らない無名のおっちゃんだけど私だけは覚えているぜ井上さん!
井上さんの名誉を讃え、ここに表彰します。