ご質問をいただきました。
「娘を美しく聡明に育てる」メルマガで、「健康できれいな張りのある肌になる方法」や「健康的で美しく、聡明で利発、生き生きとして元気いっぱいの子」を私も今からでもやってあげようと思いました。
小学校入ってから爪や指の皮膚を噛んでボロボロにしてしまっていました。
本人「気がついたらしている」と。コロナになってからは逆に無くなりましたが、タブレットに依存しています。
友達に誘われたら5時半くらいまで遊んでます。遊ばない日はマンガ読んでます。
依存ちゃー依存なんだけど、親としてやれるところ、なんだろ?
4年生からメガネ。
なんか、どーしよう?
生理も不順。
人生不安なのかな〜…。娘はあまりそーゆう心のうちを話してはくれないし、自己解決しているようなのてすが、カラダのあちこちにしんどさが出ているようで、親としては切ない。
何かしてあげられることあるかな(?)
真実にたくさん触れさせてあげることです。
私は宮崎駿さんのアニメなどは立派な文化だと思っていますよ。
時々いいアニメはありますね。
しかし、そうではないただのたわごとがマンガやゲームには実に多いのです。
そういう誰かのたわごとの妄想に一生触れたからと言って、人生はどこにも行き着きません。
新しいたわごとマンガは永遠に生み出され、新しいたわごとゲームは永遠に生み出されます。
そんなことに時間を費やす人生が何だというのでしょう。
たわごとに費やす人生はたわごとです。
自然というのは人間のいい加減な妄想ではないんですよ。
何千年も生きてきた合理性、無駄の無さ、美しさがあります。
そこには真実があります。
人が飛行機などを新たに設計する時、まず鳥などがなぜ飛べるのかじっくり調べるのです。
小さい子供は虫などをいつまでも飽きずに眺めているものです。
虫の手足や触覚は、どんなおもちゃよりも精巧で精緻です。
そうした真実のリアリティに触れると、何が真実でバランスがとれているか感じ取れるようになります。
たまたまネットで見かけたのですが、これは最近のウルトラマンZの怪獣だそうです。
この位置にこういう手があるとか、不自然なんですよ。
ただただ、醜悪な妄想です。
こんな醜悪なものにどれだけ接したからと言って、何か生命の美しい合理性というような洞察など微塵も身につかないんですよ。
今の時期はカマキリなどが結構うろうろしていますが、カマキリを観察した方が、「醜悪な妄想」に接するよりもはるかに価値があります。
昔はもう少しまともな怪獣が多かった気がしますね。
ゴジラとか、モスラとか、キングギドラとかです(笑)
この写真の怪獣よりずっとバランスがとれている。
それは当時の人はまだ今よりも自然の中で虫などの生物に接していたからだと思います。
この怪獣を考えた人は、虫などの本物の自然の生命に触れる経験があまりないのではないかと想像します。不自然な人工的な情報ばかりに接してきたのでしょう。
私はこういう「たわごと」に接する子供たちをとても気の毒に思います。
「たわごと」をインプットされれば「たわごと」しかアウトプットしませんから。
ですから親は自分の子供がどういう情報に接しているかよく注意した方がいいのです。
できるだけ、真実、善きもの、美しいものに接する機会を与えてあげてください。
真・善・美です。
自然は真・善・美ですよ。
生命は最高の真・善・美です。
真実であり、善きものであり、美しいものです。
多くの真・善・美の経験を持てば、娘さんの人生はより真・善・美になるでしょう。
何が真実で、善きもので、美しいか感覚的にわかるからです。
そして真実で、善きもの、美しいものにひかれます。
それが真実で、善き、美しき人生を生み出します。
こういうところに身を置く経験をたくさんさせてあげてください。
自然に触れるだけで体を癒すことは各種研究でもわかっています。
プランターでミニトマトを作ってみたりするのもいいですね。
そういう真実で、善き、美しい体験をたくさんさせてあげたらいいのです。
そうして真・善・美にたくさん触れていると、本やネット上の情報でもどれが真実の情報か感じ取れるようになります。
「たわごとの妄想」にはまったく関心がなくなり、大切な人生の時間を無為に過ごすことがなくなります。
そういう何が真実か、善きものか、美しいものかという判断力を与えてあげることが親が子供にしてあげられる最高の贈り物です。