Mさんのご質問にお答えするメタモルフォーゼシリーズ第10段。
>従来の二元対立の世界では「心の平安」を愛する人は割を食ってきました このお話は涙が出ました。純粋で素直で優しい人こそ救われる世界であってほしいです。自分で言うのも図々しいのですが、私は自分の優しさと愛情深さに苦しんだこともあります。 愛と優しさだけで周囲に接していても、誤解されたり、逆恨みされたり、逆に傷つくことも多く、いつしか「意地悪な私で生きることも必要」「 攻撃的になることも必要」と、そんな自分を出さなければ生きられないようなこともあったけど、「こんなの本当の私じゃないのに…」とまた苦しむ。 ただの優しい私でいたいのに…と。そうではいられないことをつらく感じることもありました。でも、今はもうそういう世界を選べるのですね。
>愛と優しさだけで周囲に接していても、誤解されたり、逆恨みされたり、逆に傷つくことも多く、いつしか「意地悪な私で生きることも必要」「攻撃的になることも必要」と、そんな自分を出さなければ生きられないようなこともあったけど、「こんなの本当の私じゃないのに…」とまた苦しむ。
ただの優しい私でいたいのに…と
これはほんとに多くの人が苦しむ問いなんですよ。
(【尾崎豊の卒業】「愛すること」と「生きるためにすること」の区別迷った。)
私が見出した現実的な答えは「静かに立ち去る」こと
これに対する私が見出した現実的な答えは「静かに立ち去る」ことです。
結局その人の人生は100%その人の「思考」「言葉」「行動」によって構成されています。
他者がその人に替わって思考することはできません。
究極的にその人が何を選ぼうと干渉できないのです。
「みんなちがってみんないい」
もしその人が自分の人生にネガティブさがあることを容認するなら、それはその人の選択です。
それはもう完全にその人の主権なんですよ。
そういうことから「静かに立ち去りたい」なら、自分の中のそういうネガティブさをなしくて、ネガティブさの「類友」にならないこと。
そうすると、自分の中にネガティブさがあることを容認する人と徐々にすれ違いはじめます。
「あら?最近あなたって、私たちの噂話を真剣に聞いていないわね?」そういうことが態度に出ます。
それでいいんですよ。
実際まったく興味がなくなったのですから。
そうするともっと「うん、そうよね~」と人の噂話を目をキラキラさせて聞く「類友」を見つけるから心配いらないのです。
そうやって自分が内面に保持することを容認したネガティブさをなくすたびに、それを保持し続けるたびに、だんだん周囲の現実が変わります。
あらたな自分の内面にふさわしい「類友」を引き寄せはじめます。
それはそうならざるを得ないのです。
それが私のいう「静かに立ち去る」ということです。
ケンカ別れする必要もないし、相手のネガティブさを批判する必要もありません。
そういうことに自分の思考を使っている限り、「その思考」が現実化し、そのネガティブな相手との関係を継続させるのです。
「静かに立ち去る」とは「その相手のことをまったく思考しない」こと
「静かに立ち去る」とは「その相手のことをまったく思考しない」ことです。
ただ単に興味関心を全く失うことです。
それは冷たいんじゃないんですよ。
相手の趣味嗜好を尊重しているだけです。
無理に相手の趣味嗜好を変えようとしていないだけです。
それは格闘技が好きな人と、自転車旅が好きな人がいるとの同じなのです。
自分の趣味嗜好が変わったらなら、新しい自分の趣味嗜好にあう人たちの過ごした方が、分かち合うものがたくさんありますよね。
ただ単純にそれだけの話なのです。
ちなみに格闘技、その他の多くのスポーツゲームは敵味方に分かれて、「勝者」「敗者」が生じますよね。自転車旅は誰も「敗者」がいないんですよ。でも全身くたくたになってとても楽しいスポーツです。
二元対立を超えた世界は、もういくらでもあるんですよ(笑)
でも、今はもうそういう世界を選べるのですね。
もちろん選べます!
実に単純です。
ただ単にその思考を選び続けるだけです。
もう自分が好きじゃない過去の思考をしないだけです。
本当にただそれだけなのですよ!
それが本質的な変化をもたらします。
変化を加速させるのは情熱
そしてその変化のスピードも自由に選べます。
自分が快適に感じる変化のスピードを選んでいいんですよ。
もし早く変化させたければ、自分のうちに「熱い情熱」を感じることを思考し続けることです。
「あ~もう居ても立っても居られないわ!」というようなことです。
自分がそれ以外のことに1秒も時間を使うのが許せないようなことです。
そういう熱い情熱を感じると、変化は加速します。
実はどのような「強い感情」でも変化は加速するのです。
例えば、恋人同士でもお互いに激怒すればすぐに関係は変化しますね(笑)
どの方向に向かってでも「強い感情」というのは変化を加速します。
そういうネガティブな感情を表現して、変化すればネガティブな結果を引き寄せます。
変化のためのポジティブな感情とは「熱い情熱」なんですよ。
ですから、自分の中に変化への魂の「熱い情熱」を発見すること。
これがパワフルに自分の現実を変化させるエンジンなのです。