【北京旅行記】北京運河で皇帝船に乗って頤和園に行く

今日はまず、地下鉄で北京動物園駅に行く。 と、いってもパンダを見るわけじゃなくて右隣にある皇帝船乗り場に行く。

皇帝は紫禁城東の、宮廷庭園北海から続く運河で、頤和園に出かけていた。

今は、皇帝船が北京動物園駅近くの船泊から運行されている。 こんな感じでのんびり進んで行く。

運河の周囲は緑が豊かでみんなのんびりくつろいでいる。

このまま乗ってたら頤和園に着くのかと思っていたら、途中「紫竹院公園」というところでみんな降りてしまった。

あれ?と思っていると船頭さんが何やら「向こうで乗り換えるんだ」と教えてくれた。

どうも水位が違うようで、ここで歩いて別の船に乗り換える。 運河の幅がずいぶん広くなった。

出発から1時間少々で頤和園の南口に着いた。

ここからはここ昆明湖(こんみんこ)の中に作られた道を散策しながら、湖の北の世界遺産の建築群を目指して歩く。

途中、ところどころにこういう橋が作ってあって、下を船が行き来できるようになっている。

みんな思い思いのポーズで楽しんでる(笑) あちょー

でかい湖なので、こういう楼で休みながら歩く。

十七孔橋が見えてきた。 頤和園最大の石橋。

途中でお昼になり、船のレストランで、頤和園のシンボル仏香閣を見ながら食事する。

キノコとタケノコの丼ぶり。 とろっしてうまい!

道の左側には蓮が広がっている。

北岸では、北海公園と同様長廊下が続いていた。

頤和園のシンボル仏香閣

上の写真の中央、左右の階段を上り詰めたテラスからの写真がこちら。

遠く右に見える湖の道を歩いてきた。

西太后は頤和園が大好きで年の4分の3をここで過ごしたという。 こちらがその別荘。

演劇の好きな西太后は、立派な京劇場を作らせた。

徳和園。

こちらが正面の豪華絢爛ロイヤルボックス。

この長椅子に寝そべって見た。

周囲にはボックス席。

他に席はなく、ヨーロッパの歌劇場のように、そもそも多くの人が見られる作りになっていない。

まぁ宮廷庭園の内の施設なので、そもそも多くの人は入れなかった。

このあたりも王朝が滅びやすい原因か。

清の乾隆帝は上海にほど近い蘇州が大好きで、6回も御幸している。

あまりにも蘇州が気に入り過ぎて、園内に蘇州を再現させてしまった!

蘇州街。 乾隆帝は女官や宦官(かんがん)たちにそれぞれの店舗の店員をやらせて自ら買い物を楽しんだ。

よほど「庶民の暮らし」にあこがれていたのだろう(笑)

それにしても道楽が過ぎる!

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