【立憲民主党の一人勝ち】国民は「憲法改正反対の現実主義者」を当選させるという民意を示した

衆議院選挙の結果は立憲民主党のひとり勝ち

10月22日に実施された衆議院選挙の結果は以下の通りであった。

改選前 → 選挙後

与党
自民   290 → 284(-6
公明    34 →  29(-5

野党
立憲民主  15 →  55(+40
希望の党  57 →  50(-7
共産党   21 →  12(-9
維新    14 →  11(-3
社民     2 →   2(±0)

今回の選挙はモリカケ問題を追及される臨時国会の冒頭に安倍さんが解散するという暴挙に出た。

丁寧に説明すると言い続けながら、その説明のための臨時国会を解散してしまったのである。

結果与党は、11議席減らした。

わざわざ解散しなければ11議席多いままで、より有利な国会運営ができたわけだが、解散してかえって議席が減ってしまい、与党にとっては今回の選挙はマイナスしかなかった。(ちなみに衆議院選挙費用は600億円超、もちろんすべて私たち国民の負担です^^;)

他方野党もかろうじて社民が現状維持しただけで、すべての政党が議席を減らした。

立憲民主党以外は!

今回の選挙は立憲民主党のひとり勝ちなのである。

これは改選前の議席と比較してみればあきらかだ。

今回の選挙では、野党第一党だった民主党の前原さんが、以下の政策協定書にサインさせた希望の党に合流したため衆議院民主党は消滅した。

立憲民主は突然の立党にもかかわらず、強烈な追い風が吹いた

希望の党の党首小池さんは、「集団的自衛権行使、安保法制、憲法改正」に同意しない人はいらないと言った。

さあ、民主党はなくなった。

前原さんは希望の党から出ろという。

ここで私の選挙区の民主党候補は、踏絵を踏んだ。

あろうことかこの「憲法改正」の誓約書にサインしたのである。

私の選挙区では毎回自民と民主の候補の事実上の一騎打ちであるが、この「憲法改正を誓約した」希望の党の候補は落選した。

自民候補とは僅差だったので、立憲民主党から立候補していれば、このひとり勝ちの追い風を受けて当選していただろう。

今回は突然の民主党前原さんの「乱心」によって、枝野さんはたったひとりの立党記者会見をを迫られた形だが、わずかな選挙期間にもかかわらず、すべての政党が議席を減らすなか、立憲民主党だけが+40議席と大躍進した。

(たったひとりで立党会見する枝野氏)

(ああ、私はたったひとりになっても、こういう自分の信じるところを貫こうとする人が好きだわ!)

比例東海では、立憲民主党に比例票が集中し、比例名簿の全員を当選させても足りず、結果として自民党に議席を譲る結果になってしまった。誰でも名簿にひとり名前を書いておくだけで、当選させることができた。すさまじいばかりの追い風が立憲民主党に吹いたのである。

私は別に好きな政党などないが、

日本を戦争に導こうとするやつに反対なのである。

立憲民主党のひとり勝ちの原因は国民は「憲法改正反対」だから

立憲民主党のひとり勝ちの原因は、もちろんモリカケ問題ではない。

もし、モリカケ問題が焦点ならば、野党はすべてモリカケ問題を批判している。

野党ならどこでもよかったはずだ。

希望の党はこの反安倍に加えて、原発反対、消費税凍結という非常に国民受けがいい、まともな国民ならすべて賛成する内容を公約に掲げた。

しかし、反原発や消費税税凍という甘言に国民は騙されなかった。

それにもかかわらず、「憲法改正反対」を掲げた立憲民主党だけをひとり勝ちさせたのである。

非常にまともである!

反原発や消費税税凍という甘い表看板にだまされなかった。

選挙の争点にならないよう、決して大きく報道されない「憲法改正問題」が真の争点であることを多くの国民が見抜いていた。

本当に素晴らしい!

日本人はもう簡単にだませなくなっている。

子どもだましの甘言に弄されなくなっている。

これが今回の選挙の各政党のプラスマイナスにはっきり現れた。

私の選挙区には、準備不足で立憲民主党は候補者がいなかった

今回僅差で自民党に敗れた民主党の前職も「憲法改正に同意」させる希望の党ではなくて、立憲民主党から出ていれば、この僅差は圧倒的な差でくつがえせていただろう。

共産党のー9減は、「憲法反対」かつ現実路線の立憲民主党に票が流れたからだ。

公明のー5減という歴史的大敗の原因もやはり憲法改正反対

公明党は創価学会という宗教団体が選挙運動を支えていることはよく知られている。

非常に効率的な組織的選挙運動を展開し、公明党議員を当選させてきた。

その選挙運動の主体となる、婦人部は本来苦労して子育てしている戦争反対の平和を愛する日人々だ。

この盤石の公明党がー5減という歴史的大敗を喫したということは、もうこの選挙運動の中核である婦人部がそっぽを向き始めているのである。

憲法改正を強引にするめる安倍政権を支える公明党議員を、もうこれ以上は応援しないぞ!という意志表示だ。

選挙後、公明党の山口代表は「憲法改正は野党第一党の理解が必要」と述べた。

今までの野党第一党であった前原さんは憲法改正に非常によく理解を示していたが、立憲民主党の枝野さんが憲法改正に理解を示すはずがない。

公明の山口さんも、今回の選挙結果を受けて、こういう発言をせざるを得ないところに追い込まれた。

今までの国会にはなかった憲法改正を止める強固なアンカーが、枝野立憲民主党が野党第一党になることに突如国会に出現したのである。

自民党の中にも憲法改正に慎重な人たちはたくさんいる。

今は安倍一強でその人たちの声は聞こえなくなってしまった。

しかし、憲法改正を急ぎたい安倍さんに対して、例えば二階俊博自民党幹事長は「期限を定めずしっかりやろう」と言っている。

「期限を定めずに」ということは、安倍総理総裁の言うことに幹事長として反対できないが「無期限に先送りしよう」ということだ。

自民党の中にも安倍さんは危ういと思っている人はたくさんいる。

今回の選挙で、国民は「憲法改正反対の現実主義者」を当選させるという民意を示した

今回の選挙では憲法改正反対の現実主義者を国民は当選させるという民意を示した。

これが非常に大きかった。

この理由だけで、急ごしらえでたったひとりで立党した立憲民主党だけが今回の選挙では+40議席とひとり勝ちしてしまった。

この国民の意向を、2019年の参議院選挙を見据えて、今後消滅する民主党の議員は自分の身の振りをどうしたらいいかじっくり考えている。

希望の党から出馬して、僅差で落選した元職議員も、自分の身の振りをどうしたらいいかじっくり考えている。

今回歴史的敗北を喫した公明党議員も、次回の選挙はどうしたら自分が生き残れるのか考えている。

自民党の憲法改正に慎重な議員たちも、どうこの流れを自分に取り込むか考えている。

これだけ、モリカケや原発反対、消費税凍結など、わかりやすい受けのいい報道ばかりされているなかで、国民は唯一「憲法改正反対の現実主義者」の立憲民主党のみに圧倒的勝利を与えたのである。

今回の選挙はとても意義ある選挙だった。

私の選挙区には、自民と希望が二強でどちらに転んでも憲法改正の道しかなくなっていたが、他の選挙区の人々が、ストッパーの役割を果たしてくださった。

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