昨日、空海の
「大日如来は、世界の中央に位置している。世界の中央とは何処か、我が心の中である。」
という教えを紹介した。
空海は遣唐使として中国に渡り、当時世界最大の帝国、唐の皇帝が三代に渡って帰依した当時の世界最高の僧、恵果(えか)から千人を越える彼の弟子を差し置いて後継者に指名された。
空海は日本に帰って、日本の首都京都平安京の2つしかなかった寺、京都守護のための東西の寺の東寺を任される。そして嵯峨天皇は空海に深く帰依した。
だから神社に初詣に行ってお参りしている人はみな空海の教えに耳を傾けた方がいい。
天皇が日本の神社の神主のトップなのだから。皇族が○○の宮というのは、彼らは生きるお宮さんだからだ。
さて、空海は
「大日如来は、世界の中央に位置している。世界の中央とは何処か、我が心の中である」
という。
大日如来とは、「虚空にあまねく存在し、「万物の慈母」であり、「万物を束ねる無限宇宙の全一」である。
要するに神なのである。
空海が唱える大日如来は、我々の言葉で言えば無から宇宙を生じた創造主、神である。
さて、空海は、その神は
「大日如来は、世界の中央に位置している。世界の中央とは何処か、我が心の中である。」と指摘する。
偉大な教えである。
偉大な声明だ。
私は空海に完全に同意する。
あなたこそが、あなたの世界の創造主なのである。
さて、それを物理学者は理解しつつある。
最新の物理学は本当にすごい、彼らは観察者が物質に影響を与えていることに気づいている。現実世界を計算で証明しようとするとパラレルワールドの存在や多次元宇宙が存在しなければならないことに気づいている。
今、物理学は本当に熱い。
物理学者の理解が、私達の世界観を一変させてしまうだろう。
もうその辺のエセ宗教はみんな吹き飛ばしてしまう。
物理学が次世代の宗教を生む。
ちょうどコペルニクスが唱えてた地動説が、ローマカトリックが唱えた天動説を吹き飛ばしたように、今の私達の物質世界があって決まった時間軸があって、そこで翻弄される私達はか弱き人間という理解を吹き飛ばしてしまう。
感性の鋭いアーティストはそれを感じている、だから「君の名は」のような時間軸を越えるパラレルワールドが相互に影響する映画が作られる。
多くの人がそれに共感する。
そこに真実を感じるからだ。我々はただ単なる荒唐無稽なバカ話にはバカバカしか感じない。
実際に観察され、数式で証明されたことしか信じない物理学者が、今までの私達の世界観を吹き飛ばし、新しい世界観を提示している。
量子物理学の二重スリット実験
量子物理学で有名な「二重スリット実験」と呼ばれる実験がある。
これは物理的に観測された事実だ。
私達が「現実」と思っている物質を構成している粒子の動きについての実験だ。
なのに、できた模様は波が作る干渉縞になってしまった!
物質の塊である粒子がどうやって波のような干渉縞を作ったんだ?
このような干渉縞を生じるのは波の性質なのである。
数学者は計算によって以下の結論に至った。
ひとつずつ粒子を発射しても、
・両方スロットを通ったときと、
・どちらも通らなかったとき、
・一方のみを通ったとき、
・他方を通ったとき、
それらが全部同時に起こっていると考えた!
そう考えないと観測される現実はつじつまが合わないのである。
実際には
・両方スロットを通ったときと、
・どちらも通らなかったとき、
・一方のみを通ったとき、
・他方を通ったとき、
すべてが起こっている!
これがパラレルワールドだ!平行世界だ!
私達の現実は色んなケースが同時に起こっているのである。
あなたが幸せなケースも、不幸なケースも、中間のケースも・・・・すべてのケースがである!
だが、物理学者は確認できないことを信じない。
そこで、電子が両方のスリットを同時に通るところを実際に観測してみることにした。
スリットのそばに測定装置をおき、電子がどちらのスリットを通ったのかわかるようにして、もう一度実験を行ったんだ。
しかし、量子の世界の奇妙さは彼らの想像をはるかに越えていた。
彼らが観測を始めたとたん、電子の振る舞いは普通の粒子となり、スクリーンに二本の線を描いたんだ。
さっきまでは干渉縞だったのに。
ただ、観測するという行為が実験に加わっただけで、電子は、片方のスリットのみを通るようになってしまった。
観測された電子は、観測される前とは違う振る舞いをしたんだ。
まるで、自分が見られていることに気がついたかのように。
これが、物理学者が足を踏み入れてしまった量子の奇妙な世界なんだ。
量子とは何か?
粒子なのか?
波なのか?
粒子の波の正体は?
これらのことをどうやって観測したらいいのだろう。
観測者の存在は量子の振る舞いを変えてしまうんだよ。
ただ見ているだけなのに。
これが量子物理学の現実世界の理解である。
実際には
・両方スロットを通ったときと、
・どちらも通らなかったとき、
・一方のみを通ったとき、
・他方を通ったとき、
すべてが起こっている!
現実はこれらがすべて同時に起こっているパラレルワールドなのだ。
そして、観測者が存在しただ見ているだけなのに、物質世界の現実の粒子が振る舞いを変えるのだ!
これが私たち「力の使い手」の遠隔浄化において「気づき」を重視している理由なのである。
あなたは無意識に今までの病気や不幸を創造してきた、しかしそれに「気づき」を持つことで、ただ「気づき」、観測を始めた瞬間、あなたの現実の物質世界を構成する粒子が振る舞いを変えるのである。
これが私たち「力の使い手」がいわゆるカウンセリングようなもの、「気づき」を大切にしている理由なのだ。
あなたが「気づき」始めた瞬間にあなたの身体を構成している粒子、あなたの現実を構成している粒子が変化するのである。
実はあなたには今見えていない、あなたが健康な世界、幸せな世界もすでに存在している、今同時に存在している。
あなたの観測視点をずらずだけで、物質世界の現実は違う振る舞いで観測されるのだ。
あなたの気づき、あなたが視点を変えることが、あなたの人生を変えることなのである。
あなたの欲しい世界はすでに存在している。
あなたに必要なことは観測視点を変えることだけだ。
それが最新物理学の理解である。
空海の
「大日如来(創造主)は、世界の中央に位置している。世界の中央とは何処か、我が心の中である。」という洞察は正しい。
その理解を遠隔浄化に生かしているのが「力の使い手」だ。