何が何でも生きていく!【台湾人バイタリティー】日本人もガッツと熱いチャレンジ精神を秘めていたい

これは台北のガイドブックにも載っていないようなふらっと入った庶民の市場。

例えて言うと京都の錦市場みたいにすごい人混みなわけです。

ここを歩いていると、この人混みの通路の真ん中で、手押し車に商品を満載して、大きな声をだして行商している人がいるんです!

この人混みの中ですよ!

地元の人たちも、実にさも当たり前のように、ひょいひょいとかわしながら歩いて行きます。

日本だとこんな狭い商店街の中央で、手押し車で陣取っていたら、左右のお店の人から苦情がでそうなもんですが、台湾はとてもおおらかなんですね。(笑)

この市場の反対側の出口付近では、駅弁売りの箱みたいなのを首から下げて、ニラの束を並べ、両手にニラを持って叫んでいる人もいました。

もうカオスです(笑)

しかし、それがまた台湾の魅力でもあります。

日本では、なかなかこういうことはさせてくれないし、またする方も世間体やら体面もあってなかなかここまではできない。

しかし、台湾ではみんな気にしないわけです(笑)

台北でもホームレスみたいな人がいるわけですが、東京や大阪、サンフランシスコなんかよりずっと少ないです。台湾の地方都市でホームレスはほとんど見かけません。そりゃ地方の方が生活はずっと貧しいです。でもホームレスは見かけない。

そして、台湾ではボロボロの手押し車や、駅弁の箱みたいなのを手に入れて、商品を買えば、もうどこでも商売できるわけです。

リベンジできる。

そして二、三百円くらい稼げば、おいしくてあったかい立派なご飯が食べられる。

そして台湾ではどこにでも店をだして、商売をはじめられる。

テーブルとパラソルがあれば、こうしてスイカ屋さんが開業できる(笑)

そして当たれば、お客さんが行列を作ってひっきりなしにやってくる。

台湾にはあまり悲壮感がない。

まあ何とかなるさという楽観的な雰囲気がある。

どこで誰が何をやってもいいみたいなおおらかさがある。

その点サンフランシスコなんかのホームレスの方がよほど打ちひしがれているわけです。

悲壮感がある。

こちらの「高騰するアメリカの住宅と、家を失い漂流する中流階級たち」という記事によると、

「米国のほとんどの都市では、年収10万ドル(約1116万円)の家庭は持ち家を購入する余裕などありません」

2016年には、月額3500ドル(約38万円)という平均的な家賃のアパートを借りようとすると、初期費用はたいてい12,000ドル(約134万円)を超えた。

ということだ。

年収1千万円越えの中流家庭でさえ!家も買えない。一度ホームレスなどに転落してしまうと、もはやまともな場所に住むことさえ難しい。

だから台湾で狭い市場の通路の人混みの中で手押し車で行商していたり、駅弁の箱を首からぶら下げて商品を並べて叫んでいる人たちをみると、何でもありの中で生活を立て直そうとする、その逞しさにほっとする。

あまりに規制とか、ルールとか、人にどう思われるかといったことで、日本人はずいぶんこじんまりとしてしまったなという気もするわけです。

こういうスイカ屋でも何でもやっていける社会っていいなと思う。

こんな何でもありに見える台北でも、まだ歩道が歩けるからまとも。

台湾は歩道の上の2階以上はビルになってて利用されています。

だから歩道は雨がしのげて助かる。

しかし、歩道がまともに歩けるのは台北くらいのもので、地方都市に行くと歩けないところがたくさんある。

歩道に、お店が商品を並べたり、椅子とテーブルをおいてそこで、食事できるようにしたり、流し台や、ガス、水道などを造りつけてしまって、すっかり歩道を自分の調理場にしてしまったり!(笑)

完全に板で歩道の左右を締切り、車道側も板をつけて、ドアをつけ、歩道を完全に自分の家にしている人もいた(笑)

ああ!あるバイク屋さんが、三台分のバイクを持ち上げる機械を歩道に埋め込み、

歩道を完全に自分の修理工場にしているところもあった!(笑)

さすがに台北は、歩道にテーブルや椅子、商品があふれているところはいくらでもあるが、ほとんどは歩道を歩けます。

しかし地方都市はあまり歩けない(笑)

まぁここまで何でもありというのもどうかと思うが、世界にはこういうところもあっていい(笑)

歩けない歩道から車道にはみ出して歩きながら、このカオスぶりが何だか心楽しくなってくる(笑)

そりゃどちらがいいかと言われると日本がいいですよ!(笑)

もう大分駅とかに帰ってくるとほんと日本はきれい。

ホームレスもいない。

街を歩いてもゴミが落ちていない。

家々には車が停めてある。

ほんと、日本はこぎれいでマナーもよく、整ったいい国だ。

このきちんとした国民性に、バイタリティ、ガッツ、チャレンジ精神、何回でも敗者復活できるようなおおらかさがあれば、ほんと日本はすごい国になると思う。

日本人はほんと素晴らしいだが、政治家があれで、毎年50兆円の税金を集めて、40兆円医療費に支払い、マイスリーとかステロイドとか・・・国民を薬漬けにして、お金が足りないから、毎年60兆円借金を増やしつつ、利払いも苦しくなって消費税もまた上げるといっている。すでにすごい税金や社会保障費をとっているのにね。

日本は政治家の医療利権のために、税金の8割を非生産的なことに使い続けきたわけです。

こんな滅茶苦茶な政治をやっているのに、日本人はまじめに働いて、優しく几帳面で清潔で、街はゴミのない整った、(大分では)ホームレスも見かけない、ほんとすごい国だ。

(まあ大分はちょっと田舎に行けば過疎で、月に5千円くらいで、広い敷地と畑つきで住んでくれ!みたいな大きな家がいくらでもあるからね。)

私たちが払っている税金や社会保障費を建設的に使っていたら、日本は一体どんなスーパー国家になることやら!とほんとうに思う。

そのためにも、私たち日本人は知的で清潔で礼儀正しい中に、ガッツとバイタリティと熱いチャレンジ精神を秘めていたいと思うのであった。

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