今回のバリ島は、はっきり言って「スペイン巡礼」の直後であり、まったく予定していなかった。
しかし、海外を旅するというのは私の「思考の現実化」でやっていたことであり、せっかく引き寄せたものは、乗らなければ「実現化」を自ら拒むことになる。
だから思い切って乗った。
数日前まで最終行き先が決定せず、航空券を買ったのは出発の前日という慌しさだった。
そんな初めてのバリ島だったが、色んなことがわかったので、バリ島に行く人の参考になるようにメモしておく。
バリ島への航空券は国内旅行と同等
まず前日に買った航空券だが、福岡からバリ島を往復して3万6千円。片道1万8千円なのである!
今、調べてみたら大分からJRの特急と新幹線で京都に行くとちょうど片道1万8千円だった。
要するに国内旅行と交通費はまったく変わらないのである。
バリ島内での交通費は、今回は主に自転車で回ったので、レンタル代が2週間で2千円台、修理が4千円くらいかかったが、それでも6千円くらいだ。
バスはクタからウブドまで5、6百円というところ。
旅行で一番費用がかかるのが交通費と宿泊費だ。
宿泊費は一人で泊まっても二人で泊まっても同じ
宿泊費は、ひとり当たり最低で一泊500円、最高で3千円だった。
というのはバリでの宿泊は日本と違って「部屋単位」なのだ。
それでほとんどの部屋がツインかダブルなので一人で泊まっても二人で泊まっても「費用は同じ」なのだ。
だから部屋代として最低千円から最高6千円だったということ。
部屋は2千円中盤から3千円程度も出すと、プール付きでいい部屋が多くなる。
ふたりで千円(ひとり5百円プラス)程度なら、ランクアップした方がいい。
ちなみに朝食はほとんどすべてついている。
一人で泊まって一人で朝食を食べても、二人で泊まって二人で朝食を食べても費用はまったく同じなのだ!
ということで、バリ島では二人単位で旅する方がいい。
フランス人は長期のバカンスを楽しむ国民として知られているが、バリ島でもよく見かけた。
彼らはカップルで旅することが多い。2つのカップルがどうして4人で旅している場合も、部屋は別のコテージというパターンだ。
もちろん4人部屋も結構あってその方が割安だが、もちろん夜のためだ。
ちなみに日本人女性のひとり旅をぼつぼつ見かけた。
クタなどのワルン(食堂)でひとり食事しているのだ。
バリの友達に聞くと、日本人の女性の一人旅は結構多いと言う。
私もひとり旅も好きだが、ことバリではそうすると宿泊費の面で非常に不利になる。
ここは友達を誘って、ふたりで宿泊費を割りながら旅するといい。宿泊費と朝食代が半額になる。
もしカップルで初めてバリに来るなら、ここは男性は女性に支払いをさせてはいけない!
プールつきの高級リゾートを二人分の費用を払ってくれる頼りがいのある男性を演出できる。
インドネシアルピアは、日本円やドル、ユーロなどに比べてゼロが2つも多いので、支払いをしているのを見ると、すごい高額の紙幣をバンバン払っているように見える!(笑)
こんなスパでも千円くらいからしてもらえる。
涼しい顔をしてどんどん支払い、彼女の喜ぶ顔を見よう!
食費はすごく安いが、アルコールは地元ブランドのビンタンビール以外輸入品になるため割高だ。
ワインなどはすっごく高い!(ワインを飲みたければスペインがいい!)
ということで、シーズンにもよるのだろうが、国内旅行よりも南半球にあるバリ島の方が安くなる。
こんなプールつきのコテージが一人3千円で、朝食は部屋まで運んでくれる。
こういうプライスでこういうクオリティーを提供されたら、日本の観光業などはとてもかなわない。
これが国内旅行と同じ交通費で行けるのだ。
トータルではこのクオリティーでバリ島旅行は国内旅行よりも安い。