聞慶(ムンギョン)の宿を出て走り出そうとすると、次男はいきなりチェーンが外れる。
青い手袋は、防寒のために釜山のホームセンターで買ったもの。
ゴアテックスみたいに通気性がありなかなか良好とのこと。
青でコーディネートしました(笑)
聞慶(ムンギョン)セジェ
しばらく走ると聞慶(ムンギョン)セジェという古来より軍事上の要衝となってきた峠にさしかかる。
峠はこの門を通過してからが本番です!><
この門をソウル側に越えてすぐのところに、おもしろそうなお店があったので寄ってみることに。
赤い小さな実の甘酢っぱい秘密の酵素原液
ずらりと何やら果実が漬けてあります。
試飲させてもらうと、何やらアセロラみたいな果実のシロップ漬けの原液で水で20倍くらいに薄めて飲むそう。
甘酸っぱくて、自転車旅の疲労回復ドリンクにぴったりだ!
一本いただき、以後毎朝ペットボトルの水にこの原液を入れて走ることになった。
いわゆる生きている酵素ドリンクで、シュワシュワと発酵して泡が出る。
これが最高なのよ!
風の谷のナウシカのチコの実のような赤い小さな実の酵素だ。私たちは韓国アセロラと勝手に呼んでいたが、ハングルが読めないので定かではない(笑)
ハングルが読める人!
この実はいった何じゃらホイ?
まぁ甘酸っぱくて元気がでるから、聞慶(ムンギョン)セジェでは、赤い小さな実の酵素原液の購入をお勧めします。
疲労回復ドリンクにぴったり!
りんごジュースを2つサービスでくれました。
どうもありがとう!
聞慶(ムンギョン)の峠はなかなかの難所であり、前日は雪が降ったようだ。
釜山→ソウル自転車道の最高地点になる。
かなり高度を上げて来た。
はっきり言って、自転車を降りて押して歩きまくりです^^;
途中大分によくある、磨崖仏系の石仏がありました。
もしかしたら、夫婦の像で仏像じゃないのかも・・・
ハングルが読めないので不明^^;
雉(キジ)の町の人情あるおかみさん
途中やたら雉(キジ)の像のある町に到着。
どうやら雉が名産らしく、せっかくなので食べてみる。
雉を食べさせてくれるお店には、雉の像があります。
雉のすき焼きでした。
コリコリしてうまいですが、ふたりの腹ペコ野郎の昼飯にはちと少ないかな・・・
そう思っていたら、第二段の雉のしゃぶしゃぶ鍋が!^^
きっと最初に説明してくれたと思うが、何しろハングルは聞き取れないので^^;
うれしいサプライズになりました。
何と〆(しめ)の麺まで!
そうしたらまだあって、雉のから揚げとボリュームたっぷりの雉の甘酢あんかけまでっ!
もちろんポテサラのようなお惣菜はいつも同様次々にお代わりを持って来てくれ、
自転車腹ペコ野郎もノックアウトの大満足のボリュームでした!^^
ここのお店に入る前に雨が降り出していたので、雨宿りもかねて入っていた。
私たちがお店でカッパを来て出発しようとすると、おかみさんはタオルを持って来て、私たちの自転車のサドルを拭き「アンニョンハセヨ」と見送ってくれた。
「アンニョン」とは「安寧」であり、道中の安全を祈る意味もあるそう。
人情のあつい優しいおかみさんであった。
カッパを着て走り始める。
風光明媚な景色の道。
自転車ルートはぐるっと回り裏から同じところを見れた。
釜山→ソウル間最大の難所の峠を超えて、忠州(チュンジュ)に到着。
ここのチムジルバンで女湯に間違えて入ってしまった!^^;