【ドロミティ】イタリアバスの乗り方

今日はトスカーナのオルチャ渓谷から北イタリアのドロミティまでの移動日だ。

イタリアは「おおらか」なので、交通手段を使った移動には日本と同様ではない(笑)

朝の列車は定刻のことも多いが午後になると遅れもでる(笑)

今回は、シエナ→フィレンツェ→ボローニャ→ヴェネツィアと乗り換えたが、フィレンツェなどは駅名が2つあったりする(笑)

(日本のようにはまったくいかないので、時間に余裕をもたせることが必要だ)

今回はしかし長距離のためにどうしても丸1日を使って移動するため、どこかで大きくミスをすると、宿に到着できないこともあり得る。

まあしかし鉄道はいい方だ(笑)

比較的スムーズにクリアした。

問題はバスである!(笑)

今回は最後に駅から宿まで1時間バスに乗る必要がある。これに乗れなければ宿に着けない。

以下は今日私が実際に経験したことである(笑)

列車は定刻通り18時31分に駅に到着した。

バスの発車時刻は18時56分。乗り換え時間は25分間だ。

この間にバス停を見つけ、切符を入手するというミッションをこなさないといけない。

バス停は数分後には見つけた。

あとは切符だ。

バス停の近くにいた人に聞くと、駅の方を指差し、「あの赤いヒサシの店で買う。」という。行ってみたらその店は閉まっていた。
次の駅にいた人に聞くと、「よくわからないけど駅のオフィスで聞け、駅のオフィスは向こうだ」といい指差した。その方向に行ったがオフィスはなかった。
次に駅前の店のテラスで飲み物を飲みながら談笑しているグループに聞くと、Tabacchi(タバコ屋)(イタリアではよくあることは知っていた)で買うんだ、と言い場所は一本向こうの通りだと教えてくれる。
その通りに行って、近くの人に聞くと400m向こうだ指差す。
その方向に行っていたら実際には50mくらいのところにTabacchi(タバコ屋)と書いてあるバーがあった。
一生懸命扉を引くがドアが開かない。
中は営業しているようだ。
外のテーブルで飲み物を飲んでる人もいる。
そ近くのテーブルで飲み物を飲んでた恰幅のいいおっ(じい)ちゃんがドアを押すんだよ。と身振りで教えてくれて。
ドアが開いた。
もうこの時点で残り時間は10分である。
中にいた女性に聞くと、「そこへはバスの運転手から買うんだよ」という。
バス停に戻っているとバスが1台来ているので、「◯◯に行くかと聞く」
「違う次のバスだよという」
「ところでバスのチケットは運転手さんから買うのでいいのか?かと確認すると」
「いや買えないよ。」「鉄道駅の自動販売機で買うんだ」という。
「え?このバスはトレニタリア(鉄道会社)か?!」聞くと、
そうさ!と笑う。
 この時点で5分前。
駅に自転車で戻り自販機の場所を探し、面倒なトレニタリアの券売機を操作し、(出発駅と到着駅を手入力しなくちゃいけない)
これまたゆっくり印刷するチケットを待ち。
取り出して急いで自転車でバス停の戻るとバスが来てる。
1分前。
バスの運転手さんに確認すると、「そうだ。行くよ。」という。
乗り込んで今日のダンジョンはオールクリアだ!(笑)
あ〜
楽しかった!(笑)
日本にも人工的に作った迷路のアトラクションがあるが、ここイタリアは実際の街がダンジョンだ(笑)
しかし私たち日本人と感覚が違うだけで、そこに住んでる人は普通に使っているのだから確実に答えはある。
ただ私たち日本人にはすぐには見えない。
それを紐解くのが楽しい(笑)
勘違いをしてはいけないのは、上に書いた人たちはみんないい人だと言うことだ(笑)
でも実際は書いた通りだ(笑)
言うことはほとんど間違っていた(大笑)
みんな時間をとって彼らなりに親切に対応してくれた。
これがイタリアだ(笑)

これは目的の駅のひとつ前の駅から。

北イタリアはもうアルプスだ。

ミッションコンプリートとし、無事バスに乗り込んだ。

バスに乗る時も、降りる時もただドアが開くだけで、誰も切符を渡してる風でもないし、運転手さんもチェックしなかった。

だからここでは誰も自分では切符を買ったことがなくて、買い方を知らないんじゃないのか!?(笑)(笑)

でなければ、駅前から出るバスの切符の買い方をバスの運転手以外、そこの住民が誰も知らないということがあり得るだろうか?(笑)

これがイタリアだ(笑)(笑)

バスを降りたら日が暮れてた。

終バスまであと2本あったはずなので、25分でクリアできなくても大丈夫だとは思っていたが、これが最後の1本だと気持ちが焦る(笑)

イタリアでは余裕をもたせた行動が大事だ(笑)

この部屋を1人で使って5千円。

十分だ。

宿から歩いて10分のピザ屋に腹ごしらえをしにいく途中、明日走る予定の自転車専用道を見つけた。

ここドロミティは急峻なアルプスだがかつてここには鉄道があって、廃線後自転車専用道になってる。これなら私の小さな折り畳み自転車でも走れるだろうとふんでいる。

イタリアはどこに行ってもうまいピザがあるので助かる(笑)

ピザとビールがあれば大満足だ(笑)

これは香り豊かなキノコとハーブ、エビ、そしてチーズの下にはかぼちゃのペーストだ。

初めての組み合わせだがこれはこれでうまい!^^

いろいろあっておもしろいね(笑)

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