それは簡単です。
プラスの思いを保ち続けるだけです。
人は思いが実現する存在です。
自分の思いが人生の原因です。
自己責任ともいいます。
それを100%生きることです。
何か誰かがマイナスを言ったとします。
誰かの陰口、悪口や怒り、愚痴、自己卑下、被害者意識などです。
それにうなずいたり、黙ってい聞いていると、そのマイナスに承認を与えているのです。
そうするとその人はマイナスをペラペラとしゃべり続けます。
そのマイナスがこの地上に存在し続け、増長するのを助けているのです。
自分がそういうことを思わないのはもちろんですが、自分の周りにマイナスが来たら、それに暗黙の承認を与えません。
相手を思ってアドバイスをすることは大切ですが、言ってもわからなければ席を外します。
それを繰り返していたら、自分の前でマイナスを言う人がいなくなります。
私たちにマイナスを言ってもぜんぜん面白くないからです。
マイナスの類友はいなくなったのです(笑)
もし、自分の周りに陰口、悪口や怒り、愚痴などのマイナスを言う人がいたら、それは自分が承認を与えているからだと知りましょう。
エネルギーが与え続けられなければ、どんなものも育たないのです。
その場を離れ、自分を見つめ、自分の人生をよりよくするため、より可能性を広げるために自分の時間を使います。
そのプロセスの繰り返しが、「プラスの人生を生きる」ということです。
そして、自分に対するよりよい思い、より大きな可能性、自分の人生に対する自己責任を思い出させてくれる人、生き生きと生きてる人とより多くの時間を過ごすことです。そういう人と類友になります。
要するに、自分の思い、自分の周囲に起こることのマイナスに承認(エネルギー)と時間を与えず、プラスに承認(エネルギー)と時間を与え続けるということです。
今日自分に起こることに対してどちらを選ぶのかは完全にその人の自由に任されています。
日々の毎瞬あらゆる局面において、マイナスに承認(エネルギー)を与えず、プラスに承認(エネルギー)を与え続けます。
プラスとは、自分の体は健康である。自分には可能性にあふれている、自分に起こることはすべて自分で解決できる、理想を持ち、あらゆる自分をわくわくさせる素晴らしい思いです。
健康で笑顔で、美しく、叡智に満ちて、賢明に生きることができるという思いです。
その際、ポイントになることは絶対に人と比べないということです。
人と比べれば、ある点について自分より優れた長所を持つ人は無数にいます。
その人の優れた点と自分の劣った点のみを取り出して比較することは、自分を卑下するための最善の方法です。それは決して勝ち目のない戦いだからです。
それが満たされるのはオリンピックで金メダルをとり、世界新記録を保持している間だけです。それ以外の人類はみな劣等感にさいなまれる人生を生きなければなりません。それが人と比較する人生です。
人と比べることをやめ、過去の自分だけをみます。
昨日の自分より、今日の自分が一歩プラスに歩んでいればいいのです。
今、マイナスの人ほど、それをやったときの落差が大きいのです。
ですから、「当社比」のみで考えることです(笑)
氷点下のマイナスの嵐の中にいた人は、0度の無風の場所に移動するだけでも体感温度は大きく上昇します。
「ああよかった」とほっとできるのです。
その「当社比」の感覚を大切にし、人に何を言われようと気にせずプラスの歩みを続けることです。
その氷点下のマイナスに承認を与えて、同調していたのは誰かだったのか。
自分なのです。自分が承認を与え、同調し、一緒になって自分の内面にマイナスの嵐を吹き荒れさせていたのです。
まずはそのマイナスに承認を与え、同調することをやめ、心の中に無風状態を作ることです。
そして、その中に自分に対するひとつひとつプラスの思いを育てていきます。
その時、見える外の世界に影響を受けてはいけません。
そんなこと言っても、今痛みがあるじゃないか。
今、貧しいじゃないか。
それは過去の自分が積み重ねた思いの結果です。
今から別の選択をするのです。
その結果がでるのは、プラスの選択をし続けるからです。
外の見える世界に何があろうとも、そのマイナスに承認とエネルギーを与えず、自分に対してプラスのもののみに承認とエネルギーと自分の時間を与え続けるからです。
外の世界にちょっとしたことがあっただけで、すぐにマイナスに同調し、マイナスの類友になり、一緒になって怒り、悲しみ、自己卑下し、悲劇のヒロインや被害者を演じ始めるから、いつまでもマイナスであり続けるのです。
「あっしまった!いつの間にかマイナスに承認を与え、同調していた!」と自分の選択を別のものに変えることができる気づき。
その「気づき」こそがまさにプラスに生きる力なのです。
今までどんなにマイナスの嵐が吹き荒れていようとも、自分の中に無風地帯を作り、その中にプラスの火を灯すのです。
マイナスに同調すれば、そのプラスの火はすぐに消し飛んでしまいます。
しかしそれがただ単に自分の選択に過ぎなかったと気づくとき、自分にはマイナスの承認とエネルギーと自分の時間を与えないという選択権、自由があることに気づくとき、その自由を自分のために行使できるのです。
その選択に慣れれば慣れるほど、外の世界にマイナスの嵐が吹き荒れていようとも、自分の中に無風地帯を作り、プラスの火を灯し続けられるようになります。
それを続けると、そのプラスの火はまったく揺らぐことがなくなります。
そして自分でプラスを選び続け、自分のプラスの火を大きく育てていきます。
それがすっかり定着した時、自分の見る外の景色が大きく変わっていることに気づくのです。