ご質問をいただきました。
ひさしぶりに金の動きを見たら
いま下がってますね~
ビットコインに比べたら
可愛いい下がり方^^
A(2018/07/29 10:06)
ですね〜
しかしビットコインも現時点で、90万円を越えていますから、このブログでビットコインを買いの記事を書いた時点から現時点までビットコインの方がパフォーマンスはよかったですね。
私はこのブログで、過去に2回、金とビットコインの買いの記事を書いたわけですが、現時点まで両方プラスです。
デイリールーツファインダーの「買い推奨」は100%の精度なんですよ。(笑)
(今のところは!もちろん投資は自己責任ですが。)
「有事の金」にとっては和平は売り材料
金が下げているのは、
トランプさんたちが見かけによらずしっかりしているので、朝鮮半島や対中国など、以前はずいぶん危うかったところで実質的に和平が広がっています。
そうすると「有事の金」にとっては売り材料となりますが、人類にとってはいいことですね。
アメリカは財政的に余裕がなくなっている
今アメリカは貿易戦争をやっていますが、
それだけ財政的に余裕がなくなっているからです。
中国が腹を立て、米国債を売却すると米ドルの暴落が起きかねません。
2018年1月時点で中国は米国債の最大の保有国ですからね。
アメリカは一番借金している人にケンカを売っているのです(笑)
米国債は現在7割超が「額面割れ」であり、
「30年前の強気相場突入以降で初めて投資家がずっと損失を被り続ける事態になりかねない。」状況です。(ロイター2018年7月10日)
こんなものは誰もがさっさと手放したいですよね。
ロシアは今年になって米国債の持ち高を急減させています。(日経新聞2018/7/19)
ロシアはもう何か掴んでいるのかもしれませんね~(笑)
日本国債も今年に入って6回も売買不成立になっています。(ブルームバーグ2017/7/4)
日本も預金課税の議論が出始めた。
日本でも財政再建は先送りになり、
預金に課税する議論が出始めました。
私はどれだけ消費税をあげようが、預金に課税しようが、最終的に国の借金は減らないと見ています。
団塊世代に次に人口の多い私達の世代もあと十年ほどでリタイヤし始めます。
私達の世代が減らせない借金を、少子化の世代が減らせるわけがないのです。
この膨れ上がった借金がどう破綻するのかですね。
(財政が破たんしない可能性は見えません。後はいつどういうタイミングで破たんするのかという問題ですね。)
米国の関税引き上げに怒った中国が明日にも米国債の大量売却を始めるかもしれませんしね。(ロシアはすでに大量売却しましたが、)
ドイツ銀行かイタリアの銀行が音をあげるかもしれない。
日本も地方銀行などは火の車です。
今までこういう金融を仕切ってきたロックフェラーさんやロスチャイルドさんたちのご威光も相当に弱ってきているように見受けられます。
もう彼らはこの世界を思うようにコントロールできなくなりつつあるようです。
もう思うように、戦争も大規模なテロや偽旗事件も起こせなくなっている。
地球の覇権は歴史を通じて西に向かって移動する
そうするとBRICsの上海機構が現在のIMF体制から覇権を奪いにかかるでしょう。
中国(唐)→ムガール帝国→欧州→アメリカと歴史を通じて覇権が地球を西に向かって移って行くのは必然です。
現在はアメリカからアジアに覇権が移行する端境期にかかっていると見ています。
その過程で今の世界の基軸通貨である米ドルにやがて大きな衰退が表面化するでしょう。
第二次世界大戦後は圧倒的な世界のスーパーパワーであった米国が覇権をとることに異を唱えることができる存在はなかったのですが、今のなりふり構わぬ米国に、覇権を維持する力はありません。
それが上海機構に移るのか、
しかし世界中の人の理解が進めば、
特定の政治体制に左右されない
ビットコインなどが基軸通貨になる
可能性もあるのです。
特定の私企業が通貨の流通量をコントロールでき、
(日銀やFRB,EUBも含めて世界の中央銀行は株式会社であり「私企業」です。)
通貨発行差益を独占できる現在の通貨制度は非常にいびつです。
通貨覇権を握る国が、世界の基軸通貨を発行することで、通貨発行差益を独占することはできなくなります。
(米国は貿易決済のための外貨準備高を各国に積ませるだけで、米ドルという紙を輸出し、世界中から資源や商品をタダで買ってきました。これまでアメリカの最大の輸出品は米ドルでした。)
歴史を通じて減価しなかった通貨はない
いずれにしても、いくらでも刷れる通貨は歴史を通じて減価しなかったものはありません。
違いはそのスピードだけです。
(米ドルは発行当時から96%減価しています。つまり当時一ドル100円分だった購買力は今4円分しかないということです。それがどの通貨にも起ってきました。これからも起こるでしょう。)
預金課税は議論が始まっていますが、金や絵画など「実物資産」への課税は極めて難しく実施できないでしょう。
そうするとほっておいてもインフレなどで確実に減価し、簡単に資産課税される預金よりも、簡単に刷れないものに資産を移しておくことは賢明なことだと思いますね。
あと最近は天変地異も増えているわけですが、阪神淡路大震災の時、自宅が燃えてしまったご婦人が「あった!」と金庫を掘り出しました。
中の紙幣はすっかり灰になり失われました。
しかし金も熱で溶けていましたが、再鋳造すると金としての価値はまったく失われていなかったのです。
こういう政府が破綻しようが、銀行が倒産しようが、自宅が燃えようが、まったく価値がうしなわれない金というのは、ある意味真に有事に強いと言えますね。
キャリントンのスーパーフレア
大規模な停電が起こり、「ヨーロッパおよび北アメリカ全土の電報システムは停止した。電信用の鉄塔は火花を発し、電報用紙は自然発火した。」そうです。
1859年と言えば、日本はまだ江戸時代です。
現在社会にキャリントンスーパーフレアと同じものが起きたら、
記録に残る中で最大のフレアは1859年に起き、欧米で電信機などの火花放電による火災が多発した。電気に頼る現在だと、1兆~2兆ドルの損害が生じ、修復に4~10年かかるとの試算もあるという。(
朝日新聞)
キャリントンスーパーフレアと同じものが起きたら電子機器が全滅するようなことが起き、ビットコインなどの電子上の価値は当面役に立たない可能性もありますね。
価値が失われないという点で金はビットコインよりも強いと言えるかもしれません。
発生そのものはキャリントン・フレアクラスですら人の一生の間ですら何度かあるほどの高頻度だとしても、毎回放出された大量の粒子が地球と衝突するわけではないので、数10年に1度のペースで被害を受けるわけではない。運が悪いと、ストライクとなってしまう
最近ビットコインがあげている理由は、
ご参考に!