トランプは世界の構造がどのようなものになっているか知っている。
しかもそれをアメリカで最も注目されるイベント、アメリカ大統領選挙のスピーチで堂々としゃべっている。
不正選挙のことも言ってる。
欧米では、「紙で投票し、手で数えろ!」という激しい運動が起こっている。
これらの声に押されて、先のイギリスのEU離脱国民投票は、衆人環視のもと紙投票と手集計で行われ、離脱が決まった。
三宅洋平さんの選挙では、手集計した小笠原村では三宅洋平さんがダントツのトップだった。
機械集計の都市部では、三宅さんの得票は伸び悩み落選したことはご存知の通り。
私たちも事前投票から手集計まで、衆人環視のもと1秒たりとも空白を作らない選挙をしないといけない。残念なことだが。
もうイギリスでもアメリカでもみんな気づいている。
以下の訳はこちらから。
政府体制側は、どんな手でも使おうとしている。どんなウソでもつく。彼らの威信と権力を保
つためなら何でもやるだろう――あなたを犠牲にして。現にそれが起こっている。
ワシントン体制、金融、メディア、企業の存在する目的はただ一つ、彼ら自身を保護し富ませ
ることだ。体制はこの選挙に何兆ドルのカネをかけている。
これは単に 4 年任期の大統領選ではない。これは文明の歴史の分岐点となるものだ。これは
我々が政府から、権力を取り戻すか否かをきめる選挙だ。
我々を支配しようとする体制側は、我々の悲惨な外国との取引や、膨大な不法難民に責任があ
る。血を流させた我々の経済・外交政策。それは戦争で、彼らはどんなことにも限度をもたな
い。我々の現体制は、我々の命にかかわるもので、これは我々の生き残りをかけた選挙だ。
我々の民主主義は幻想で、我々を苦しめることによって彼らは成功する。
我々のような、力によって世界政府の樹立を目指すような文明は、年貢の納め時だ。これらの
者たちは完全に堕落している。クリントン夫妻は犯罪者だ、それを忘れるな。権力者たちは不
正を行い、どんなことでもできるが、彼らの堕落の深さは、計り知れないものだ。
寡頭政治家とはどういう人たちか?
――ウオール街と、大きすぎて倒れようのないメガ銀行、それに彼らの機関である連邦準備
銀行(Fed)。これは、何百万という困窮するアメリカの住宅所有者よりも、5 つの銀行を優
先し、この人々をトイレに流すことを許した機関である。メガ銀行のバランスシートを、彼
らの無責任な振舞いから救ってやるために、Fed は、定年退職者の貯金についた利子収入
を、8 年間完全に差し止め、年配者が貯金を引き出さざるをえなくし、彼らの後継者は、企
業の業務のオフショアリング(海外委託)のために、失業して文無しになっている。
――軍‐安全保障複合企業。これは、我々の税金による何兆ドルというカネを、彼らと彼ら
の権力を豊かにするために、15 年間の、完全にウソに基づいた、不必要な戦争に費やした。
――ネオコン(新保守派)たち。この者たちの狂気じみた、アメリカによる世界制覇イデオ
ロギーが、アメリカ人民を、ロシアや中国との軍事衝突に向かわせている。
――アメリカのグローバル企業。彼らはアメリカの雇用を、中国やインド、その他の場所に
送り、より低い賃金からのより高い利益によって、“1 パーセント”をより豊かにしようと
している。
――アグリビジネス(モンサント等の農企業)。これは土地や水や海洋を毒で汚し、彼らの
GMO 製品や除草剤や殺虫剤、また化学肥料によって、我々の食物を汚染し、一方で農作物
を受粉させるミツバチを殺している企業である。
――抽出(掘削)産業。エネルギー産業、鉱業、フラッキング、林業で、これらは環境と水
資源を破壊することによって、利益を最大限にしている。
――イスラエル・ロビー。彼らはアメリカの中東政策をコントロールし、ちょうどアメリカ
が土着アメリカ人のジェノサイドを行ったように、パレスチニア人に対し、ジェノサイドを
行っている。イスラエルはアメリカを使って、イスラエルの邪魔をする主権国家を抹殺しよ
うとしている。
