誰もが今が最高の状態です。
今が過去最高であり、実際自然界はそうなっています。
昔、シダやコケしかなかった地球は、今多くの花が咲き乱れ、鳥たちが鳴き交わし、多様な動物が歩き、日本を含む多くの素晴らしい文明が発展しています。
日本史において一般人がスマートフォンを持つような時代は日本史上始まって以来のことです。
今が過去最高の状態なのです。
その過去最高の地球（宇宙）を構成する花や鳥、動物、人間も過去最高であり、それぞれが有史以来最高の状態にあります。
これは個人のレベルでみても、今生はこれまでの転生の中で過去最高なのです。
そして、自分の人生でも今が過去最高です。
それぞれ命の生で今が過去最高であるからこそ、地球（宇宙）は今、過去最高の状態にあるのです。
それが自然の本質です。
一見どんなマイナスに見えることでも、自分がこれまでに経験したこと、今経験しつつあることがあるからこそ、明日の過去最高の自分が生み出されています。
たとえば、第二次世界大戦では日本のあらゆる街は空襲で焼き払われ、広島や長崎は原爆で一般市民の生活は一瞬に地獄絵となりましたが、その経験があったからこそ、今、歴史上最も長い間、世界大戦が行われていない期間を更新しているのです。
もし、世界が再び世界大戦を経験する必要があるなら、私たちがその野蛮さを超えるために、まだ骨身にしみる経験が必要なだけです。
短い視点を持つと、地獄絵のようなマイナスにしか見えないことも、それがあるからこそ人間もあらゆる生き物も長期的に今地球（宇宙）史上過去最高の状態にあるのです。
その視点に軸足を移す時、自分の魂史上、過去最高の経験値をもつ自分であるからこそ、地球（宇宙）もまた常に過去最高を更新し続けているのです。
地球（宇宙）が常に過去最高の状態を更新し続ける存在である以上、それを構成する自分もまた今が自分史上過去最高でしかあり得ません。
それが自然な状態です。
その本来の自然な状態に自分が沿う時、些細なことに一喜一憂することはなくなり、今常に過去最高を更新しつつある自分に一体化します。
そうして些細なことに一喜一憂しなくなり、自分の内面がずっと穏やかに安定する時、常に過去更新を更新し続ける自然の本質に自分をゆだねる時、自分の見える世界が常に過去最高を更新し続けていくことに気づくのです。
それはこれまでもそうであったし、これからもずっとそうなのです。
なぜなら自然がそのように存在するからです。
それを知るだけで自分の人生が過去最高を更新し続ける人生に変わります。
