スペイン巡礼10日目 水とワインのお値段 パラス・デ・レイ到着

 ポルトマリンの朝は霧となった。
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 今日は午前中はずっと霧で涼しくとても歩きやすい。

 午後になってもガリシア地方に入ってからは巡礼路に並木があるところも多い。カスティリーヤ地方の乾いた大地と鋭い日差しと違ってぐっと歩きやすい。
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 初めての場合はやはり巡礼が認定される最短距離のサリア出発がしきいが低い。
 それでも110kmあるので、4~5日はかかるが。

 今日は涼しさもあいまっていいペースで歩け、午後2時ころ巡礼宿に入り遅い昼食にした。

 カレー味のパエリアと
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 写真はないが、トリのもも肉のグリル、周囲には揚げたじゃがいもがいっぱい。

 それにチーズケーキのデザート、日本の2倍くらいありそう。

 もちろんパンはたくさんついている。

 あとは飲み物がついてくるのだが、水とワインが選べる。

 私はワインを選んだ。

 水の人はペットボトルで500mlの水が出ていた。

 ワインの人は750mlのフルボトルがテーブルにでんと置かれた!

 水よりもワインの方が1.5も量が多いのである!

 もちろん値段は一緒だ。

 それにしてもランチのメニューでワインが一本フルボトルセットで出てくるのである!@@

 この赤ワインのフルボトルつきのランチが9ユーロ、9百何十円かなのである。

 スペインに来たらぜひ食事中はフルボトルをばんばん開けて、酸化防止剤なしのおいしいワインを思う存分楽しんでいただきたい!

 おかげで私も昼まっからぐっすりシエスタ(昼寝)である。
  
 まぁこれだけお昼をたらふく食べて、ひとりでワインをフルボトル開ければ、シエスタせざるをえんわなぁ

 これがスペインの普通のくらしなのであった。

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