ここまでバリ島を4分の3周してきたが、今泊まっているMedewi(メデウィ)ビーチは一番いい波が立っている。
サーフィンも教えてくれるというので、朝食後フロントに申し込みにいく。
人生初サーフィンだ!
目の前のビーチでもいい波が来ているが、もっといいところに移動するという。
スクーターにノーヘルでふたり乗りし、お客さんがサーフボードを抱えたまま、サーフポイントに向かう(笑)
まずは、先生に基本を教えてもらう。
なんと日本語も話せてびっくり!
説明もそこそこに海でトライ。
こちらが長男についた日本語を話せる先生。
地元のサーファーたちのちょっとした「顔」のようだ。
最初はとても立つことができない。
しかし、ボードにしがみついたまま波に乗って一気に岸までサーフィングしただけでも気分爽快だ!
バランスをとるコツは、立ち位置と視線を遠くにおくこと。
何度もバランスを崩しては海に放り出され、波にもみくちゃにされる。
それでもそれもなんだが楽しくて沖で待っている先生のところにボードに腹這いになって一生懸命バドリングしていく。
大きな波をこなしながら進むのもだんだん上手になってきた。
最初はへっぴり腰ですぐにバランスを崩していたが、だんだん要領がわかってくる。
そして、ついに立ったまま波に乗って岸までたどり着いた。
最後は浜にサーフボードがドンとぶつかってずっこけたが、壮快な気分である(笑)
正味1時間半ほどの練習で、何回かに1回はボードに立ってサーフィンできるようになった。
「なかなか上達が早いよ」と先生に誉めてもらう。
自転車で足腰とバランスを鍛えているせいか?
ただ、パドリングに必要な上半身はダメダメで、何度も繰り返しているうちにへとへとになってしまった。
しかし、自然が相手で2度と同じ波はなく、上手に乗れそうでなかなか乗れず、でも練習すれば何とかなりそうで、こういうのはハマってしまう。
一度サーフィンのメッカみたいなところに行って一週間くらい合宿すると楽しいかもと思ってしまった。
昼食は宿に戻ってミンゴレン(海鮮焼きそば)
イカやエビがごろごろ入って300円もしないのだからうれしい。
昼からはサーフボードを借りて自分たちで練習しようと思っていたが、今日の午後は波が高いので危ないからやめておいた方がいいというアドバイス。
貸せばお金が入るのに、きちんと止めるところがエライなぁ。(1日800円ほど)
しかたがないので宿のビリヤードで波待ちの丘サーファーを決め込む。
こちらがMedewi(メデウィ)サーフポイント、世界的なサーフィン大会も開かれるのだそう。
サーフィン活動の支援やビーチクリーン活動の資金なるということでTシャツを買った。
人生初サーフィンの記念のおみやげにする。
夕方になるとビーチでは地元のバリっ子がサッカーに興じている。