私たちはまず、自転車で台湾一周したわけだが、はっきり言って雨が降れば楽しくない!^^
特に熱帯低気圧が発生し台風にでもなればなおさらだ。
台風では午後にはスコールになることも多い。(これは通常短時間で終わる。)
ではなぜ台風やスコールの季節に台湾に行くのか?
マンゴーがうまいからだ!
マンゴーの旬は6月から9月くらいまでであり、それは梅雨やスコール台風シーズンと重なる。
うまい果物を腹いっぱい堪能したければやはり雨には出会ってしまう。
それでは私が台湾の旅で気づいた雨を楽しく過ごす方法を買いておきたい。
サンダルは必須
今回私は初めて「サンダルだけ」で旅するということをやってみた。
毎日自転車を100km程度こぐわけだし、私は旅先ではよく歩く。
だから「サンダルだけ」というのは大きな賭けだった。
もし擦れて痛くなったらどうしよう?と思わないでもなかった。
そのため足が痛くなった時に履けるように摩擦に強い靴下を持っていた。
しかし、靴下を使ったのは前半の3日間程度で、あとはついに使うことはなかった。
「サンダルだけ」でまったく問題ないどころか、実に快適だ。
私が選んだのはテバのハリケーン
(台湾太魯閣(タロコ)峡谷で写す。)
写真の日は夜まで太魯閣(タロコ)のビーチを歩いており、台湾でいちばんたくさん歩いた日になったが、足はまったくのノートラブルだった。
こんな風に冷たい水に気軽に足がつけられるのも大きなメリットだが、雨の時にサンダルがとても役に立つ。
台湾ではサンダルは必須であり、長男も、日月潭(にちげつたん)で出会ったドイツ人の旅人も結局台湾でサンダルを購入していた。ドイツ人はサンダルがあわず、痛いと言っていた。
だから日本でじっくり検討し、サイズがあったものを買って持って行った方がいい。
スコールとつき合う
スコールはよく午後に発生する。
数十分程度どかーっと降る。
しかし、これは場所による。
局地的な場合も多い。
いちばん極端だったのは瑞穂温泉に泊まった時で、スコールに遭遇し、あわてて通りがかりの小学校の屋根あり駐輪場に駆けこんだ。
しばらしくて小降りになったので、出発したが、ものの数分も走らないうちに道路は完全に乾いており、まったく雨が降っていなかった。
本当にごく一部に滝のように局地的に雨が降っていた。
だからスコールが来たらさっさと雨宿して、やり過ごすことだ。
屋外中心の活動を午前中が午後の早い時間に回すといい。
例えば台北なら、街歩きを午前中から昼にかけてやって、午後は故宮博物院に行くとかだ。故宮博物院見学は数時間はかかるので、午後スコールがあっても建物の中にいる間に終わってしまう。
こんな感じで長時間建物の中で過ごす予定を午後に回せばいい。
台湾滞在が数日なら、こんな感じでうまく雨を避けることができるかもしれないが、長く滞在していると必ず雨に遭遇する。
そんな時傘をさしてもどうしても足元が濡れてしまう。
靴の中に雨が入る。
台湾のスコールをなめてはいけない(笑)
そうなると、衣服と違って靴はそう簡単に乾かないので、翌朝も濡れた不快な靴に足を通さなければならない。
それに長くほっとくと靴が異臭を放ちはじめる><
シャーワーの時に洗うことになるが、なおさら乾かなくなる。
私もシャワーの時に何回もサンダルを洗ったが、サンダルは必ず朝までに乾く。
すぐに履いてもしばらくしたら乾いてしまう。
ちなみに台湾の夏の宿ではどこでもエアコンを効かせてある。
冷房の意味ももちろんあるが、乾燥の意味も非常に大きい。
旅人はどうしても雨に濡れてくることがあるからだ。
その服などを乾かすのにエアコンは必須なのだ。
朝から終日雨の場合
そんな日もある。
私もあった。
で、思案した。
そんな時は台北なら例えば信義地区に行くといい。
MRT(地下鉄)駅から信義地区は濡れずに直接移動できる。
つまり自分の宿から最寄りのMRT駅まで行ってしまえば、あとはずっと濡れずに済むのである。
こんな感じで回廊が張り巡らされており、右上に見える、台湾で一番高い「台北101」ビルにも濡れずに行ける。
巨大なショッピングエリアなので、たくさん時間を過ごすことができる。
私は、このエリアで食べ歩きをした(笑)
私のお勧めは、
呉宝春店 台北信義旗艦店 WuPaoChun Bakery Taipei
コンクールで優勝し世界一になったバラの花びらやクルミ、ドライライチなどを混ぜ込んだハードパンなどが買える。
ここは少しだけ屋根がないところを歩かないといけない。
私は上手に雨が止んでいる時に、やってきた。
しかし、パンを買ってお店を出たら雨がざーざー降って来た。
しばらく様子を見ていたがすぐに止みそうにないので、併設のカフェに入ってコーヒーをいただく。
店内を何気なく見ていると、パンのセットみたいなのを食べている人がいる。
店員さんに「私もパンセットを食べたい」と言うと、コーヒーとセットなら安くなるけど、「もうレシートを切ってしまったら、別々になってしまう。ごめんなさい。」と言われた。
「OK~」と答えておく。
お金を払おうとすると、「レシートはあるか?」と聞くので、まだテーブルのコーヒーの横に置いてあったレシートをとってくる。
すると、前のコーヒーを取り消して、わざわざパンセットのレシートを新しく作ってくれた。
とっても優しい。
ということで、パンセットでランチにすることにした。
パンはきちんと焼いてあり、蜂蜜もある。
バターはフランス中西部・エシレ村で生産されるクリーミーな口あたりと、芳醇な香りが特長の発酵バターエシレだ。
相当こだわっており、とってもおいしくいただきました。
信義地区にお立ち寄りの際はぜひどうぞ!
あとお勧めは、ここもちょっと屋根のないところを歩くけど、
アイスモンスターのマンゴーシャーベット
ここは、日本人女性向けの雑誌の特集記事に載っていたので来てみました。
はっきり言ってうまいです!^^
いやぁ厳しい日本人女性の評価で選び抜かれたお店は大したもんだと思ったのであった。
こういうお店は日本人密度が高く、何だかかミーハーな感じもするが、はっきり言って非常に有用な情報源でありぜひチェックすべきと言えよ~
だいたいふわふわかき氷からしてマンゴーの果汁なんですよ!
アイスや果肉もたっぷり楽しめて、お勧め。
あとは信義地区は離れるけど、宿の駅の近くのビールバーとかにも寄ってみました。
たくさんの種類の生ビールが楽しめます。
私はヴァイツェン系を頼んでみましたが、これはまだ日本の方が一日の長があるかな。
そういえば台湾で知り合ったドイツ人が「うまいビールが飲みたい!」と飢えたように言ってましたね。(笑)
台北ならいろいろ飲めます。
こんな感じで台北なら信義地区などで屋内中心に時間をすごし、雨の合間に外を歩くと楽しく過ごせる。