自転車【台湾環島10日目】台東→瑞穂温泉

今日は朝、雨が降っていない。

東岸に来たら偏西風は山で遮られ雨が比較的ましだろうという作戦は、何とか当たったようだ。

線路を自転車専用道に変えた道を走る。

この線路はもともと日本統治時代に作られたもので、途中トーチカもまだ残っていた。

この自転車道は、台東に日本が建設した大きな製糖工場跡に続いている。

ここで台湾南東部のさとうきびが集積され、砂糖に加工されて出荷されていった。

現在は文化施設として使われている。

今日は久しぶりにまともに走る。

台湾は西岸に台北から高雄まで平野が拡がり大都市が続いている。

東岸は花東縱谷公路が走っており、花蓮(ふぁーれん)から台東(たいとん)は谷筋の道路を走る。思ったほどアップダウンはなく走りやすい。

人口が少ないので西岸より交通量はぐっと減り、緑も多くて走っていて気持ちがいい。

途中、蜂蜜屋さんがあったので寄ってみた。

何か蜂蜜ドリンクでも飲めるのかなと思ったら今は蜂蜜しか売っていないそう。

水を水筒に入れてくれて、そこに蜂蜜を溶いてくれた。

とってもうまい。

お金を払おうとしたが、「不要」(ぷよう)と受け取らなかった。

谷筋には水田が広がっている。

途中「池上」というところで食事をした。

台東部では日本人がたくさん入植して開拓したので、日本語で読める地名が多い。

店の中に入るとレトロ感満載であった!

ご進物に「たばこ」。

ようこんな看板とっとるなぁ~(笑)

二階には日本式の「とうみ」も置いてあった。

風でコメとモミを分離する道具だ。

当時の教室も再現してあった。

そうそう!

自転車で走っていて音に関して気づいたことがある。

学校のチャイムが日本とまったく同じだ!

「き~んこ~ん、かぁ~ん、こ~ん。きぃ~んこ~ん、かぁ~ん、こ~ん。」

現役ですよ!(笑)

それから鉄道の線路の踏切の音。「か~ん、か~ん、か~ん、か~ん、・・・」

これもまったく同じ!(笑)

食事は、弁当を買って自分で好きなところで食べる形。

店の前の列車の中でも食べられるようになっている。

ふらっと立ち寄ったが、とってもおもしろいテーマパークだった。

ちなみに、ここ池上の「白米」が一番うまかった。

米の名産地である。

米は「池上産使用」とわざわざ書いてあった。

今日は100kmほど走り、瑞穂温泉に泊まる。

久しぶりに湯船につかれる^^

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