私は日本国内ではキャッシング(カードでお金を借りる)ことをしたことがない。
日本円ならゆうちょ銀に入れておけば、全国津々浦々どこでも引き出すことができる。もちろん無料で引き出せる。
今回バリ島で田舎を自転車で走っている時に、現金(インドネシアルピア)が不足した。
そこでバリの田舎のATMでキャッシングを行ってみた。
日本円で8千円程度を2回合計1万6千円程度キャッシングした。
そして、日本に帰国して翌日全額返済した。
利率をチェックすると年利が18%である!
1万円1年間借りたら1800円も利息が発生する。
このゼロ金利時代に大変な金利である。
それでこのキャッシングのレートは利息、手数料も含めて最終的に1円=約126インドネシアルピアで確定した。
私がバリ島で両替したレートは1円、125~128.8インドネシアルピアだった。
ということは、帰国してすぐに返済するならば、トータルではキャッシングも両替もほとんど変わらないということになった。
しかし両替の方若干レートがいい印象だ。
だから、ある程度まとまったお金はクタやウブドといった大きな街で両替し、地方で現金が不足したらATMキャッシングで補うというのが賢明な選択ということになる。
田舎の食堂とか、果物店とか、水の購入、自転車のパンク修理など現地通貨がないとどうにもならない。
田舎で現地通貨を手にするにはATMがほぼ唯一のかけがえのない選択になる。
逆に大きな街で外国人向けのホテルに泊まり、外国人向けのレストランだけで食事をする場合は、すべてカードが使える。
コンビニやスーパーでもカードが使えるところが結構ある。
だから現金の両替は最小限にしてカードを使っても充分旅行できる。
(しかし、バリ島ではカード支払いの場合、2.5%~3%程度手数料が上乗せされる)
なお、日本円をインドネシアルピアに両替すると1万円分でも、お札で財布がパンパンになる(笑)
大き目の札入れが便利だ。