ガンの流行と真の原因

ご質問をいただきました。

日本国民の二人に一 人がガンに成るそうですが、この現状と自分の状況を踏まえて、どうにか成らない物かと真剣に思いました、
この事は一体人にとって何を教訓として示されているのか?大いに考えさせられる状況であります、榎本さんはガンの流行?をどの様にお考えに成っておられますか?原因があって結果有りと考えると、その原因は・・・?

人が調和をなくしていることに大きな原因があると思っています。

ガンというのは体内のある細胞がほかの細胞と調和を失った状態なのです。

国立天文台によると宇宙は無からビッグバンを経て生じたとしています。
その無の宇宙を生じた意思を、仮に神と呼んでいるわけです。

この宇宙はすべて無から、すなわち神から生じているのです。

それ以外の材料は何もなかったのです。

ですから、自然の生態系や太陽系や宇宙は奇跡の調和を保っています。
人間の身体も奇跡の調和です。

しかし、人間には自由意思が与えられ、創造する力が与えられました。「不調和」なことを思考してもそれを創造してしまうのです。

「不調和」の思考の例をあげれば、独善であったり、孤独であったり、自意識過剰であったり、死の恐怖などがあげられます。

どうせ死ぬなら自分さえよければ人はどうでもいい、無関心という思考ですね。

商品添加物の会社の人は、自社製品で製造されたソーセージを娘が誕生日に食べているのに驚愕し、遺伝子組み換え植物や除草剤のメーカーは自社の食堂では有機栽培された食事を食べ、原発で儲かる利権の人たちは、安全安全といい続け決して自分の街には造らない・・・

自分自身や自分の子供、孫はそうしたくないが、お客にはマイナス面に目をつぶって売り続けているのです。儲かるからです。

自社の利益をだけをあげることが至上目標となっているのが資本主義の宿命です。

ガンの多発は、その不調和な思考の副産物だと考えています。

スペインの巡礼路を歩いていて田舎なのに鶏舎をまだ見たことがありません。もちろん放し飼いの鶏はたくさん見かけます。

牛も放牧です。
牧草地で牛がのどかに草を食んでいます。
牛舎に押し込んで、遺伝子組み換えとうもろこしを食べさせている畜産ではありません。
フランスやイタリアは、国として遺伝子組み換え食品を禁止しています。スペインではまだのようですが、見る限り、牧場の牛の糞を堆肥として上手に発酵させている甘い香りがただよってきます。

食べ物がこれだけ安いのは、エサも自然に生える草で購入する必要がなく、肥料も牛の糞として生産し、ほとんど購入する必要がないからだと思います。果物野菜、乳製品の味もすごくいいのです。

このような自然な循環的な農牧業には、化学物質が入り込む余地がありません。

この調和的な美しい景観が人々を引き付ける大きな要素だと思います。ヨーロッパ人自身がこの景観をとてもbeautifulだと言っています。

人々はこのような調和した景観を美しいと感じます。

マドリードなどの都市ではスプレーの落書きも多く、心が荒廃しているのかなという印象があります。

実は私の住む大分では、オーガニックマーケットという青空市が定期的に開かれ、そこで都会からやってきた若い人たちや、農村に住み着いた外国人も出店しています。
白人の女性が多いです。

大分の田舎というのは過疎になるくらいの本当の田舎ですから、そこにわざわざ移住してくるなんてびっくりしてしまいますが、オーガニックマーケットが開かれるくらいに盛んになってきました。
ちなみにこのマーケットを主催している人も東京から帰ってきた女性です。

人々は何か不調和な部分があると病を生じ、調和していると、健康で幸せです。

私たちは、自然や宇宙と共に無から神によって調和の元に創造されています。

自然と調和し、人々と調和し、その中で個性を発揮する生き方が必ずあります。

今、人々の関心は大きくそちらに向かいはじめていると感じています。

beautifulと感じる生き方ですね。

人は美しく感じるものが好きなのです。

美とは調和のことです。
ガンの源に不調和な自意識をあげましたが、イエスはとてもいいことを言いました。

自分や自分の子供のように、人と接しなさいと。

自分や自分の子、孫にしたくないことは人にもしない。

このよう調和的な暮らしをすることが、ガンや病に対するもっと有効な対策であると思っています。

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癌の遠隔浄化

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