居酒屋繁盛のコツ(翌日から売上が急回復したアドバイスとは)

 居酒屋さんを浄化する顧問をお引き受けしています。

 5月16日月曜日以下の売上急減のメールをいただきました。
 
「今月、明らかにおかしいほどに売り上げが上がりません。
連休明けは毎年少し凹むんですが、連休も売り上げ大した事なくて、
更に今時期は運動会があるので、学校の打ち上げの予約が毎年入っていたのが、今年は一件も問い合わせすらない!
どうしたんだろう。

店の営業や売り上げがない事に関して何か気付きがあるようですか?
私が気付けないからこの状態のままなのでしょうか。」 (2016年5月16日 16:20)

 状況を聞いてアドバイスし、浄化すると・・・・

 一週間後の火曜日(2016年5月24日 0:48)以下のメールをいただきました。

「・・・
お陰様で、先週の火曜日からずーーーっと忙しく営業しています。
先週末などは、友人の務めてる居酒屋は暇だったそうですが、ウチはびっっっくりする位に忙しかったです!
今週も切れずにご予約が入っています。

そうそう、今夜は先日お話した、元常連さんが来店してくれましたので、お相手出来る時はしました。
自分の中で彼に申し訳なさがあったので、これでまたあしげくなってくれればいいなぁと思っています。
・・・」

 そして、そのアドバイスとは、

> とにかく かまってちゃんな客が続き、ストレスが分かりやすく積もりました。

 (そのお客さんたちを毛嫌いしてしまったのが原因のひとつです。)

「かまってちゃんは「はい。はい。そうね。」とニコニコしてかまってあげるのです。

 そして「何かあなたのすごいこを教えてよ」と、

 相手の自慢話に切り替えてください。

 人のうわさ話より、その人の自慢話の方がずっといいです。

 それはいいこと、プラスの話ですからね。

 で、自慢話をした人はすごく気持ちがよくなるのです。

 そして、他の噂話はしなくなります。

 そしてここはいい店だ、また行こうと思ってくれますよ。

 お店が繁盛します。」

> そうそう、今夜は先日お話した、(かまってちゃんの)元常連さんが来店してくれましたので、お相手出来る時はしました。
> 自分の中で彼に申し訳なさがあったので、これでまたあしげくなってくれればいいなぁと思っています。

 はい。

 そういう誠実さは必ず通じます。

 誰もが神様に魂を頂いている尊い人です。

 心の中でお客様に対するその敬意がある限り必ず商売はうまくいきます。

 その人の有限さはゆるし、その人の奥底にある素晴らしさに敬意を払うのです。

 たとえその人が自分で自分の素晴らしさに気づいていなくてもです。

 いえ、むしろその人本来の素晴らしさを感じられるような居酒屋にするのです。

 それはただ単に食事やお酒を出すお店ではなく、人間性を回復させる偉大な仕事場です。

 相手の尊厳を大切にする、その暖かい思いやりのまなざしだけで充分なんですよ。

 それが人にとってもっとも大切な栄養なのです。

izakaya

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