寡頭政治体制が、選挙を盗もうとしていることを私に納得させるものは、売春メディアの報
道と、現場の事実の巨大な違いである。
売春メディアによれば、ヒラリーが断然先頭に立っているので、トランプ支持者はわざわざ
投票に行く必要がないということだ。ヒラリーは投票前に選挙に勝ち、93%の確実さで勝利
していると宣言されている。
私はヒラリーの看板は一つも見たことがないが、トランプの看板はどこにでもある。私の受
けている報告は、ヒラリーの演説会には出席者はいないが、トランプのそれは満員で、入場
できない人があるとのことである。次は、フロリダのある女性からの報告である――
「今週のここでの運動の間、トランプは、フロリダ全域で大変な人数を集めています。
私は広く旅行していますが、見るのはトランプの看板とステッカーだけです。私は昨晩、
あるメキシコのレストランで食事をしました。私の年齢の 2 人の女性が後ろに坐って、
トランプが Tallahassee に来たとき、彼の顔を見るのは大変だったと話していました。
彼らは早めに仕事を切り上げて、6 時の集会のために 4 時に会場に到着したのに、会場
はすでに満員で入れず、帰らされたそうです。実は、2時までにあまりにも人がたくさ
ん集まったので、時間を早めて彼らを中に入れたのだそうです。この女性たちは、出席
者は人種も年齢もとりどりだったと言っていました。」
私はこの報告をした人を知っていて、これが本当であることは間違いないと思っている。
私はまた、全国からの同じような報告を、読者から受けている。
選挙の不正のやり方は、次のようなものと考えられる。わずかの企業の手に握られたメディ
アは、一斉に、アメリカだけでなく世界に対して、ドナルド・トランプは話にならないひど
い候補者なので、投票前にもう負けていると思い込ませている。
説明をうまくやれば、選挙が盗まれたとき、この不正に挑戦する人々は、メディアに根拠を
もたない。すべてのメディア報道は、女性を侮辱し移民を憎むトランプに対して、ヒラリー
はぶっちぎりの勝利だったと言うだろう。
そして、リベラルで進歩的な意見は、ヒラリーが我々を核戦争に引き込むときには、軽視さ
れ、孤立無援となる。寡頭政治体制が、アメリカ人民から選挙を盗み取る意図をもっている
ことは、テキサス州の事前投票での、公的に報告された投票機械の振舞いによって確かめら
れている。NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)売春報道は、ヒラリーが大変な人気な
ので、共和党のテキサス州でさえ、選挙ではお手上げなのだと宣言している。
もしこれが本当だとすると、なぜ投票機械が、トランプ票をヒラリー票に変えるようにプロ
グラムされる必要があったのか? トランプに投票したことが確かなのに、ヒラリーの方
に記録された投票者が、不服を申し出た。選挙管理人たちは、機械の不調(一方にしか作動
しなかった)だと言って、紙の投票に変更した。しかしそれを誰が数えたのだろうか?“機
械の不調”で、ヒラリー票がトランプに行ったものは一つもなかった。トランプ票がヒラリ
ーに流れただけだった。
最近の素晴らしい映画に「ザ・マトリックス」があった。この映画は、偽りの現実によって
操作されるアメリカ人の生活を捉えている。ただ、実際のアメリカには不十分な目覚めしか
なく、ネオは存在しない。おそらくトランプだけが、このシステムに挑戦しようとしている。
あらゆる方面のアメリカ人――大学関係者、学者、ジャーナリスト、共和党員、民主党員、
右翼、左翼、米下院議員、米上院議員、大統領、企業の大物、洗脳されたアメリカ人や外国
人――すべてが虚偽の現実の中に生きている。
あとは気をつけないといけないのは、不正選挙と暗殺だ。
ケネディーも「寡頭政治体制」からアメリカを取り戻そうとして暗殺されちゃったからね。
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