【モンゴル馬旅5日目】巨大カメ石の中でお札の山を発見した!

朝テントで目を覚ますとやたら鳥の鳴き声が聞こえる。外に出てみるとびっくり!

無数の小鳥が舞っているではないか!

地面に降りて何やら食べてはまた群れになって舞い上がりながら移動していく。

今は草原のハーブが枯れてたくさん種があるので、それを食べているのだろう。

(カモミール:ロシア名ロマンチカ^^)

ひとしきり私たちのキャンプ地を賑やかに鳴いては飛び回り、やがて去っていった。

あとでモンゴル人に鳥の名前を聞いてみたが、「日本語で何ていうんだろう・・・」ということで終わってしまった(笑)

日本では見かけない鳥なのでしかたがない^^;

今日もよく晴れた!

朝馬にまたがるだけで視線がぐっと高くなって気分が高揚してくる。

草原の朝は冷えるのだが馬にまたがると体温で温かい。生き物っていいな^^

今日も草原の馬旅に出発する。

草原の旅はやがて山旅になっていく。

今度はここから斜面を下ります。

こういう山のアップダウンはスリル満点で今日の馬旅のハイライトなのですが、カメラ片手に撮影している場合じゃなく写真はありません^^;

師匠は朝、私たちに「体は痛くない?今日はゆっくり行きたい?走りたい?」と聞いてくれました。実は師匠はかつて日本の漁船に出稼ぎに行っていたことがあり、日常会話程度の日本語が使えたのですが、最初の3日間は日本語をまったく使わず。まさか日本語が使えるとは思わずびっくりしました!モンゴル人はシャイなのかな。

もちろん私たちの答えは「走りたい!」で、山を下った草原で思いっきり走らせてくれました!^^

ナライハ名物「カメ石」に到着。

木に馬をとめて休憩します。

右に見えるのがカメ石です。

うん!見える!見える!(笑)

近づいてみます。

うん。こりゃカメだわ!

すごくでっかいのです!

裏から首の付け根の隙間に出られるということで行ってみます。

これが秘密の入り口です。

中に入ると秘密の玄室があります。

そこにはなんと宝の山が!

お札が山のようにあるではないですか!

馬で旅して宝の山を見つけた我々はインディー・ジョーンズになった気分なのであった!

このカメ石には伝説があって、それにあやかるためのお賽銭みたいなものだそうです。

しかし秘密はこれだけではありません!

その奥にまだ秘密の通路があります。

人ひとりがギリギリ通れる大きさです。

そこを通ると・・・

ひぇ〜っ

なんちゅう高度感!

下に2人のひとがいるのがわかりますかね?

ああ、今地震が起きてここが崩れたら私たちはひとたまりもないのであった!

いかん!いかん!

最近私の思考はバリバリ現実化しがちなので、変なことを想像するとえらいこっちゃ!

まぁ何はともあれ、このカメさんの巨大さがおわかりいただけたことであろう〜

お昼は木陰でピラフを頂きました。

そばに花が咲いています。

ここではカメ石が非常に有名ですが、すぐ隣にある岩も人面であり、十分に有名になってもおかしくないポテンシャルを持っています。

私たちが休んでいるところからしか人面に見えないのかな?(笑)

午後も山がちなところを行きます。

途中ふたこぶラクダ発見!^^

師匠はふたこぶラクダの近くの遊牧民のゲルに挨拶に行き、私たちは先に進みます。

ナライハ特有の岩の多い山を登ります。

ちなみにナライハとはモンゴル語で岩山の美しいところ、といった意味だそう。

ここで休憩し、師匠を待ちます。

なんと師匠は馬を引いて歩いてやってきました!@@

下り坂では馬に負担がかかりやすいので降りて歩いてきたそう。

私たちと一緒の時はもちろん馬に乗って下っていた。しかし、自分一人の時はモンゴルの遊牧民は山道の下りでは馬を降りて負担を軽くしてやるのだ!時に馬にムチを入れるなど時に馬に対してとても厳しいと思えることもあるのだが、時にとっても優しいのだ。馬を下りて自分は歩いて馬をいたわるなんて!

今日のキャンプ地に到着です。

夕食はトマト味の羊肉と野菜の炒めもの。

日が落ちると急に冷え始めたので、しばらく薪ストーブの周りで温まり、早々にテントの中に入りました。

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