昨日でかけようとすると、空に蜂の大群が舞っているではないか!
秘密基地の木に蜂球ができていた!
よく見ると近くの木に集合しはじめている。
空を舞っていた大群はつぎつぎにここに集まって、蜂球を作っていった。
この状態で、女王蜂を守りながら、新しい巣を探すために探査蜂が旅立っていく。
2・3時間この状態で留まっていた。
ニホンミツバチの養蜂家は「強制捕獲」というのをするそうで、網の中にこの蜂球を捕まえ、巣箱の中に落とし込むそうだ。それで逃亡することがあるそうで、なかには女王蜂と働き蜂の体の大きさが違うことを利用して、女王蜂だけ出られない狭い入り口にして閉じ込める人もいるそう。
それって、誘拐、人質、拉致、監禁ですよね?!^^;
私は自分がされてイヤなことは人にもしないというのが信条なので、そういう強制的なことはしたくない。
(そんなことして蜂さんが怒って刺されてもイヤだし)
で、この木の下に巣箱を置いて、
「ねぇねぇ蜂さん、そんなに遠くに探索に行かなくても、すぐ下にこんな素敵なお家があるんですよ!ここに住んだらきっと楽しいと思いますよ~♪」ということで様子を見ていた。
蜂さんにもやっぱり諸事情があると思うんです。
この10mくらい離れたところには先に来てくれた蜂さんのファミリーがいるわけです。
なわばりとか、付近の花の量とか、いろんなことを勘案して蜂さんもお家を決めると思うんですね。
もし蜂さんにとって他によりよいところがあるなら、そこに行って幸せに暮らすべきだと思うわけです。
それが蜂さんの繁栄ってもんですよね。
もし私が蜂ならそうしたいですからね。
しばらくすると私が置いたおうちにも頻繁に蜂が出入りするようになりました。
そして3時間くらいたったときかなぁ~
今まで固まってじっとしていた蜂球が一斉に解かれ始めて、全群はいったん空に舞い上がるわけです。
そして、しばらしくて女王が私の巣箱に入ると、他の蜂たちも続々と入ってくれました!
今春私の「我が祖国」には2組の蜂のファミリーが来てくれました!
手前が昨日来てくれた「令和連合はちの一家」です。
左奥が、4月に来てくれた「平成連合はちの一家」です。
(ヤクザみたいな名前をつけるんじゃない!>自分、ということで仮称です^^;)
今のところ縄張り抗争などはせず、それぞれ思い思いに蜜を集めに飛んでいます。
蜂は見ていて飽きない
蜂って見ていてぜんぜん飽きないんですよ!
それはもう羽田空港や成田空港以上に超過密な離発着を繰り返しているわけですが、管制官もいないのに、非常にスムーズにやっている。
見事なもんなんですよ!
着陸する時は通常の姿勢で、離陸する時は上下逆さまになって入り口の上から出てきて逆の姿勢で飛び立つんですよ!そんなことができる飛行機ってあります?
すごいねぇ〜
こんな小さいのに、超高性能飛行機なんです。
ニホンミツバチの蜂蜜は超高級品
ニホンミツバチの蜂蜜は、通常の蜂蜜の4・5倍はする超高級品だ。
ニホンミツバチの蜂蜜は常温で何年保存しても菌も繁殖しないし、腐らない。天然の抗生物質と言われており、身体の免疫を大いに高めることが知られているため、こんなに高値で取引されている。
ひとつの巣箱で平均して1年に5kgの蜂蜜が採れるというから、2家族いれば10kg!@@
毎年蜂蜜10kgってすごくないですか!
今でもパンやホットケーキに去年採蜜した1kg程度のニホンミツバチの蜂蜜をつけて食べているが、もし二家族とも越冬して10kgも集めてくれたら、もう毎日好きなだけふんだんに食べても食べきれないんじゃないだろうか!^^
この蜂さんたちは100%完全な自由意志で、自然の摂理にのっとってやってきてくれたのであり、もしかしたらまだ増える可能性もあるのだろうか。アナスタシアも少なくとも3箱の巣箱を用意しておかなければいけないとアドバイスしていて、私もそうしたのだが、もう2つは満室になってしまった。
私は結構旅に出ることがあるのだが、ニホンミツバチはそんな時もせっせと飛び回って蜜を集めてくれている。まったく何の世話もいらない。
加えて、せっせと授粉してこの秋もきっとたくさんの柿を成らしてくれであろ〜
近年ミツバチは群崩壊などの危機に瀕しているわけだが、巣箱を置くだけで何の手間もかからず、おいしい蜂蜜を集めてくれ、果実や畑の野菜たくさん実り、見ているだけでとっても楽しいのであなたもぜひニホンミツバチを飼うべきといえよ~