アマルフィ海岸の南の終着点の街サレルノからは夜行列車でシチリア島に向う。
出発まで海の見えるベンチで過ごした。
夜行列車はコンパートメントで、私が寝ているのが2段ベッドの上、ベッドを跳ね上げて、彼女が座っているようにベンチにすることもできる。
夜に水1本、朝にジュースとお菓子を配ってくれて、なかなか快適だ。
車窓から見えるシチリアの海
ニュー・シネマ・パラダイスの舞台チェファルー
ニュー・シネマ・パラダイスという映画をご存知だろうか?
私の大好きな映画でDVDやサウンド・トラックのCDまで持ってる(笑)
チェファルーはその舞台のひとつ。
アルフレードがトトに、私たちのことは忘れろ、手紙も書くな、お前の姿など見たくない。お前の噂を聞きたいと言って送り出した駅はこの近くで撮影された。
私もトトが旅立ったのと同じ鉄道で旅してきた。トトとは逆向きだが(笑)
チェファルーはトトの恋人エレナの高校があったところだ。
ここがエレナの高校シーンが撮影されたところ。
エレナに恋い焦がれたトトが彼女を撮影しているシーン。
エレナの学校に通じる道。
ここは浜辺の屋外上映をしたところ。
父親にトトとの恋を許されないエレナが、すごいウソをついてトトに会い来て、雨の降る浜辺で熱いキスをしたのもここだ。
ここにはニュー・シネマ・パラダイスの記念プレートが埋められている。
2行目の左に「nuovo cinema paradiso」(ニュー・シネマ・パラダイスのイタリア語表記)が見える。
この映画を心から愛するチェファルーの人々は監督のジュゼッペ・トルナト-レに名誉市民の称号を与えた。
(通りのお土産屋さん)
チェファルーの大聖堂
トトの本名と同じサルバトーレ(笑)
路地で見つけた(笑)
明日はトトとアルフレードが暮らした、パラッツォ・アドリアーノの向う。
自転車で途中の宿まで漕いでる(笑)
ここは6千円なのにプールもある!^^
坂をずっと自転車で漕いできた火照った体に冷たい水が心地いい^^
(身長181cmの私がぜんぜん足がつかないので水深2mはありそうだ)
自転車で走った日はまずはビールを飲みたくなる(笑)
こちらのご夫婦はニュージーランドからで、私が旅の概要を説明すると、ニュージーランドもいいところだからぜひ自転車で走りにおいでと言われた(笑)
プリモピアット(最初の皿)
上は熱々のナスをパン粉を付けて焼いたもの。シチリアの野菜は乾燥した気候でぎゅっと味が濃厚でうまい。
シチリアのトマトは酸味が効いて、トマトミートソースパスタの味が濃厚でとてもうまい^^
ビノ ロッソ(赤ワイン)もぎゅっと濃厚だ。
北アフリカと同じ緯度のここシチリアでは9月20日の夜でもシャツを脱いでシーツ一枚で寝てる(笑)
天井ファンも回してる。
口も乾くのでほんの少し水を含んでる。
風が乾燥した木々を揺らし、それがどうしても潮騒のように聞こえる。
明日はトトとアルフレードと同じ様に乾燥したジュゼッペ・トルナト-レ監督の生まれ故郷でもあるシチリアをパラッツォ・アドリアーノを目指して自転車で走って行く。
素敵な映画なのでぜひ見てください!^^