【安倍外交の実体】と韓国市民の大人な対応

前回の世界経済大戦勃発では「世界」と言いながら米中の話を主に書が、安倍政権もトランプさんのやり方に勇気づけられたのか、韓国に貿易制限をやりはじめたのはご存知の通り。

世界中でこんなことをやっていれば、うまくいくものもいまくいかなくなる。

日本では「外交の安倍」などと言う人もいるようだが、(どこがっ!)私の見方はこの記事によくまとまっている。

(安倍政権は)「ひとことで言えば戦略不在。長期の視点に立って、段階を追い、丁寧に駆け引きしながら合意を積み重ねていくという粘り強さがなくて、トランプとゴルフをするとか、プーチンと一緒に温泉に入るとかしてトップ同士で仲良くなれば何とかなるんじゃないかという、恐ろしく幼稚な発想しか持ち合わせない。しかも注意力散漫な傾向があって、ちょっとやってダメだったらすぐに別のテーマに移ってしまい、一つ一つ始末をつけるということができない。これではとても成果など上げられるわけがないでしょう」

「確かにこの半年ほどを振り返っても、北方領土は2島返還で参院選前にも決着がつくかのことを大宣伝したのに、プーチンに相手にされず、そこで切り替えて、北朝鮮の金正恩と会談したいと遠吠えに呼びかけたが「厚かましい」と言われてしまった。仕方なくトランプを令和最初の国賓にして、ゴルフだ大相撲だと異常なほどの大接待で盛り上げようとしたが、返ってきたのは、在日米軍経費を5倍にしろとか、農産物輸入の開放とか、まるで日本を属国としか思っていないかのような法外な要求でしかなかった。」

「そのようにすべてがうまくいかず八方塞がりに陥っていることへの苛立ちゆえに、韓国に対する輸出規制という極端な方策に走ったのだろう。慰安婦や徴用工の問題を落ち着いて議論していく環境をつくらなければならないという時に、しかも日朝首脳会談を実現したいならなおさら韓国との連携を深めなければならないはずなのに、落としどころも考えずにすべてをブチ壊すようなことをするのは、子どもじみている」

その通りっ!

「外交の安倍」なんて言っているやつはどこのどいつだ!(笑)

「安倍と今井尚哉秘書官の2人だけの“官邸外交”になってしまい、国家安全保障局や外務省が脇に追いやられていることも、この外交の幼稚化に輪をかける一因だろう」

きっとそうなんでしょう。
外務省という立派な役所や各国に大使館を作り、大勢の人間が膨大な予算を使い高給で働いているわけです。

それでこの外交ですよ!
もういない方がまし。解散して消費税さげてくれ!(笑)

外交の失敗は戦争の原因になる

第二次世界大戦も、日本に対する石油の禁輸措置が発端になっている。もとは貿易・外交問題なのです。

きちんと話し合いで貿易問題が解決できなかった。

たったそれだけのことで日本中が焼け野原になり何百万人も死ななくちゃいけない。

こういう外交しかできないやつは非常に危険なのです。

それが反日感情や嫌韓感情を煽る。国家間の対立に発展する。

あ~あ、またそんなことやっているのかね、と思っていた。

ところがこちらの記事では

日本政府の経済報復措置により、韓日間の“経済戦争”が続く中、(韓国ソウル)市民の間では無条件の「NO JAPAN」(日本反対)を警戒し、「NO安倍」に集中すべきだという声が高まっている。事態の序盤に過剰な形で現れた“克日”の雰囲気が次第に沈静化し、自浄作用を経た市民たちは官主導の「反日マーケティング」にブレーキをかけた。6日、市民たちの抗議で、中区庁が設置から半日後に「NO JAPAN」の旗を下ろした事件は、市民の成熟さを示す事例だ。市民たちはまた、日本市民たちを連帯のパートナーにし、アジア平和運動につなげていこうという提案までしている。

大人じゃん!

非常に大人なわけです。

私も今春、釜山からソウルまで自転車で旅して、「反日」などということには一度も出会わなかった。韓国は大の親日国だし、市民も日本人に対してとてもよくしてくれます。

「嫌韓」も「反日」も一部の現地に行ったこともない頭のおかしい連中が言っている嘘ですよ。

戦前の日本人もそういう「鬼畜米英」などという嘘を信じて戦争に突き進んだわけです。戦争が終れば「あれ?」アメリカ人は鬼じゃなかった。いい人だったとなる。何のために何百万人の人が死んだのか?

それは一部の頭のおかしな連中が「嫌韓」・「反日」、「鬼畜米英」というような見当違いのことを一般人に信じ込ませたからです。

それをソウル市民は、行政側が用意した「反日」の旗をすぐに下ろさせた。

うれしいね。

お互いがこういう成熟した市民が生活する国同士では、もう戦争は起こせない。

頭のおかしい、幼稚で愚かな政治家が原因であることを市民が完全に知っている。

「政府や地方自治体が不買運動を反日感情を刺激する方向へ向かわせようとすることに対する市民の反感と、安倍政権と日本市民は区分しなければならないという市民の成熟した判断が、(今回の事件で)見られる」

「愛国主義と反日感情を利用して極端的な言行を取る政治家に比べ、市民がより現時局を冷静に判断しているようだ」

「市民の自発的運動の不買運動を、国家が介入して市民を動員する形に変えていこうとする試みに対し、市民たちが抵抗している」

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