【プロヴァンス自転車旅】メネルブ→ラクスト→ボニュー→ルールマラン

朝、メネルブのお宿を出発する。

ラクスト

ラクストの町が見えてきた。

ラクストに到着。

炭酸水にレモンスライスを入れてもらって一息つく。

ここラクストにはサド公爵の城がある。

あのサド、マゾの語源になった人である。

ここがその城。

こんな明るいプロヴァンスの光の中でよくもまあ、あんな淫靡ないけない子が育つもんだと思ったら、サド公爵はパリで生まれ育っている。やっぱりね。

あんまり淫靡なことをし過ぎてパリで逮捕され、バスティーユ監獄の中から「ここで(政治犯の)受刑者が殺されているぞ!」叫び、フランス革命が始まった。

ということでサド公爵は今日の自由主義のきっかけになったのだが、「あんたが自由にしたかったのはもっと他のことじゃろがい!」と突っ込みたくなる^^;

サド公爵はバスティーユ監獄から逃れ、もう捕まらないように、最晩年にたまたま叔父さんの持ってたこの城に隠れてたそう。

ラクスト遠景。

ボニュー

ボニューに到着。

ここプロヴァンスではまず最初に炭酸水をよく頼むのだけれどこの銘柄が一番うまかった!

プロヴァンス風ハンバーガーを頼んでみた。

焼き方を聞いてくるので「ミディアムで」と答えておく。

挽き肉というより、元々デカイ肉を包丁でざく切りにしてパテを作ってある。

これはナイフで切って食べる。かぶりつくわけにはいかない(笑)

フライドポテトも「フレンチフライ」というだけあって本場のものは切り方、揚げ方がちがう。

デザートは気になった隣の店のアイスクレープを食べてみた。

クレープの中は温かいフルーツのコンフィチュールが入っている。フランスでは、こういう冷たいものと温かいもののコントラストを楽しむんだろうね。

森の香水蒸溜所

ボニューからルールマランへ向かって走っていると、香水の蒸溜所らしき看板を見つける。

敷地内にはラべンダーをはじめ各種ハーブが植えられている。

蓮もあった。

彼はここで一人で手作りでハーブからエッセンスを取り出してる。

彼の右手には蒸溜タンクがある。

彼は「お前は今日ルールマランの方を走ってただろう。俺は見たよ。」と言う。

私「いや今日はメネルブから走ってきて今からルールマランに行くところなんだ。」

彼「いや。そんな筈はない。俺は確かに今日ルールマランでお前を見たよ。その自転車だった。」と譲らない(笑)

彼は私のデジャヴでも見たのだろう(笑)

ルールマラン

そのルールマランに着いた。

ルールマラン城

今夜はこのワインぶどう畑の農家に民泊する。

この離れが今夜のお宿。

外の椅子に座って素足でグラウンディングしながら夜風を楽しんでいると、ここのワンちゃんがやって来て一緒に遊びたがる(笑)

ボールを投げる姿勢をすると、パッと投げそうな方向に移動してじっとこちらを注目し、投げた瞬間、素早くダッシュして、へたするとワンバウンドでパッと咥えて猛ダッシュで戻ってくる。

どんなに遠くに投げても秒で戻ってくる(笑)

久しぶりにボールを何回も全力で投げて腕が痛くなってしまった(笑)

まだまだ遊んで欲しそうだったが、そろそろ寝ることにします。ゴメンね。

こういう香り物は生まれて初めて買ってみたのだけど、どうやって使うのかな?(笑)

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