日本三大朝市【呼子】七ツ釜、そしてイカっ!

呼子の朝市は日本三大朝市

佐用姫ゆかりの地を旅して呼子を訪れたのが、日本三大朝市、呼子の朝市で朝食を食べた。

「お兄さん!ウニおいしいよ!」

(お?お兄さん?!わかってるね。お姉さん!)

さっそく完全にお姉さんのペースに乗せられている私なのであった^^;

「大中小、あるけどね。お兄さんは大ね。」

「ここで食べるの?どうやって?!」

「こうよ!」

なるほど!

ワイルドだねぇ~(笑)

「ん!こりゃ甘い!」(んまいね~!^^)

こちらのお姉さんは、

「私が漬けた生姜の漬物、うまいから味見してってよ」

「生姜の漬物かぁ~ 珍しいね」

こちらのお姉さんからは、お手製生姜と昆布の漬物をいただいた。両方初めて!

いや楽しいねぇ~

しかし、こういうお姉さんもセニアカーを使って、いつまでも現役で自分の手作りの漬けもんを売ってたくましく生きている姿には感動するね。

こういうお姉さんに声かけれらて、買わないわけにはいかないやね。

(生姜も昆布もうまかったよ!)

こちらのお姉さんは「比較的」若くて、上のお姉さんたちと比べたらお嬢さんといってもいいくらいだ(笑)

「うちの剣先イカは大きいよ。うちの主人が船で採ってきたんだよ。」と胸を張っていう。

この呼子の朝市の通りに並行して港の入り江になっており、そこにずらりとイカ釣り船などがならんでいる。

男は夜船を出してイカをとり、明け方に港に戻って女が朝市に出すというのがどうもここの伝統らしかった。

このお嬢さんは「うちの主人が船で採ってきたんだ」というのを3回言った。

私は、そういえば奥さんがご主人の仕事をこんなに胸を張って言うのをなかなか聞いたことがない。

ここでは男は海で漁をし、女は浜で獲物を売るという昔ながらの分業と互いへのリスペクトが感じらた。美しいね。

しかも比較的若い女性がこういう伝統的な生き方を選んでいるものうれしいね。

これからも呼子の朝市は続いていくことであろう。

呼子の朝市の食堂

やっているらしい食堂があったので入ってみた。

「ご飯食べられますか?」

「ああいいよ。アラカブの味噌汁があるけどそれでいいかい?」

「あ~それでお願いします!」

「はいよ。ちょっと待ってね。」

お客は私にひとりしかいない。

「メニューに外国語もいっぱい書いてあるけど、コロナでお客さんが来なくてたいへんでしょ?」

「日本人がぼちぼち来てくれたらいいんだよ。昔はこうだったんだからね。」

浜のお姉さんは気風がいいのであった!

「はい。お待ちどうさま。」

お~これこれ!

こういうのが食べたかったのよ!お姉さん!

九州の甘めの味噌のアラカブの味噌汁がいい出汁が出てうまいね~

みりんの漬けをあぶったのも一味違う。

せっかく呼子に来たからにはイカも食べなくちゃね。

「イカの刺身はできますか?」と聞いてみる。

するとお姉さんは、何やら電話している。

「ごめんね。昨夜は漁に出てなくて、今日はイカがないねぇ。」

へっ?

イカがないってお姉さん!

私は今朝市をひと通り見て来たんですけどね。

イカなんて、いくらでもありましたよ!

もちろんお姉さんが、そんなことを知らないはずもない。

お姉さんによると、「あれは刺身用のイカじゃない」そうだ。

刺身にするのは、前夜採って漁船の生け簀で泳いるのを、漁師に電話してそれを持ってきてもらって、さばくものらしい。

「だから今日は刺身はできない。ごめんね。」というのだ。

私はてっきり、ちょいと表に出て買って来て作ってくれるものとばかり思っていたので、びっくりしてしまった。

そうやって、何にも知らない私に売ればいくらでも儲かるのにね。

そんなことをしないお姉さんの気風のよさが、ますます気に入った!

この呼子で「今日はイカはない!」

まいったね!(笑)

こういうお姉さん方によって呼子のイカのクオリティーが保たれてるわけよ!

それなら、なおのこと食べずに帰るわけにはいかないじゃないかっ!

鯨組主中尾家屋敷

ということで昼まで呼子で過ごすことにする。

朝市の通りに面したところに、「鯨組主中尾家屋敷」がある。

まぁ鯨採りの大親分さんがいて、若い衆を仕切ってたようですね。

小川嶋鯨合戦(おがわじまげいげいかっせん)という古文書があって、呼子の鯨組の様子が克明に記録されている。

呼子浦と鯨組
出陣祝い
小川島への出陣
鯨発見と追立て
網張りと鋸打ち
鯨の最期
戦勝の報告
鯨の受取りと解体
戦勝祝いと「かんだら」
油とり・骨納屋の仕事

といった感じで、威勢のいい掛け声の音声なども合わせて臨場感あふれる動画が上映されていた。

これは鯨を供養するための巨大数珠だそう!@@

くじらのちんちんなども展示されており、なかなか興味深かい。

でかっ

七ツ釜遊覧船

朝市のすぐ隣の呼子港から、七ツ釜に行く遊覧船が出ている。

その名もイカ丸。

どこまでも イカにこだわる 呼子かな(笑)

当日のお客さんは以上!(これもコロナの影響か(笑))

一体どうしてこんな地形になるのか!

すさまじい造形美なのであった!@@

いか本家 いそ浜別館

そろそろお昼時が近づいていたので「いか本家 いそ浜別館」というところにやって来た。

まだ開店15分前なのに、すでに何人もの待ち行列ができていてびっくりしてしまった!

私は7番目(笑)

最初のグループで入店できた。

いやいやいやいや!

このイカよ!

うまいのなんの!

ゲソなどは天ぷらにしてくれます。

か~っ

うまい^^

やっぱねぇ~

呼子のイカは違うのよ!

呼子に来てイカを食べないのは、イタリアに行ってピザやパスタを食べずに帰るのと同じようなもんといえよ~

必食~っ!><

くぅ~~~っっっ!

この透明なイカ、、絶対うまい!

食いてぇ~~~!!!!!!!!!!!

ちょっと、そこの兄ちゃん!うまいもんばっかり食っとるね~!@

A( 2020/08/24 9:03)

いやいやいやいや!

このイカを食わんのは一生の損失と言えるでしょうよ!

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