今回、なぜプロヴァンスとコートダジュールにしたんですか?

ご質問を頂きました。理由1:サント・ボームに行きたかった。

まずはサント・ボームに行きたかったというのがあります。

サント・ボームはプロヴァンスの中心部の山中で、どうせならプロヴァンスの美しい村々と、コートダジュールを一緒に回ることにしました。

理由2:プロヴァンスは自転車旅が便利。

プロヴァンスの美しい小さな村々を旅するのは自転車が便利です。

プロヴァンスの美しい小さな村々には鉄道が通っていません。

バス便も少なく不便です。

自分でレンタカーを借りたり、自動車と運転手付きのツアーに申し込む人も多いようです。

しかし折りたたみ自動車があれば途中のラベンダー畑などの風景も楽しみながら無理なく移動できます。

理由3:コートダジュールは自転車専用道が充実している。

コートダジュールには鉄道の廃線あとを利用した自転車専用道が充実しており。まさに自転車旅のためのルートです。

最後の写真もとても道幅が広いですが、自転車専用道です。

こういう景色のいい自転車専用道があるのか、ごくありふれた景色の中を自動車と同じ道路を走るのとでは、自転車旅の印象がぜんぜん違ってきます。

私がよく参考にする自転車旅ルートのサイトがあるのですが、アジアでは韓国縦断自転車道と台湾一周自転車道しか掲載がありません。これらは私はすでにそれぞれ、次男と長男と一緒に走っています。(日本は掲載がありませんが、しまなみ海道自転車道くらいは掲載してくれてもいいと思います^^;)

私は自転車旅大好きなので、まだ走っていない自転車道の充実したところとなるとヨーロッパが有力候補になってしまいます。

ヨーロッパにはユーロヴェロと呼ばれる主要な自転車道だけでも以下のように充実しています。

しかも今回走ったコートダジュールなどの鉄道廃線跡の素晴らしい自転車専用道はユーロヴェロに入っていません。

つまりヨーロッパには網の目の様に自転車道が充実しており、近年私がヨーロッパを旅先に選ぶ大きな理由になっています。

(それに去年も今年も片道5万円代で行けており、大分から北海道に行くのと変わりません。)

理由4:プロヴァンスの旅は以前から温めていた

次男とのモンゴル馬旅のあと、次はプロヴァンスあたりがいいねという話があり、 ピーター・メイル氏の『南仏プロヴァンスの12か月』とエッセイ集を読んだりしていました。

ところがその後コロナ禍に突入してしまい海外に行けなくなりました。

ですからプロヴァンス、コートダジュールの旅は私の中で長い間温められていたのです(笑)

理由5:ラベンダーの香りに包まれて走りたかった。

私はあまりバカンスシーズンには旅をしません。

暑いし、宿や航空運賃も上がるし、人も多いからです。

しかしラベンダーは6月下旬から7月にかけて見ごろを迎えます。

ですから今回は6月下旬から今年のフランスのバカンスシーズンイン(7月5日夏休みの始まり)までにプロヴァンス、コートダジュールを離れる予定を組みました。

私がよく行く地元の温泉のサウナでおじさんがGWに東京に行ったら素泊まりのビジネスホテルで一泊1万8千円が最低だったとぼやいていましたが、今回の旅ではその値段を越えたことは一度もありません。

私は日本を旅するよりヨーロッパの方がお得なのではないかと思っています。(もちろん時期や旅の仕方によるのでしょうが)

理由:6美しい景色とおいしい食事

旅の魅力の大きな部分は美しい景色と食ですよね。
プロヴァンス、コートダジュールにはその両方がそろっています。

理由7:おしゃれ

これは私にとっては誤算になるのですが、プロヴァンス、コートダジュールは思った以上におしゃれです。

イタリアよりもおしゃれです。(イタリアもミラノあたりはすごくおしゃれですが)

私はどちらかと言うと自転車で走るのに快適な機能性重視の服で旅してるのです。夜の食事用にジャケットを持っているのですがこの時期、暑くてとても着られませんでした。

ですから途中ここで夏用の麻100%のキレイめのシャツを買いました。

髭のお兄さんが見ているブルーのシャツです(笑)

海外で見かける日本人女性はたいていおしゃれなので問題ありませんが、自転車野郎、バックパッカー野郎はプロヴァンス、コートダジュールを旅する時はキレイめのシャツを入手することをお勧めします!(笑)

宿にチェックインしたらシャワーを浴びて、キレイめのシャツで街を散策し食事に出かけよう。

みんながおしゃれなのできれいな街の景色やリゾート感と相まってハレの気分が味わえるのもプロヴァンス、コートダジュールのいいところです。

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